タイビンでの蚊の採集
二週間前に日本脳炎媒介蚊の調査の下見にタイビン省へ行ってきたのですが、今週は実際に調査へ行ってきました。写真はトラップで蚊を採集した翌朝にホテルにサンプルを持ち帰って、仕分けしているところです。トラップの中にはクモなどが入っていることがあるので、最低限の作業としてそういう捕食者を研究所まで運ぶ前に取り除いておかなくてはなりません。
朝9時半にNIHEを出て、12時にはタイビン省についたのですが、途中でお昼を食べたときに運転手さんが当たり前のようにウォッカを注文したので、Hさんと飲まされました。
1時半にホテルに着いて、2時半から地元の保健所を訪問して、保健婦さんと現場に向かいました。NIHEのスタッフと私の連絡が悪くて、予定していた大規模豚舎ではなく小規模な豚舎で調査を行うことになってしまいました。一か所で集中して行うよりもとれない時のリスクが分散して、結果としては良かったのですが、こっちが当たり前と思っていたことでも念を押さなければだめだと反省しました。幼虫採集やトラップの準備、夜間採集をすべて終えたのは夜の8時半でした。少々早すぎる感じもしましたが、蚊はかなり取れていたので良しとしましょう。
地元の保健婦さんのが手配していてくれたおかげで夕飯を食べそびれずに済みました。写真はメインの魚と鶏肉。が、何と言ってもビールが旨かったです。
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