トラップにまつわるトラブル
蚊を採集するトラップを30台、今年の夏に購入しました。ベトナムの電圧に対応していなかったため、実際に使ってみると煙が出る、動かないなどのトラブルが相次ぎました。その時は何とかごまかして使いましたが、後々のことを考えると部品を全部交換した方がいいと思ったので、先日業者に来てもらって、部品を交換するように交渉しました。当然、ただでやってくれるように要求したのですが、部品代は払ってほしいとのあちらの条件をやむなく飲む結果となりました。
今日、その業者がやってきて、部品を交換してもらったのですが、新しく購入した30台を前もって揃えたはずなのに、2台古いトラップが混じっていました。おまけにすでにホーチミンに送ってある分を含めても全部で2台足りないことがわかりました。
先日、エントの人たちが黙ってトラップを6台、ニャチャンに持っていこうとしたので、注意したばかりでした。それ以前にも勝手に箱を開けたり、保管場所を移されたので、その際にごちゃごちゃになったのでしょう。トラップは今バッチャンで行っている調査の分を除いて、ホーチミンに常時置いておくようにしようと思います。Kさんと最初はそういう予定でしたし、たびたび勝手に使われているので、調査直前になって焦ったりすることがあります。
フレラボでも黙って実験道具を持っていかれて困るという話を耳にします。こういうのは、ベトナムの人は悪気がないのか、日本は金持なのだから当然と思っているのか、実際のところよくわかりません。でも、日本の感覚だと失礼、非常識です。
| 固定リンク
「研究」カテゴリの記事
- ハノイの蚊の吸血論文がアクセプトされた(2022.06.29)
- 今年度の室内成果発表会(2022.03.03)
- 年明け早々どん詰まり(2022.01.27)
- 8回の論文修正(2021.08.16)
- オンライン会議でトラブル(2021.04.27)
コメント