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2010年2月 6日 (土)

「龍馬伝」の弥太郎

 「龍馬伝」の岩崎弥太郎が汚すぎるというクレームが三菱関連の方々から漏れ聞こえるそうです。私は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」でしか、坂本竜馬と岩崎弥太郎のことを知りませんが、香川照之の演ずる弥太郎像は私が本からイメージした岩崎弥太郎によくはまっています。ちなみに坂本竜馬は今まで見たドラマの竜馬役の中では「JIN-仁」の内野聖陽が一番しっくりしました。

 「龍馬伝」の岩崎弥太郎は、貧乏で女にもてなくて、自尊心が人一倍強くて、それでもってぼんぼんで女性にもてる竜馬を嫉妬しながらも認めています。私は弥太郎に共感を感じる部分があります。自分が学生時代の頃、貧乏で、(半分冗談が入ってたと思いますが)こ汚いとか言われていました。でも、俺はお前らと違って親をあてにせず、自分の力で大学に通っているんだ、という自負だけはありました。そして、何を研究したらいいかわからないけど、何か成したい、という気持ちだけはもっていました。

 昼間、日本からの仕事にからんで厭なことがありました。

 ベトナムの人は騒音に鈍感です。今宿泊しているホテルも昨日は夜の10時ころまで金槌で何かを叩いている音がしました。

 ホテルに帰って、風呂上がりにビールを飲んでから、

 バッカヤロー

と、叫んだら、少し気分がすっきりしました。

 日曜日までホーチミンで、月曜からはハノイで蚊の採集です。旧正月が近いので、その分仕事が詰まってきます。

 月曜からの段取りをエントのGさんに問い合わせると、すべて準備しておくから、心配しないで頑張れ、と返信が届きました。

 ベトナムで救われました。

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