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2009年5月15日 (金)

悩む研究テーマと教授からのプレッシャー

 今年度行う研究計画について考え込んでいるので、ここのところブログの更新が滞りがちです。今年に入ってからずっと考えていて、科研の申請がだめだったのでさらに突き詰めて考えるようになりましたが、今月に入ってからようやくアイデアがまとまりつつあります。最近はいつも研究テーマについて考えているせいか、フレラボのベトナム人スタッフからは、シリアスに見えるけど、何か悩みでもあるの?と言われます。

 私の個人的な意見で、何度かブログにも書いてきたかもしれませんが、よい研究、よい論文イコールよいテーマに尽きます。逆に言うと、テーマが小賢しいとアウトプットもしょぼい気がします。研究はやってみないとわからないところがありますが、論文を一本書いたらそれっきりあとが続かない、あるいは金太郎飴のような続編しか出ないような研究は最初からやらないに越したことはありません。ともかく私なりに納得のいく結果を出したいので、新しい研究を始める前はいつも悩みます。

 とはいうものの、自分なりに練って、面白いと思ったアイデアもインターネットで論文を検索していくと、すでに誰かがやっていたなんてことはしょっちゅうですし、新しい材料や現象、技術を勉強するにはかなり時間がかかります。大学だったら指導教官が自分のこれまでに蓄積してきた経験と知識を学生、院生に助言するものですが、そもそも今となっては自分が教官なので自分でやっていくしかありません。

 北大の院生の時の先輩にはテーマから材料になる動物を決めていた人もいましたが、自分の場合は材料になる動物が限定された状況がほとんどで、そこから他の生き物にはないような特徴を見つけて、テーマを決めてきました。教科書や有名な論文を勉強してからテーマを見つけるやり方は正直カッコいいなと思ったこともありますし、一時期自分もそのようなやり方を目指したこともありましたが、無理でした。この年になっても、病気と蚊、という制約の中でテーマを見つけられるかどうかもがいています。

 今日の昼間、日本のボスのTG教授から今年度の研究費についてのメールが来ました。昨年並みという内容にほっとしましたが、最後に、2年間で最低3報です、とまたまたプレッシャーをかけられました。去年は2報でいいぞ、と言っていたのに、何で増えたんだ?まあ、そこのところは飲み込んで研究テーマについての伺いを兼ねた返信を出しておきました。

 

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