エントラボのT君の結婚式が彼の地元のハーティン省であったので、一日年休をとって行ってきました。日曜日の朝9時半にハノイを出て、ハーティン省に着いたのは5時過ぎでした。遠い。
今朝は8時から彼らのセレモニーに付き合いました。まず、新婦さんの家に親族友人知人が集まりました。新郎新婦は写真のように飾りつけられた車に乗って移動します。移動中、新婦はおもちゃのお札をばら撒きます。
新婦の家の前はサッカー場兼放牧場でした。かなり広そうに見えますが、実際はミニゲームをやるくらいの広さです。近くの川で水牛が水浴びしていたりして、のんびりした場所でした。牛がいるということは、当然地雷もありました(写真はいいでしょ)。どうでもいいですが、地方の子はこういう場所でサッカーをしているのですね。
次に新郎の家に移動して、神棚というか仏壇というかの前で宣誓みたいなことをやっていました。ほとんどのベトナム人は無宗教だという先入観もあるかもしれませんが、私の目から見ると神仏がごっちゃになっているように映ります。新郎の家ではちゃちゃっと儀式を済ませて、すぐに結婚式場に移動しました。
こちらの披露宴は、たいてい新郎新婦と両親が紹介され、指輪の交換をやり、シャンペングラスのタワーがあります。そのあと両親と新郎新婦がテーブルをまわります。今回は花火もありました。あとは、新郎か新婦のおばあさんが、○○しなさい、という訓示を歌にして贈っていたのが印象的でした。盛りだくさんのようですが、ざっと1時間弱でした。日本のように恩師や上司、友人知人のスピーチはありません。ま、今回は250人くらいでしたが、多いと総勢1000人とかの出席者になりますから、誰も聞いちゃいないでしょうね。
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