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2007年12月 5日 (水)

春口監督の辞任と昨春のきつい別れ

 ラグビー部の部員2名が大麻を栽培し、さらに他の十数名とラグビー部員用に借り上げているマンションで吸っていた事件の責任を取って、関東学院大学の春口監督が辞任されました。ラグビー部の最高責任者なので辞任は当然ですが、ご本人の健康も悪化されており、ひょっとするともう復帰はないかもしれません。関東学院ラグビー部解散という噂も流れていますし、最悪の場合、もう大学選手権で関東学院大学が見られなくなるかもしれません。

 二十年程前、平尾が同志社で大学選手権3連覇、新日鉄釜石が日本選手権7連覇を成し遂げ、ユーミンが「ノーサイド」をうたって、ラグビー界がおおいに盛り上がっていた頃、関東学院はまだ全国的に無名でした。それが大学日本一6回を成し遂げるまでになりました。春口監督の監督としての手腕はたいしたものですし、社会人になっても伸びる選手が関東学院には比較的多いことは学生を育てるのも上手だということでしょう。

 部員が百名以上もいたら変なのが一人二人いても仕方ないですが、大麻栽培は私の感覚では度を越えています。芸能人ならわからないでもないですが、今は学生の手の届くところにも麻薬がある、ということでしょいうか。変なところまでイージーな世の中になってしまいました。

 栽培していた学生も、吸った学生も、監督とかラグビー部とか好きではなかったのでしょうか。お馬鹿も悪さも若いときの特権や甘えとして多少は許されていいと思いますが、麻薬や強姦は犯罪だというくらいはわかってるでしょうが。一番可愛がってくれた人が一番傷つくんだ、っていうこと想像できなかったのでしょうか。

 自分が学生の頃、指導教官のSMZ先生や助手のN尾さんは怖くもありましたが、(変な意味でなく)人間的に好きでした。だから、私なりに学生生活を満喫しつつも、見捨てられるような行動や失礼な態度だけはとらないように気をつけていました。

 私は千葉大にいたとき、学生とも先生ともいえない中途半端な立場でした。千葉大を去る前に、ある学生に予定をすっぽかされたり、貸した本がそのまま本人の机に置かれたまま卒業していかれたことがありました。そのときは、失礼だなと思うと同時に、「俺は別に嫌われたってどうってことないと思われているのか。」と淋しさも感じました。私はその学生とは親しかったし、人間的に好きでしたが、卒業式のあとの最後の飲み会であえてきつい別れをしました。とても失礼なことをしたとわかって欲しかったし、二度と繰り返して欲しくなかったので。

 その学生のことは、正直、気になります。ときどき、元気にしているかなあ、と思い出します。

 

 

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