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2011年1月29日 (土)

サイン一筆と電話一本

 一か月ほど前より日本から蚊を取る機械のバッテリーを運ぼうとしていたのですが、NIHEで申請書を作成するのと代表者のサインをもらうのにかなり手間取りました。昨日の午後になってようやく書類がそろったので、運搬業者にお願いしたのですが、夕方、代表者のサインが所長のものではないので委任状を書いて下さいという連絡が入りました。

 もうテト休暇に入ってしまうため時間がないので、今朝、エントの元室長のYさんに状況を説明して、所長のサインをもらうようにお願いしました。彼女はコピーの書類を一読した後で、スタッフにそのうちの一枚を渡して副所長のサインを消すように命じました。私の隣のC君が書類からきれいにサインを消して、それを持ってYさんが所長のサインをもらいに行ってくれました。

 が、運悪く、Yさんが部屋を出たあとから、委任状を準備したのでそちらに書いてくれるように業者さんから連絡が入りました。サインをもらって戻ったYさんに、私もついて行って頭を下げるので、もう一回サインをもらいに行ってくださいと、頼んでみましたが、所長には個人的に頼んで書いてもらったので、もう無理という返事。仕方がないので、業者さんに電話をかけて、Yさんに代わってもらったところ、Yさんはかなりの剣幕でしゃべりまくり、意見を押し通した感じでした。その後、Yさんは税関の知り合いに電話をかけて、業者の女の子が委任状を取りに来た時に知り合いの電話番号が書かれたメモを渡していました。

 それで、スムーズに事が進み、夕方には私の手元にバッテリーが届いたとさ。めでたし、めでたし。って、本当にこれでいいのでしょうか。

 たかがバッテリー一個を持ち込むために、仕事場を間借りしている身とはいえ、正攻法でいって、自分のいる職場の所長のサインすらなかなか出してもらえずじたばたしていたのに、電話一本の裏工作ですんなり通ってしまうとは、嫌な仕組みです。

 素直に喜こべないといいますか、なかなか進まない列で順番を守って立っていたら、その筋の(やくざでない)人がすっと私の手を引いて一番前に連れて行って、どうぞと言い残して去っていった、そんな感じがしました。

 この非効率な社会のしくみはどうするつもりなんだ?

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