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2008年11月

2008年11月30日 (日)

今季2点目と右サイドバック

 サッカーはいつもより遅めで9時50分にDaewoo Hotel集合でしたが、タクシーがなかなかつかまらず、バイタクで行きました。けれど、ノロノロ運転だったので、皆が出かけるギリギリのところで間に合いました。

 試合の方はストライカーのMKさんが4得点、私が1点で、5対2で勝ちました。左足がまだ痛くてあまり動けなかったのですが、一応仕事ができてよかった。いつも右サイドバックをやっている人が今帰国しているので、後半は右サイドバックで10分間出場しました。始終センターバックのOKさんが指示を出してくれたので、何とか大きなミスなくやれました。

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おでんパーティー

 金曜日の夜はフレラボの人たちをうちに呼んでおでんパーティーをしました。日本から帰ってきたUCさんが昆布をお土産に買ってきてくれたので、これは鍋かおでんを作ろうと思い立って、前々日から出汁を取って、大根と卵を煮込んで、その他のネタはUマートという日本食材を売っている店で仕入れました。ベトナム人の女の子たちに受けるかどうか心配だったのですが、おいしいと言ってもらってよかった、よかった。餃子も皮をお店で買って、早目に来たUCさんに手伝ってもらって作りました。こちらもまあまあの評判でした。皆、ビール、ワイン、混ぜご飯、フライドチキンなどなどを持ち寄ってひさびさの飲み会を堪能しました。

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2008年11月28日 (金)

音楽聴きながら仕事をすることに対する考えの違い

 今日はYさんを除いて、珍しくエントの部屋のスタッフがそろっていた日でした。彼らは何か書類を提出しなければならないらしく、昼飯もいつもより遅く12時過ぎにとり、昼休みもそこそこに机に向っていました。私は助成金の申請書類を出し終えて少しほっとして、昨年の仕事の論文を書いていました。それで終わればよかったのですが、...

 突然、S君がベトナムの音楽を流し始めました。1曲で終わるのかと思って黙っていましたが、そのまま流し続けたので、「静かにしろ。」と最初は日本語で注意しました。彼には前にも一度注意したことがありました。けれども、「何か言ってるぜ。」って感じのことを言って、まわりもくすくす笑い出したので、今度は英語で、「ストップ ザ ミュージック。アイム スタディイング。」と強く言うと、止めました。一瞬、部屋の中に緊張感が漂いました。

 S君が帰るときに、彼を呼びとめて、「俺もSWさんも君に研究者になってほしいから日本に研修に行くのをサポートした。けど、日本で何を学んできたの?誰が音楽聴きながら仕事をしていた?最新の研究機器や機材に驚いたかもしれないけど、研究者にとって一番大事なのはアイデアとモチベーションで、テクニックや機械はその次だ。音楽聴きながら仕事をするのはいい習慣ではない。」と、私の言いたいことを伝えました。けれど、彼にはアイデアとかモチベーションとか、それが仕事とどうかかわるのか、わからないようでした。彼の答えは、「日本にいる間は音楽を聴きながら仕事をしなかった。でもここはベトナムだからベトナム流にやる。ベトナム人は音楽を聴くのが好きで、ストレスが高まると音楽を聴きたくなる。8時間も机に座っているのはベトナム人にとってとてもストレスがかかる。でも、あなたが厭なら、あなたがいる間だけは聴くのをやめる。」という内容でした。

 「十年後か二十年後に、君も国際学会で発表するかもしれないんだよ。」という私の話にも、当然だ、という表情でした。日本や欧米から言われたとおり、それをそのまま上から言われたとおりに蚊を採集して、(背後にある学問的な流れや意義について深く考えなくても)そのうち自分の順番が来たら外国に留学させてもらって、博士号をもらえる、くらいにしか頭に思い浮かばないのでしょう。何もわかっていません。

 私は衛研に勤め出した頃、音楽をかけて仕事をしていました。でも、じきにやめました。音楽を聴いていると仕事に集中できないし、仕事に集中していると音楽を聴いていないことがわかったからです。それに寮や部活、県の同期の友人知人の話を聞いていると、音楽をかけながら仕事している職場なんてありませんでした。けれど、妻が家を出ていって、どうにかつくばで働くまでの間、千葉大に行くとイヤホンでいつも同じ音楽を聴きながら、日課にしていた統計の勉強に取り掛かりました。そうしないと本当に壊れてしまいそうでした。だから、恋人と別れた人や、家族や親友をなくした人にまでやめろとは言いません。でも、今そんなにつらいことがないなら、ながら仕事、ながら勉強をやめて、少しでも貪欲に集中した方がいい、と本当に言いたいです。

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2008年11月26日 (水)

音楽好きの新人女性

 先週から大学出たての女性が、新しいスタッフとしてエントのラボに加わりました。昨日、今日と、経験のため、バッチャンの調査に付いてきたのですが、何かにつけて学生気分が抜け切れていません。昼食を食べたレストランで音楽番組が流れていると席を立つときにもう少し曲を聴いてからとか言っていますし(自分に都合の悪い時はベトナム語で話しかけてきます)、車の中では運転手が音楽をいつもかけているのですが、自分の好きなジャンルの曲をリクエストし、おまけに歌い出します。ベトナム人の音に対する神経の無さには、ほとほと閉口します。まあ、行き帰りの車の中で目くじらを立てませんが、幸いその子は英語が多少話せますので、調査については言うべき時にはしっかり言うつもりです。

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2008年11月25日 (火)

坊主頭の評判

 昨日の夜、J-ASIAに参加できなかった人を囲んで飲み会があったので、それに参加した際に坊主頭をサッカー仲間にはお披露目しました。切ったばかりだったせいもありますが、皆好意的でした。

 今日は職場にその頭で出かけたのですが、、、、

 不評でした。特にフレラボで。

 バッチャンへ調査に行くために作業着を着て職場に来たのですが、囚人みたいだと。

 確かに。堀の中の懲りないおっさんという感じがしました。ツノダではないとも言われました。

 切っちまったものはしょうがありません。しばらくこの頭で暮らしていきます。私は毛が伸びるのが他の人よりも早いので、三か月もたてば元通りになると思います。

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2008年11月24日 (月)

J-ASIA、そして坊主

 土曜日にホーチミン市でJ-ASIA杯があったので、金曜日の夜から日曜日までホーチミンにいました。J-ASIAというのは、北は韓国から南はインドネシアまで、在留邦人のサッカーチームが毎年一回アジアのどこかの国に集まって開くサッカーのトーナメント戦です。今回はベトナム開催だったので、開催国枠としてハノイも出場させてもらえました。で、みんな気合が入っていたのですが、.....

 結果は、予選3試合で1分け2敗。その後のびり決定戦でも負け続け、最下位でした(涙)。最初の試合でみんな浮足立って、空回り。ここで波に乗れず、次の試合では絶対勝たなければならなかったのですが、点が入らず、三試合目は今回の優勝チームで、実力差ははっきりしていました。一試合30分で毎回総力戦でいったのですが、ホーチミンはまだかなり暑く、みんなバテバテでした。私は、一試合目で10分間出してもらったのですが、3分くらいでダッシュをした時に左足の腿が肉離れをおこして、こけました。次の試合は休ませてもらって、3試合目から何とか足の痛みをごまかしながらまた出たのですが、結局無得点で、チームも無得点でした。

 そんなわけで、ハノイに戻ってからすぐに床屋に行って坊主にしました。一点も入れられなかったら坊主にするという約束でしたので。

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2008年11月21日 (金)

ベトナム語講座再開

 ベトナム語教室は先週から再開しました。今回の先生は前回よりさらに若く、きゃぴきゃぴしていてたまに疲れます。21歳なのですが、なんか中学生みたいです。勉強の方は、前にやったことをかなり忘れているので、前回のテキストの復習をしています。10回に分けておさらいをして、残り30回で新しいテキストを勉強する予定です。時間は1時間で週2回。これくらいがちょうどいいです。

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2008年11月20日 (木)

紆余曲折の外部資金申請

 研究者として生きていくには論文を書くことも大事ですが、最近は外部資金を取ってくることも重視されます。代表的なのが文部省の科研費ですが、採用率は20%前後です。一人が一件の申請をしていると考えると、五人に一人しかもらえていません。昨年から私も科研費を申請するようになったのですが、蚊をテーマに申請すると過去の業績の面でかなり厳しいと感じます。今年はいくつか半分こじつけで業績欄に加えましたが、できたら申請するテーマに近い業績が欲しいと思っていました。

 ある財団が、リケッチアや寄生虫に関する、発展途上国の疫学的研究に助成金を出すことを一月ほど前に知りました。ダニが媒介する病気をベトナムで調査するとなると、この助成金の公募にぴったりはまります。外部資金獲得の実績が欲しいというのは本音ですが、ベトナムでの衛生害虫の研究に何らかの貢献をしたいというのも私の気持ちの奥底にあります。蚊のフィールド調査についてはNIHEのスタッフはかなり経験があるようですが、蚊以外の害虫、たとえばダニとかハエの調査や実験を行っているのを見たことがありません。

 NIHEの敷地内にJICAの支所があります。ここに8月までおられたIG先生はリケッチアがご専門で、NIHEでのリケッチア検査を指導し、新たにリケッチア研究室を立ち上げる準備をされてきました。ただ、検査体制が完全に確立される前に任期満了で帰国されました。NIHEでもリケッチアの調査研究はこれから重視されると、IG先生からお聞きしましたが、これまでの経験から言うと、何が起こるかわからないのがベトナムです。ドタキャンには苦い思いをしています。私ならダニの採集や同定ができますから、リケッチアの専門の先生にサポートしてもらいながら、NIHEのリケッチアのスタッフと協力して、ダニが媒介するリケッチアの調査の実績を出すことが重要です。私の知り合いで、ダニ媒介性リケッチアの第一人者の先生と連絡を取り、いろいろとアドバイスを頂きながら計画を練り、さらにNIHEのウイルス部の部長にベトナムでのリケッチアの調査研究の現状について話を聞いて、私の計画に対するサポートを約束してもらいました。

 さて、ダニの研究とは直接関係ない方なのですが、日本のボスにも申請について了解を得ようと思って先日メールを出しました。結構、結構、大いにやりなさいという答えを予想していたのですが、そんなに手を広げて、蚊の仕事は大丈夫なのか、という釘を刺した内容のメールが返ってきました。最初はかなり焦ったのですが、蚊の仕事は手を抜かないし、外部資金獲得の実績が欲しいのでなんとかご理解いただきたいと、改めてメールしたところやっと了解がとれました。

 その後で、別のある方に申請書の内容と書き方についてコメントをいただいたのを参考に内容を修正した後で、研究協力者の先生たちにメールを出しました。今日は一日それに終始しました。

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紆余曲折の外部資金申請

 研究者として生きていくには論文を書くことも大事ですが、最近は外部資金を取ってくることも重視されます。代表的なのが文部省の科研費ですが、採用率は20%前後です。一人が一件の申請をしていると考えると、五人に一人しかもらえていません。昨年から私も科研費を申請するようになったのですが、蚊をテーマに申請すると過去の業績の面でかなり厳しいと感じます。今年はいくつか半分こじつけで業績欄に加えましたが、できたら申請するテーマに近い業績が欲しいと思っていました。

 ある財団が、リケッチアや寄生虫に関する、発展途上国の疫学的研究に助成金を出すことを一月ほど前に知りました。ダニが媒介する病気をベトナムで調査するとなると、この助成金の公募にぴったりはまります。外部資金獲得の実績が欲しいというのは本音ですが、ベトナムでの衛生害虫の研究に何らかの貢献をしたいというのも私の気持ちの奥底にあります。蚊のフィールド調査についてはNIHEのスタッフはかなり経験があるようですが、蚊以外の害虫、たとえばダニとかハエの調査や実験を行っているのを見たことがありません。

 NIHEの敷地内にJICAの支所があります。ここに8月までおられたIG先生はリケッチアがご専門で、NIHEでのリケッチア検査を指導し、新たにリケッチア研究室を立ち上げる準備をされてきました。ただ、検査体制が完全に確立される前に任期満了で帰国されました。NIHEでもリケッチアの調査研究はこれから重視されると、IG先生からお聞きしましたが、これまでの経験から言うと、何が起こるかわからないのがベトナムです。ドタキャンには苦い思いをしています。私ならダニの採集や同定ができますから、リケッチアの専門の先生にサポートしてもらいながら、NIHEのリケッチアのスタッフと協力して、ダニが媒介するリケッチアの調査の実績を出すことが重要です。私の知り合いで、ダニ媒介性リケッチアの第一人者の先生と連絡を取り、いろいろとアドバイスを頂きながら計画を練り、さらにNIHEのウイルス部の部長にベトナムでのリケッチアの調査研究の現状について話を聞いて、私の計画に対するサポートを約束してもらいました。

 さて、ダニの研究とは直接関係ない方なのですが、日本のボスにも申請について了解を得ようと思って先日メールを出しました。結構、結構、大いにやりなさいという答えを予想していたのですが、全く逆で、あまり手を広げんと、もっと蚊の仕事に精を出せ、という内容のメールが返ってきました。最初はかなり焦ったのですが、蚊の仕事は手を抜かないし、外部資金獲得の実績が欲しいのでなんとかご理解いただきたいと、改めてメールしたところやっと了解がとれました。

 その後で、別のある方に申請書の内容と書き方についてコメントをいただいたのを参考に内容を修正した後で、研究協力者の先生たちにメールを出しました。今日は一日それに終始しました。

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2008年11月17日 (月)

決起集会でへろへろ

 来週のJ-ASIAに備えて、昨日は最後の調整試合を行いました。今回も半分出させてもらいました。試合は3対2で勝ちましたが、2回の得点チャンスがあり、そのうちの1回はフリーだったので、決められず悔いが残りました。

 試合後はいつものようにビールを飲みながら昼食をとり、その後で一旦アパートに戻ってシャワーを浴び、洗濯を済ませました。夜からJ-ASIAに向けての決起集会があったので、当然参加しました。

 一次会の後半から、イモ焼酎とベトナム製薬草焼酎を飲んで、「師匠」というあだ名の同じ年代の人とイッキをして、またまたへろへろになりました。二次会にも行って(しまい)、アパートに帰ったのは1時半でした。前回の大会では前日に似たような状態で飲み続けたので、当然結果は惨敗だったそうです。一週間前にやっておいて正解。

 今日はのどが痛いです。歌い過ぎならいいのですが、風邪だと早めに直さないといけません。

 そういえば、サッカー仲間の一人がデング熱にかかったという話を聞きました。ハノイで蚊に刺されたから、と本人は言っているそうです。この前の大雨で蚊が増えて、ハノイ市内でもデング熱患者が増えているらしいです。

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2008年11月16日 (日)

近くで見つけた、少し変わったレストラン

 数日前になりますが、フレラボのUさんと私のアパートの近くの「Hawaii」というレストランに行きました。先週、アパートの周りを散歩した時に、何気なく看板が目にとまり、お店の前を通り過ぎたときに、なかなか面白そうな店だと思ってそれから気になっていたのでした。

 お店のドアが道路から奥まったところにあって、通路に面して厨房のグリルがあり、肉を焼いているのが、店のどこからでもよく見えるようになっています。アパートの周りの店はどこも汚くて、国道の向かい側にあるこのあたりはさらに汚いイメージがあったのですが、意外と小ぎれいでした。従業員も割としっかりしていましたし、料理もそこそこ美味しく、値段も内容に見合っていました。

 ちょっと変わっていたのは、ホールの真ん中に特設ステージがあって、そこに子供用の木馬が置かれていました。我々が食事をしていると親子連れの人たちが入ってきました。すると、従業員の人がサンタクロースのように袋の中からたくさんのおもちゃを取り出して特設ステージに置いたため、子供たちがステージで遊び始めました。

 しばらくして、コンパニオンらしきお姉さんが入ってきたのですが、彼女は特設ステージに立って何やらベトナム語であいさつをすると、カラオケの演奏に合わせて歌を歌い始めました。その間、子供達は彼女の周りで遊び、彼女のそばに立ってじっと見上げたりしていました。彼女はそのまま3,4曲歌い終わると再び何食わぬ顔で舞台の袖の席に戻っていきました。

 おもちゃを用意して親の目の届くところで子供を遊ばせておくのは良い演出だとUさんと話しましたが、なんつーか、その場所でそのまま歌を歌わせるところがベトナムだなあと、変な意味で感心しました。

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2008年11月12日 (水)

現地を歩いて感じる、家族について

Rimg0001_2  バッチャンのある陶芸の工房で花瓶の下絵を描いている女性。ここの家のお嫁さんでしょうか、すらすらと葉の模様を描いていました。ただの土の器が彼女のひと筆一筆で命を吹き込まれていきます。そして彼女自身も命を宿しています。薄暗い工房でしたが、彼女のいる場所にだけ光が当たっていて、とても神々しい感じがしました。

 蚊の調査でいろいろな家々を回りますが、たいていの家は大家族です。おじいおばあがいて、倅夫婦がいて、孫もいます。日本の実家に帰ると、まわりは皆老人ばかりで、子供が見あたりません。日本と違ってベトナムは物資が不足がちですが、それでもみんな明るく、淋しさを感じさせません。この頃現地を回っていると、家族について考えさせられます。

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2008年11月11日 (火)

新しい調査とベトナム語の勉強再開

 今日からバッチャンで新しい調査を始めました。すでに何度も来ていますし、狭い町なので、土地勘が働きます。嘘か本当か、ベトナム人は地図が読めないと、ガイドブックに書かれていたのを読んだことがあります。バッチャンでもガイドしてくれる保健所のオバチャンが、私の意思が十分伝わっていないせいもあるのでしょうが、見当違いな場所に連れて行きそうになったので、私が道を指示することがありました。私は山でも町でも地図さえあれば何とか目的地にたどり着く自信があります。ハノイに赴任したばかりの頃、市街地で飲んでも私は歩いて家まで帰れていたので、フレラボのY教授は伝書鳩みたいな奴だ、と言っていました。

 これまでの調査でボウフラの多い家はわかっていたので、保健所の人からその家の人に事情を説明してもらってから、作業を行います。調査では12軒の家を回って、成虫を採るトラップと雌が産んだ卵を採るためのトラップを設置します。そのほか、その家に蚊はどの程度発生している状況なのかが裏データとして必要なので、ボウフラの発生している容器をチェックします。

 何軒かの家の人は、私が外国人であるのも興味を引くのか、協力的で、気さくに話しかけてきます。今日のお昼は保健所の人たちと一緒に食事をしたのですが、彼女たちも私に何か話しかけてきました。今回、NIHEから私と一緒に仕事をする二人の人は英語があまり話せないので、何を言っているのかちょっと英訳してくれ、と頼んでも、困った顔をするだけで、答えが返ってきません。少々ストレスが溜まりました。

 よおーし、それなら俺がベトナム語を話してやろうじゃねえか。

 ベトナム語の勉強のモチベーションが上がったところで、先週予約を入れていた、新しいベトナム語のレッスンを今日の夕方から始めました。前回は週3回、しかも1時間半だったので、かなり疲れました。今回は週2回、1時間にしました。サッカー仲間で、いつも帰りのタクシーで一緒のTK君とか、この前NIHEに来たTIさんとか、ベトナム語がペラペラです。私も、現場に行って現地の人とコミニュケーションをとりますが、現場に行くたびに現地の言葉の必要性をひしひしと感じます。

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2008年11月10日 (月)

苦手なミニゲームとおじさん復活

 先週の大雨の余波でいつも試合をしているグランドが使えないので、急遽ミニゲームに変更になりました。日本人同士二チームに分かれて試合をするのですが、みんな私よりうまいし、走力よりもテクニックがものをいうので、ミニゲームは正直、イヤなんですよね。中心選手がはじめに分かれて、好きな選手を選んでいくやり方だと、いつも最後まで自分は残るので、厭です。社会人の時のラグビーチームでのタッチラグビーでも私は同期のA君といつも最後まで残っていました。前回はバテバテで、負けて昼食のときのビール代を払わされるしで散々でしたが、今回は最後まで走り切れて、試合も勝って、ビール代をごちになれたのでよかったです。

 アパートに帰ると、管理人のおじさんが珍しく元気で、まだ日が出ていたのですが、ヘビ酒を出してきました。腹は大丈夫か、と私が腹を指すと、大丈夫(推定訳)と答えていました。例によってきっちり同じ量だけグラスに入れて、乾杯しました。それにしても、いつ飲んでもまずいです。青汁を飲んだ悪役軍団のある俳優ではないですが、私は飲みながら、まずい、といつも言っています。

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2008年11月 8日 (土)

お持ち帰りの包みをほどいたおばちゃんと元気のないヘビ酒のおじさん

 昨日今日と天気予報は外れ、みごと雨は今日の夕方まで降りませんでした。野外調査はしませんでしたが、その分、壊れたBGトラップについての業者との交渉や手作りの簡易飼育箱を用意したりと、他の作業が進みました。来週から野外調査を始めます。あれっ、このセリフ、前にも言っていたような。

 先週、角田レストランで食事中に、お持ち帰りの途中のおばちゃんと目が合いました。ベトナムの方はじっと人を見る癖があるので、間が持たなくなって、つい、「シンチャオ」と私は言ってしまいます。その時も、「シンチャオ」と声をかけたのですが、何を思ったのか、そのおばちゃんは、お持ち帰りの包みをほどいて、私に食べな、と差し出すではないですか。さらに、私の前に座り、スープの包みをほどいて器に盛り、ご飯をよそり、私の皿におかずを入れて食事を始めました。私にもっと食え、と言ってきたのですが、いつもここの食堂はご飯の盛りが多いし、もう食べ終わるところだったので、断りました。それにしても、私の食べかけのキャベツを食べるし、何なんでしょうか。お店の奥さんも従業員の女の子も制止していましたが、ちっとも聞いていないようでした。

 昨日、久々に角田レストランによったのですが、店のおじさん(と言っても私よりも若い)から、「独りもんなんだからもっと女に声をかけて、早いとこ嫁をもらえ(今度もはっきり言って推定訳です)。」と飯を食う前に説教されました。

 しょーがねえーだろ。

 いつもヘビ酒を飲ませるアパートの管理人兼ガードマンのおじさんは(こっちは年配です)、最近調子が悪いのか、あまり見かけなくなりました。たまに見かけても、だるそうで、椅子に寝そべったまま手を挙げて挨拶するだけです。以前は、元気な声で「シンチャオ」と声をかけてきたのですが。前はかならず年寄りのおじさんの方が入り口で寝ていて、若い方の人が最上階で寝ていたのですが、夜遅く帰ると若い方の人が入口の管理をしていることが多くなりました。代わりにおじさんが最上階にいるわけではありません。家に帰っているようです。だいぶ前に飲んだ時に、薬を見せて、腸のあたりをなでていたので、内臓が悪いのでしょう。心配です。

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2008年11月 5日 (水)

また延期

 今日は久しぶりに雨がやみ、フレラボアシスタントのCOちゃんもようやく出勤してきました。明日は、月曜日から延ばしたバッチャンでの調査の予定でしたが、なんと明日からまた雷を伴った雨になる模様です。バッチャンは周りを川に囲まれているので雨になるとすぐ水没します。ヘタをしたら帰ってこれなくなるかもしれません。というわけで、調査は来週に延期します。

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2008年11月 3日 (月)

目の完治と歓迎会

 今日も小雨が降っています。雨で身動きが取れない人が身近にもいて、TRさんによると秘書課には誰も来ていないそうです。フレラボアシスタントのCOちゃんも、家の周りが水浸しで脱出できないそうです。今日の歓迎会にも参加できず、インスタントラーメンで食いつなぐとか。

 久々にフレンチホスピタルに行き、目の検診をしてもらいました。もうすっかり良くなって、なんともないそうです。いやあ、よかった。念のため、少し目薬をもらいました。

 そういえば視力検査もしたのですが、かなり日本とは違っていました。まず、すべてアルファベットで、穴の開いているのはどっちですか、というのはありませんでした。それから、検査された私の頭の上にプロジェクターがあって、それを鏡に反射してプロジェクターのある側の壁に投影された文字をさらに別の鏡に映して見るという、なんともややこしいやり方で視力を測りました。

 では、これから新人スタッフ三人の歓迎会に行ってきます。皆の予定が合わず、9月から遅れに遅れて今日になりました。私が幹事なので、早目に行っていないといけません。

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2008年11月 2日 (日)

ハノイは昨日洪水だった

 長崎からハノイに戻りました。長崎と福岡では半袖シャツを着ていると浮いて見えましたが、、こちらは相変わらず皆半袖です。空港から帰ってくる途中、一部道路が水浸しになっている部分があって、迂回しました。運転手さんのジェスチャーから推定すると、ハノイは大雨で、胸の高さくらいまで水があったらしい(ホントかい)。

 アパートのネットがまたつながらないので、メールのチェックをせずに今朝はサッカーの集合場所に行きました。時間になっても誰も来ず、仕方なしに家に戻ってからNIHEに来て、メールを見て初めて中止になったことを知りました。いつも試合をやるグランド近くの病院のお医者さんが出勤途中で行方不明になったとか、今度の大雨というか洪水の死者は合計17人だとか、知人のメールで知りました。

 今朝は晴れていましたが、また、雨が降り出しました。明日まで降るそうです。

 サッカーやっている場合じゃないですね。

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2008年11月 1日 (土)

飲み食いに悔いなくもやや太り気味

 午前中、健康診断を受けてきました。判定はやや太り気味で、個人的にもあと最低3kgは落としたいところです。それから、問診ではほぼ健康なのですが、尿に血が混じっていたそうです。父親が前立腺がんなので、気になります。

 昨日は、眼科、歯科、皮膚科をはしごしました。目はもう何ともないそうです。ただ、少し乾燥気味なので、人工涙をしばらくさすように言われました。原因は、色素ではないのではないかとも言われました。じゃあ、何だったのでしょうか。ところで、昨日今日と視力検査をしたら目が良くなっていました。昨年は0.5くらいまで落ちていたのですが、1.0になっていました。歯は根元に詰めていた部分が一か所取れていたので、補強してもらいました。皮膚はまた新しい薬を出してもらいました。

 千葉でOCさんとうなぎを食べて、長崎に来てから二晩続けて新しく来たポスドクのOBさんと「ちえママ亭」と「森北酒店」に飲みに行きました。今日はポスドクの二人とAT君と「みのぶ」で寿司も食べました。今回短い期間でしたが、日本に帰ってきて飲み食いでは心残りはありません。

 だから、太ったのかも。

 日曜はサッカーの試合です。しばらく試合から遠ざかっていたので、少しでも試合に慣れないと。

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