ヤシの実ジュース
今日はパスツール研スタッフはTRさんを除いてみな別の現場に向かったので、昨日仕掛けたトラップの回収と調査場所をGPSに記録していく作業をしました。
さて、調査場所は週に二日停電するそうです。仕掛けたトラップも当然その間停止するわけで、せっかく採集した蚊もその間に逃げ出しました。何とか対策を練らなければいけません。
炎天下、バイクを降りて目的の家に向かいます。帽子代わりなでしょうか、皆ヘルメットを脱ぎません。先頭を歩いているおじさんは今日私を乗せていたのですが、やけによろよろバイクを運転するなあ、と思ったら、いきなり脱輪して草地に突っ込みました。かなり焦りましたが、写真のような池に落ちなくて本当に良かった。
家々を回っていると、「お茶でも飲んでいきない。柿でも持っていきない。」(推定訳、なおこれは群馬の方言です)と、言われます。水は沸かしたもの以外は飲まないようにしていたのですが、今日ホーチミンのようなひげを生やしたお爺さんの家で出された水は、飲まないととってもお爺さんに申し訳ない気がして、えいやで飲みました。写真のお宅では、ヤシの実を御馳走してもらいました。甘いのですが、しつこい甘さではありません。先日ベトナムに来られたM教授が、昔、ベトナムで調査場所に行く時に、ホテルから水を持っていくのを忘れたときにはヤシの実のジュースを飲んだと仰っていました。水の貴重な場所ではヤシの実は重要な水分補給源です。
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