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2008年9月13日 (土)

ベトナム、最初の仕事の挫折

 バチャンでの蚊のマーキングリキャプチャーの試験は没になりました。昨日、NIHE側担当のD君に念押しのために、再度研究計画を説明しました。彼から、1000匹の蚊を放すのか(=知らなかった)と今になって初めて知ったかのごとく尋ねられた時、ちゃんとボスのYさんから説明を受けていなかったのか、俺の計画書を読んでいないのか、と本気で心配になったのですが、悪い予感は当たり、ハノイ市保健局から許可がおりませんでした。というか、なんで計画の最初の段階で保健局の許可を伺わなかったのでしょうか。来週からバチャンで試験を開始する予定で準備してきたのですから。彼らも蚊の飼育をしたり、電話をかけて車の手配をしたり、人員を揃えたりと、コストを払っていたはずです。

 私にも落ち度はありました。私の頭の中では、計画がダメになるかもしれない可能性は7月にYさんとの話し合いでOKが出たときに消えてしまったのですが、最初にもっとYさんに念を押しておくべきでした。自分で調査、実験をして論文を書く、学生を指導する。こういう仕事と外国人相手の交渉・折衝はまるっきり違うわけで、私は力不足でした。言い訳になりますが、私には外国人と共同で研究をしたり、外国人を人足として使った経験がありません。これは場数を踏んでいくしかないと思います。ベトナム人との交渉などは日頃のY教授、一緒にフィールドに行った際のHBさん、KDさんのやり方を学んでいくしかありません。

 今回の結果を長崎のボスにメールで連絡したところ、「貴君にはいい勉強になった。・・・・・結局は、期間の限られた中でインパクトファクターの少しでも良い雑誌に結果を残すことが貴君の使命です。」との返答がありました。厳しいですが、途中経過はともかく最後の結果がベストになるようにもっていくだけです。

 まだ一年半あります。もう一度、一から計画を練り直します。

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