安中から榛名山、そろそろ一歩踏み出しましょう
たいていは群馬県に入ったら無理してでも実家に泊まるのですが、当初母親が旅行に出かけると聞いたので、温泉に一泊することにしました。群馬県出身でありながら、磯部温泉は初めてでした。昨晩と今朝と二回風呂に入りましたが、なかなかいいお湯でした。残念ながら母親の旅行は地震で中止になったことを後から知りました。
実家に向かう途中で、貫前神社と妙義山に立ち寄りました。普通の神社は石段を登りきった場所にありますが、貫前神社は石段を上ってから下ったところにあって、少し変わっています。群馬で一番由緒ある神社ではないでしょうか。もちろん、上毛かるたにも載っています。
そのあと、群馬県立自然史博物館へ行きました。地方の博物館ながら、化石や哺乳類、鳥類、植物の展示が充実していました。それからサルからヒトへの進化の展示もなかなか凝っていたと思います。残念ながら、ダニの展示はありませんでした。海なし県なので、海洋生物の展示は化石を除いてほとんどありませんでした。驚いたのはサワガニが群馬県では希少動物になっていたことです。子供の時はよく家の近くの、清水が湧いていて大きな石がある場所で捕ったものです。カリカリに焼いて食べたりもしましたが、寄生虫がいると知ってからは止めました。
安中から榛名湖を経由して実家に行きました。お昼を食べた店にあった、るるぶ群馬に、榛名神社は群馬でも指折りのパワースポットであると紹介されていたので、榛名神社にも寄ってきました。ここにはいくつかの旧所名跡があります。今回初めて見たのが、この岩です。榛名神社から榛名湖に向かう途中にあります。たしか二十年くらい前にはなかったと思うのですが、いつの間にかありました。子宝と安産のご利益があるとか。ま、この形だと学問とは程遠いかもしれません。あまり下ネタは書かないようにしているのですが、最近世相が暗いので、出してみました。
昨晩夕食を食べながら日本代表とJリーグ選抜の試合を見たのですが、さすがカズでした。たった一回のチャンスでしたが、決めるときに決めてくれました。スポーツは日本の復興には直接役に立ちません。けれど、今回のカズのゴールで少し元気をもらった気がしましたし、これからオリンピックやW杯で日本の代表選手が活躍すれば私たちはもっと元気づけられますよ。だから、彼らは私たちの生活に必要です。
ラジオでは福島県出身者による福島県応援ソングとドリカムの「何度でも」が毎日かかっています。テレビでは、[無駄遣いを止めよう]、という政府広報がひっきりなしに流れています。一旦は地震から立ち直ろうとした福島県の旅館が、キャンセルが相次いだため廃業せざるを得なくなったニュースが流れていました。全国各地で花見も取りやめだとか。そろそろ前を向いて歩いていきましょう。
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