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2010年3月 1日 (月)

金刀比羅宮、祖谷、大ぼけ

 瀬戸大橋を渡って、まず金刀比羅宮に行きました。土産物屋を抜けて、さらに坂を上って境内に入ると、虎の絵がかかっていました。表書院という建物はかつて応接の場として用いた客殿だったそうで、襖絵には応挙や若冲の絵が描かれています。東京や京都の国立博物館で数年に一度しか見ることができないような絵を見逃す手はないと思って、寄り道しました。今回は応挙の襖絵を見たのですが、あいにく若冲の絵は3月後半から展示する予定で見られませんでした。これほどの名画なのに私以外に客はなく、出口まで行きかけてまた元の通路を戻って、応挙の絵を再度見ました。

 30分ほど絵を見た後、本院、奥の院まで足をのばしました。駐車場のおばさんがお参りするのに1時間半はかかると言っていましたが、結局1時間半かかりました。

Rimg0001_2  車で山道をドライブして、ようやく次の目的地の大歩危、小歩危に着きました。このあたりは吉野川の源流で、平家の落人伝説もある山深い場所です。国道なのに細い道といい、紅葉の名所といい、群馬の吾妻渓谷を思い出しました。群馬の川はもっと浅く、流れが速いですが。

Rimg0009  祖谷のかずら橋を渡っているところ。ただでさえ靴のサイズより足げたの幅が広い部分があってびびるのに、雨で濡れてぬるぬるしていて、結構怖かったです。1分間怖い思いをして渡るのに500円かかりました。大自然の中にある、実にリアルなアトラクションと考えればよろしいのでしょうか。

Rimg0014  かずら橋へ行くのに、向かいの町営の駐車場は500円でしたので、雨でがらがらのこちらの駐車場に入りました。普通は町営駐車場の方が安いはずだけどと思って、駐車番らしきおじいちゃん(か、おばあちゃん)に、すみませーん、本当に300円ですか、と尋ねたところ、がーん、動きません。

 人形でした。

 大ぼけ、かましました

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