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2010年6月

2010年6月25日 (金)

身の回りで増えている怪我人

 フレラボの新しいスタッフのDさんが、先々週の土曜日にバイクの事故で右ひざを骨折して入院しました。今週に入って、同じアシスタントのTさんもバイクで転倒して右足を打撲して一日休みました。今は仕事に来ていますが、包帯が痛々しいです。さらに、秘書のTさんもおととい階段で転んで足を痛めたので、休んでいます。

 エントラボも昆虫の世話をしてくれているGさんがバイク事故で足を怪我して、当分休むそうです。おかげで先週採集してきた蚊の世話と分別を私とYさんとでやりました。

 こちらの仕事にも支障が出てますが、何より自分も怪我には気をつけないと。なにせ、私はけが多いですから。

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2010年6月19日 (土)

S君のサボータージュ

 ハノイは連日35度を超えていて、おまけに時々停電があるので体力的にかなり厳しいです。家に帰ると、何もする気になれず、どたっと床に寝ころびます。夜はエアコンと扇風機をかけっぱなしです。

 前に蚊の調査をしたときに、エントのS君の仕事の態度が悪いので、室長のYさんに言って外してもらったことがありました。その後、しばらくは彼が我々の調査に参加することはなかったのですが、NIHEの人手不足のこともあって、先月からまた参加するようになりました。まあ若いし、あの時に上から注意を受けたらしいので、よくなったと思っていたのですが。

 もっと悪くなっていました。

 彼と家をまわっていると、仕事の途中で勝手に店に入ってお茶をするので、どうしても遅れがちになります。保健所の人達も上から言われて仕事をしているので、休みたいのはわかりますが、ベトナム側の先頭に立って仕事をしなければなないNIHEのスタッフがダラダラしていては示しがつきません。全体のモチベーションが下がります。相変わらず、花瓶が2個あっても1個しか調べなかったりで、不注意なのか、仕事をさぼっているのか、と疑いたくなりました。いつトラブルがあるかわからないので、もう一軒家をまわるぞと言うと、ベトナム語で何か反抗的なことをしゃべるので、保健所の人達のモチベーションも下がりました。

 仕事から戻ってから、Yさんに、S君が仕事中に勝手に休憩をとるので困ると言うと、さっそく翌日から彼は外されました。でも、こうできるのもYさんの影響力のある、もう二年間だけでしょう。

  

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2010年6月17日 (木)

二つの家での初体験

Rimg0006_4 明日までまた蚊の調査です。写真は庭に捨てられた便器その他。こういう場所に雨水が溜まってしっかりボウフラが発生していました。雨水とは知りつつも、ここからピペットでボウフラを採集するのはあまり気分の良いものではなかったです。

Rimg0009_6 今日は、驚いたことが二つありました。ひとつは、建築中の家に住んでいる人を初めて見たことでした。ベトナムは写真のようにレンガを積み上げて家の土台を作ります。上半身裸の人はこの家の主人で、自分で家を作っています。トイレは隣の家のを使わせてもらっているそうです。ベトナム人スタッフに言わせると、こういう場所に住んでいる人が一番デング熱にかかりやすいとか。ベットには蚊帳を吊っているのですが、それでも寝るまではどこかで刺されるでしょうね。なんつったって写真みたいに風が吹くと窓が全開です。

 もう一つは、ある家の二階の点検を終えて階段を降りたら、一時間前に調査したはずの家に一階に戻ったことです。最初に、俺は夢を見ているのかと思い、次にいつの間に酔っぱらったのか、と自分の記憶を疑い、最後に一階からその家の家族が私を見上げているのを見て怖くなりました。幸い、そこの家の中学生くらいの女の子が私を再び二階へ案内してくれて、異次元から戻してくれました。要は私がその時調査に入った家と一時間前に入った家は背中あわせで、しかも兄夫婦、妹夫婦の家であり、二階がつながっているそうです。どこかで見た風景だなとは感じはしましたが、それにしても二階は一つの家という感じでした。

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2010年6月13日 (日)

初めての自殺点

 いつもと違ってザーラムという場所で試合がありました。どこかの大学のグランドらしかったのですが、ほとんど手入れされていなくて、おまけに昨晩の雨でところどころ水たまりがあるし、土の部分は滑りました。

 バックスが少なかったので前半はサイドバックで出ました。最初はなかなか思うようにいかなくてようやく慣れたと思った頃、左からの相手のクロスが胸に当たった、と思ったらそのまま味方ゴールに入ってしまいました。あーあ、自殺点。自分のミスで相手にボールを奪われてそのままゴールというのは過去にありましたが、自殺点は初めてでした。

 3本目にFWで15分出たときにはチャンスがあったのですが、点に絡めませんでした。どうにか味方が点をとってくれたので2対2になりました。それにしても今日は暑かった。

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タムダオでヤマビルの歓迎

 ハノイの郊外にあるタムダオという場所に遊びに行ってきました。ハノイ市内から車で1時間半くらいで、標高は1200mくらいあります。

 ここは国立公園なので、かなり森林が残っています。しかし、山の頂上付近は観光地になっていて、乱開発されていました。動物の痕跡はあまりなく、人間の捨てたゴミばかりが目立ちました。ただ、蝶やトンボ、その他の昆虫は多かったように感じました。でも、このままだと動物もだんだん乱獲され、森も間伐されていくのでしょうね。

 頂上から平地までの間は森林になっていたので、何度か車から降りて、山道を歩きました。すると、いました。ヤマビルが。足を二か所食いつかれていました。靴下の小指の部分が血に染まっていて、靴下を脱いだら血を吸ってコロコロしたのが出てきました。ここでは時々シカも見かけるそうなので、ヒルやマダニも当然いるのでしょう。房総や丹沢を思い出しました。

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W杯開幕に我が家でギョーザパーティ

 金曜の夜はフララボの人達を我が家に招いてギョーザ・お好み焼きパーティーをしました。仕事が終わってからキャベツを茹でたり、肉を混ぜたりして準備が悪いと当初は不平がありましたが、みんなでワイワイやりながら作るのがいいじゃないですか。日本人スタッフの家族の教え方がよかったのか、ベトナム人の女の子たちも思いのほか上手にギョーザを包んでいました。本当は焼きそばもやる予定でしたが、日本人スタッフがもってきたお好み焼きとポテトフライ、私が昨日作ったゴーヤチャンプルで結構おなかがいっぱいになりました。あとはビールも2ケース空きました。ベトナム人の女の子たちがもってきた果物とアイスの差し入れはそっくり残ったので、月曜日に持っていかなくては。

 この日からワールドカップが開幕したので、南アフリカ対メキシコ戦を日本人スタッフで見ました。開催国の南アフリカが善戦してメキシコと引き分けになりました。よし、予想通り。

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2010年6月 8日 (火)

Tくんの結婚式

Rimg0013 エントラボのT君の結婚式が彼の地元のハーティン省であったので、一日年休をとって行ってきました。日曜日の朝9時半にハノイを出て、ハーティン省に着いたのは5時過ぎでした。遠い。

 今朝は8時から彼らのセレモニーに付き合いました。まず、新婦さんの家に親族友人知人が集まりました。新郎新婦は写真のように飾りつけられた車に乗って移動します。移動中、新婦はおもちゃのお札をばら撒きます。 

 Rimg0015_2

 新婦の家の前はサッカー場兼放牧場でした。かなり広そうに見えますが、実際はミニゲームをやるくらいの広さです。近くの川で水牛が水浴びしていたりして、のんびりした場所でした。牛がいるということは、当然地雷もありました(写真はいいでしょ)。どうでもいいですが、地方の子はこういう場所でサッカーをしているのですね。

Rimg0016_2 次に新郎の家に移動して、神棚というか仏壇というかの前で宣誓みたいなことをやっていました。ほとんどのベトナム人は無宗教だという先入観もあるかもしれませんが、私の目から見ると神仏がごっちゃになっているように映ります。新郎の家ではちゃちゃっと儀式を済ませて、すぐに結婚式場に移動しました。

Rimg0020_3

 こちらの披露宴は、たいてい新郎新婦と両親が紹介され、指輪の交換をやり、シャンペングラスのタワーがあります。そのあと両親と新郎新婦がテーブルをまわります。今回は花火もありました。あとは、新郎か新婦のおばあさんが、○○しなさい、という訓示を歌にして贈っていたのが印象的でした。盛りだくさんのようですが、ざっと1時間弱でした。日本のように恩師や上司、友人知人のスピーチはありません。ま、今回は250人くらいでしたが、多いと総勢1000人とかの出席者になりますから、誰も聞いちゃいないでしょうね。

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2010年6月 6日 (日)

ようやく手に入った免許証

 ようやく運転免許証が手に入りました。今回も秘書のTさんに付いてきてもらったのですが、事務員の女性に、通訳として来たのか、と聞かれた彼女は、いいえ、ただうまくいくように隣で祈っているだけです、と答えたそうです(本人弁)。彼女一流のジョークだったのでしょうが、事務の人はむっとしたらしく、手数料のおつりを投げ捨てて返しました。あとでTさんは、失礼な態度だと、怒っていましたが、いくら今まで嫌な思いをさせられてきたといっても、今回はこっちにも非はありました。

 なんだかんだで手数料はたったの3万ドン(150円)でした。

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2010年6月 4日 (金)

パントマイム、水木茂の漫画

 仕事の後、フレラボの同僚の人に誘われてパントマイムを見に行ってきました。日本人の人がやっていたのですが、芸達者で、オチも面白かったです。最後は結局死んでしまうところとか、吉田戦車の「広辞苑」を思い出しました。

 ヒュー。30代後半からの人しか知らないかも。

 毎朝5時45分頃に起きて朝食を作って、6時から「ゲゲゲの女房」を見ながら朝食を食べています。舞台は昭和30年代の日本。水木茂は戦争に行った青年期から40代にかけて本当にお金に苦労したんですね。家のテレビがまだ白黒だったので、昭和40年代の前半だと思うのですが、河童の三平を怖いもの見たさで見ていた思い出があります。

 それから、子供の頃に彼の漫画を見ましたけど、絵がぐろくて、妖怪や幽霊よりも人間の絵の方がかえって怖かった記憶もあります。彼の描いていた中で一番醜くて、怖かったのは、欲に目のくらんだ人間だったような。

 ゆーらり、ゆーらり、ゆーらららー。ゆーらり、ゆーらり、ゆーらららー。ここはどーこの細道じゃー。

 (途中省略)

 行ーきはよーいよーい、帰りーは怖ーい。河童の三平、どーこへゆーくー。

 

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2010年6月 1日 (火)

なかなか難しいダイエット

 2月、3月に帰国した際に、日本食がおいしくてよく食べました。その間、たいして運動しなかったのでかなり太りました。3年前にベトナムに来る直前が30代以降で一番痩せていました。それがベトナムに来てからぶくぶくと10kg太り、こっちに持ってきたズボンの半分は履けなくなりました。

 痩せなければと、朝晩のご飯の量を減らしてはいるのですが、年のせいかなかなか肉がとれません。朝と晩の分を減らしたものの、昼にエントの皆と昼飯を食べた後で、お金を出し合って、青マンゴーやパイナップルを食べるのが習慣になっています。夕方になると、エントの若手がどこからかスルメを買ってきて、炙って食べることが多くなりました。ほんと、エントの人達はフルーツとスルメが好物のようです。

 今日の夕方、スタミナづくりとダイエットを兼ねてNIHEの敷地内を走りました。アパートに戻る道すがらあたりが真っ暗になっていたので、もしやと思ったら、やっぱり停電でした。本も読めず、テレビも見れず、音楽も聴けず、やることがないのでビールを飲んでいたら1時間ほどで復旧しました。でも、これじゃ、また、太りますね(汗)。 

 

 

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