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2010年3月 1日 (月)

健康診断と同門会総会

 雨の降りしきる中、健康診断を受けるために長崎に戻りました。診断の合間に、オリンピックの女子フィギュアのフリーの中継を控室のテレビで見ていました。韓国のキム・ヨナのノーミスの演技に会場はかなりどよめきだち、iPodを聞いてキム・ヨナから注意をそらしていた真央ちゃんにもかなりプレッシャーがかかったのが画面を通じて感じられました。自分の健康診断に話を戻すと、今年また太ったのと、目が悪くなったのを数値で再認識させられました。

 夕方から、旧ボスと新ボスが見守る中、そして4月からベトナムでのデング熱のプロジェクトを行う、私を含めて3人の病害動物のスタッフがそれぞれ自分のプランを発表しました。私は自分の立場を考えて、ウイルス寄りの計画を述べたました。しかし、旧ボスから、今から実験室でのウイルスの仕事で勝負するのは分がわるいから、野外で採集した蚊からウイルスを検出するとか、あまりウイルスの専門家がやっていない部分から仕事を始めるように、との意見が出されました。新ボスも同じ意見でした。

 翌日は、熱研の職員とOBが所属する同門会の総会が新地町の中華料理店であったので、出席しました。実は、私は、来年度この会から少しばかり助成金をいただくので、前回授与された人がどのような報告をするのか見ておきたかったのです。総会の中で会長が、そもそも私の旧ボスが東南アジアに調査に行くのにお金がないから何とかしてくれと、同門会の幹事(今の会長)に泣きついたのが助成金の始まりだと話していました。当時は総会におねえさんを呼んでいたらしいのですが、そんなお金があったら困っている若手を支援しようということで始まったそうです。いい話です(涙)。

 たいてい授与者は二人ですが、今年は直前に一人の方が辞退され、結局二人でした。しかし、助成金は三人に分かった金額のままでした。まさか、本人が言うわけにはいかず(今言っている)、誰か(うちのボスとか)、二人になったのなら辞退した人の分をその二人にまわしたらどうか、とか提案してくれるかと期待していたのですが、誰も言ってくれませんでした。

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