« 日本にもいた | トップページ | 紅白戦と充電したい気分 »

2010年1月14日 (木)

群馬のお土産とベトナム人とのコミュニケーション

 実家に帰った際に、フレラボの人達にも持って行けと、母親から山椒のつくだ煮とかおからとかを持たされました。私の家は赤城の大沼から流れ出た川が作った谷間にあります。

Rimg0001  家から見た隣近所の風景。

 山椒の木は私がまだ小学生の頃に母が山から引っこ抜いてきて、庭に植えました。毎年春になると母は朝5時ころから近くの山から遠くの草津や新潟の湯沢まで、山椒やぜんまいを取りに行っていました。山菜を取って、家に戻って夜の10時とか11時過ぎまでぜんまいの綿をその日のうちに取ったりして下ごしらえをしていました。あとで時間のある時に調理するのですが、結局ほとんど近所の人達におすそ分けしていました。山に入って、山菜を取って、人に上げるのが本人にとっては当人には喜びだったようです。今は年を取り、おまけに足を悪くしてるので、わざわざ遠征に出ることはしなくなり、庭に植えてある山椒の葉を摘んで、料理しています。

 前回はフレラボの日本人スタッフへのお土産は母の手作りこんにゃくだったのですが、今回の山椒のつくだ煮とおからも皆に好評でした。日本にいるときにはわからないのですが、おふくろの味を味わえるのはすごく幸せなことかもしれません。

 家に帰るときは、成田や羽田からとりあえず上野駅に出て新幹線に乗って高崎駅でいったん降りるのですが、今回高崎駅でベトナムへのお土産に「旅がらす」というお菓子と小さいだるまを買いました。旅がらすはベトナムにも同じようなお菓子があるので、ベトナム人スタッフにも好評でした。だるまはフレラボの3人のベトナム人スタッフにあげました。

 一応、願掛けする際にだるまの片方の目を入れて、願がかなったときにもう片方の目を入れると、拙い英語でベトナム人の女の子たちに説明したのですが、今日Tさんにどうしたのか聞いたところ、

 目が小さかったので、書ききれずにほっぺたの辺まで書いてしまった。

と、答えが返ってきました。

 えっ。違う、目の玉を書くんだ、と言いなおしたのですが、目を描く(draw)でなくて書く(write)と説明した私も悪かったのかも(汗!)。目玉でなくて汗か涙みたいなベトナム語になってしまったわけね。

 こんな時外国人とのコミュニケーションてつくづく大変だと思います。

|

« 日本にもいた | トップページ | 紅白戦と充電したい気分 »

日常」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 群馬のお土産とベトナム人とのコミュニケーション:

« 日本にもいた | トップページ | 紅白戦と充電したい気分 »