ニャチャンでの調査
ニャチャンから今日戻ってきました。滞在先のホテルのネットの接続が最悪で、更新ができませんでした。
仕事は、初日からつまずきました。NIHEから先に来ていたS君がサンプル管の番号の確認をせずに処理をしてしまい、ニャチャンパスツールの人にも、あれほど事前に蛹と幼虫を分けてサンプリングしてくれと言っておいたにもかかわらず、混ぜて採集されてしまいました。
二日目は調査は無事終わりましたが、今週末突然ベトナムに来ることになったM教授のホテルや車の手配で関係者にメールを出すのが大変でした。
調査は午前中に3チームに分かれて家々を回って花瓶や空き瓶に発生するボウフラと蛹を取らせてもらい、ついでに一晩トラップを仕掛けさせてもらって成虫を採集します。午後は取ってきたボウフラを大きめの容器に移し、蛹は採集した場所、容器ごとにアイスクリームカップに移します。幼虫と蛹は成虫になった段階で種を同定します。それから、トラップで採集した成虫も同定します。だいたいこのような作業をしているといつの間にか3時くらいになります。5時には皆引き上げるので、それまでにメールの返事などを済ませました。
ホテルに戻ると、すぐに海パンにはきかえて50メートルほど離れたビーチに行って、1時間くらい泳いでいました。
これまでの調査や研修だと誰かの誘いがあって飲み会になるのに、なんとなく物足りないなあ、と思ったりしていました。ところが、最終日の朝、相手先のベクターコントロール部門の部長さんからお昼のお誘いがありました。最初は、バンメトートの飲みに比べれば、どうってことない、と余裕でしたが、なんとなく人のよさそうな、お酒の好きそうなおじさんに気に入られ、ついつい飲みすぎてしまい、午後からヘロヘロの自分に鞭打って仕事を再開しました。
明日以降の作業を伝えて、どうにか仕事をやり終えてホテルに戻ったところ、S君から部長さんはじめ皆が待っている、との呼び出しを受けました。部長さんの車でビアホイに行き、ここでまた飲まされました。
ニャチャンのパスツール研究所からのオーシャンビュー。すぐ目の前に空と海が広がっています。仕事したくなくなるなあ。
お昼に食べたウニ。たれとわさびを少し入れて、スプーンでかき混ぜて食べました。今の時期にしか食べられないそうです。今までベトナムで食べた海産物の中で一番美味かった。夜にはエラコを唐辛子で炒めたのを食べました。部長さんは精力剤だとか言っていました。学生時代、北大の臨海実習では材料にした動物はすべて食べるつもりでしたが、最終日のエラコだけは食べませんでした。20年後にベトナムで食することになろうとは思いませんでした。
でもって、エラコが原因というわけではないと思いますが、二次会の途中で席を立って、道端のドブの前にうずくまり、、、、
汚水とともにエラコも海に戻っていきました。
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