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2010年9月

2010年9月29日 (水)

殺虫剤散布のその後

Rimg0006 ベトナムのお金持ちで郊外に住んでいる人は家の中に伽藍を拵えています。今日もお寺かと見まかうような立派なのがあったので、そこのご主人と一緒に写真をとらせてもらいました。

 殺虫剤散布の件ですが、家にデング熱患者が出れば別なのですが、 普通は家の一軒一軒に入って消毒するではなくて、通りを歩きながら撒いているようです。ただし、どの程度影響が出ているのかはまだ何ともわかりません。

 

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2010年9月27日 (月)

殺虫剤散布後の媒介蚊調査

Photo_2 前に少し触れましたが、ハノイ遷都千年祭のため今月は市内中に殺虫剤をまかれることになりました。媒介蚊調査は延期するかと尋ねられましたが、薬剤散布の影響がどの程度か知ることも必要なので、休まず調査することにしました。

 私はDon Da区を調べたのですが、7割くらいの家が先週散布されたそうです。ただし、一階だけ散布とか、思ったよりも中途半端で、散布された家からもボウフラが採れました。最初から使えないデータと思っていましたが、散布された家とされなかった家の比較だけでも解析してみます。

 写真は民家の中庭にあった盆栽。ハノイの人は割と盆栽好きで、少しでも庭にスペースがあると盆栽を置きます。もちろん雨ざらしなので、雨期になるとそこに蚊が卵をうみつけます。これまでネッタイシマカは市の中心部に多く、ヒトスジシマカは郊外に多いという傾向があると言われていたのですが、ハノイには中心部にもヒトスジシマカが多い傾向があります。盆栽が一役買っているかもしれません。

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2010年9月24日 (金)

T先生ご夫妻を囲んだ食事会

 昨晩は、長崎から来られたT先生ご夫妻を囲んで、「寛」で食事会がありました。カレイの刺身をはじめ、魚料理がどれもおいしくとても満足しました。T先生は元衆議院議員であり、医者であり、日本で使われなくなった医療器械をベトナムに運ぶボランティアを続けている方です。国会議員かつ医者というと偉そうなイメージがあったのですが、奥様ともどもとても気さくで、楽しいひと時を過ごしました。

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2010年9月20日 (月)

久々のFW

 ハノイには日本人のサッカーチームがうち以外にもう一つあります。日曜日にそこと試合をしました。相手は大手企業チームですが、試合当日はぎりぎり11人しか集まらなかったので、うちのチームに来た中2の助っ人君や監督はじめ数人が入れ替わりで相手チームの助っ人として参加しました。私は前半は久々のFWだったのですが、2度来たチャンスをはずしてしまい、今年はまだ3月に入れた2点だけです。試合はうちの圧勝でした。半分の45分しか出ませんでしたが、疲れました。最近、試合の後は息が切れます。

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2010年9月17日 (金)

S君のカフェ

Son_2 以前ベトナム人のサイドビジネスについて書きましたが、エントのS君はなんとカフェをオープンしました。今日はエントのスタッフ全員をオープンの記念に招待してくれました。写真は、店の入り口の様子です。

2f  2階はカラオケです。建物自体は普通のベトナム人の家で、最初からお店を出すつもりで作った雰囲気ではありません。住宅地のはずれのような場所で、なんか場違いな感じがしました。以前母親から家を買ってもらったと言って、お祝いに自分の彼女と私を夕食に招待したことがありましたが、どうもその家を改装した感じでした。日本ならこういう辺鄙な場所にあるお店でも、実は料理がうまくて、雰囲気のある名店だったりしますが、メニューもサービスも中途半端な感じを受けました。

 私に金を借りに来ないことを切に願います。

 

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2010年9月15日 (水)

トイレの洪水

 以前書いたかもしれませんが、ベトナムのトイレにはまだウォッシュレットがついていません。その代わりに、ホースがついていて、ベトナム人たちは用を足した後、ここから水をおしりに向かって噴射します。私はベトナムナイズされているので、彼らと同じやりかたでおしりを洗います。

 NIHEのハイテクセンターのトイレで用を足し終わって、ホースを引っ張ったところ、いきなりホースが抜けて水が吹き出ました。とりあえず、あわてて紙で拭いて流してから、エントの人を呼びに行って状況を見せました。日本人のスタッフも駆けつけてきてくれて水を止めようとしたのですが、元栓が見つかりません。最後にHさんが女子トイレに元栓を見つけて閉めてくれたので、ようやく止まりました。私はびしょびしょになりました。

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2010年9月13日 (月)

イタリア料理店での送別会

 先月にサッカー関係のOさん夫妻の送別会をしたのですが、今月もプライベートでお世話になったIさん夫妻とIさんと同じ職場のYさんが帰国することになったので、日曜日の夜に「イルグリル」というイタリア料理店で送別会を行いました。長崎大学とJICA関係の人が集まったわけですが、JICA関係の人は初めてお会いする人ばかりでした。ここの料理はおいしくて、ついおなかいっぱい食べてしまいました。

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2010年9月11日 (土)

調査地に殺虫剤散布、5年越しの論文

 金曜日の午前中に、NIHEのエントスタッフから一方的に、明日から調査地で殺虫剤を散布することになった、と連絡がありました。ハノイ市遷都千年を記念してデング熱患者の多い地域で大規模な散布をするそうです。中心になって行う、PMCはNIHEとは別の組織なので、どうにもならないそうです。保健所等の人手も足らないので、今月の調査は延ばすかと聞かれたのですが、とりあえず最少の人数でやれるか、連絡をとってもらいました。それにしても、7月に契約したばかりなのに、あんまりです。

 同僚の人が5年ぶりに書いた論文が先日受理されたそうです。時間が開くとなかなか書けなくなるものですが、よく書いたものです。事務の人と三人で祝杯をあげました。

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2010年9月 7日 (火)

野豚料理

Sn3m0004_0001 オーストラリアに留学していたT君が無事卒業して、先日帰国したので、エントのスタッフ全員で食事に出かけました。タクシーに乗って、紅河を渡り、Long Bien区のはずれにある、野生味のあるレストランで食事をしまいた。写真はレストランの表にあった看板です。右端の写真はスッポンで、そのさらに横に黒い野豚の写真があります。

Sn3m0001_0001

 レストランの様子。日本だったら実は土台とかしっかりしていると思いますが、こちらはそのまんま古い竹と木でできていて、なかなか野趣にあふれた造りでした。自分たちで厨房に行って食べる動物を選んでから料理にかかるらしく、1時間半も待たされました。その間、スタッフとポーカーのようなゲームをして待ちました。

 コブラとかトカゲとかもあったのですが、出された料理は野豚でした。どうりで食事を待っていた時に離れで豚の悲鳴が聞こえたわけです。当然飲み物はウォッカでした。うー。  

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2010年9月 6日 (月)

暑さでばてた試合と鼻くそ女のマッサージ

 日曜日の午前中はサッカーでした。いつものように30分×3本の試合をベトナム人チーム相手に行いました。2対2のまま3本目に突入したのですが、残り15分を切ったところで一気に3点を入れられて負けました。暑さで、皆、足が止まってしまいました。

 試合後、日本食屋でお昼を食べて、Kさん、Yさんとフットマッサージに行きました。私はトイレに行っていたので知らなかったのですが、私にあたった女の子は直前まで鼻くそをほじっていたと、マッサージを始めた後で二人から教えられました。ホントにベトナム人女性の行儀の悪さには閉口します。

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2010年9月 3日 (金)

シプチャーでの水泳、ミニゲーム

 9月2日はベトナムの独立記念日で祝日でした。シプチャーという、ハノイ版チバリーヒルズともいうべき高級住宅街にお住まいのTさんから、プールに泳ぎに来い、というお誘いを受けて昼くらいに出かけました。

 前日に住所を聞いておいたので迷うことなく時間通りにアパートに辿りつきました。ビールを飲んで、お昼をご馳走になって、いざ、泳いだのですが、バタフライをやったら10mくらい泳いだところで左足が攣りました。やっぱ昼飯の時に注がれた芋焼酎が悪かったのか。そもそも、2年ぶりに泳ぐのに、出されたアルコールをそのまま飲んだのがまずかったかも。後半は平泳ぎを中心にして泳いだのですが、私が休み休み泳いでいる間にTさんはずっと泳ぎ続けていました。彼は毎週泳いでいるそうですが、それにしても若い。

 1時間半くらいで泳ぐのをやめて、4時前においとましました。4時からすぐ近くの人工芝グラウドでハノイジャパンの仲間からサッカーのお誘いがあったので、そこでまた1時間半ほど汗を流しました。健康的な休日の午後でした。

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2010年9月 2日 (木)

ブリキの容器のウォッカと松井冬子

 週に一二回、仕事が終わった後、家に帰ってから着替えてNIHEの構内を走っています。昨日も10周走り終わった後で家に戻ろうとすると、守衛のお兄ちゃん達に呼び止められました。部屋に入ると、鶏の蒸し焼きと空芯菜、それにウォッカがテーブルの上にありました。

 彼らに勧められるまま、鶏肉を食い、ウォッカを飲みました。ウォッカは3リットルくらいのペットボトルに入っていたのですが、ブリキでできた四角い容器に中身をまけて、グラスですくって飲みました。その容器がどこかの家の庭の隅に置かれた犬の餌台のようで、ボウフラがわいているのを想像させました。結局、それを7人で空けてしまいました。

 アパートに戻って、7時のNHKのニュース(日本だと9時のニュース)を見ていたのですが、途中で意識を失ってしまって、気がついたら番組が「トップランナー」に代わっていました。臓器の出た女性とか幽霊とかの日本画で有名な、松井冬子さんがゲストでした。数日前の日経に彼女の記事が載っていて、いい女だなあ、と、変わった絵を描いているなあ、というのがその記事を見たときの印象でした。テレビで拝見すると、(とても失礼ですが)薄倖の女性の魂を背負っているかのようなオーラといい、芸大に五浪して入学した芯の強さといい、うつぶせになって絵を描く様子といい、なにか魅力的な人に見えました。

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