実習の遅れと書類書き
来年度の科学研究費の所内の締め切りは一月前で、少し遅れて提出したのですが、ある有名な教授のブログで、「科研の申請書書きはぎりぎりまで粘ったものが勝つ。」と書かれてあったのを読んで、再度見直しして今日再提出しました。内容はそれほど変わりませんが、知り合いで過去に科研に通った人の申請書を改めて目を通して、文章の構成や表現を修正しました。一つ肩の荷が下りました。
もうひとつ、助成金の申請書書きが残っています。公募の内容は去年と同じなのですが、日本の共同研究者から、申請書類に予備的なデータとか盛り込んだ方がよい、という指摘をもらったので、こちらの共同研究者であるD君に、10年前の調査結果とか、病気の疫学データとかを提供してくれるように頼んでいます。
来週はホーチミンのパスツール研に日帰りで行って口頭発表をしてこなければならないので、その準備をしないといけません。発表と同時に論文も仕上げるとこの仕事の実質的チーフであるKさんに約束したので、最低でも初稿は書きあげないと。今日、一つ原稿を英文校閲に出しました。徐々にですが、論文書きのペースが良くなってきました。
本来なら、D君の研修に私も付き合ってウイルスの分離を始めるところなのですが、我々にウイルスを教えてくれる方が今週忙しいので、今週の土曜日から実習を始めることになりました。D君も私も今は書類書きで忙しいので、遅れてよかったかもしれません。
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