新所長と理事の訪越
先週、新所長と研究担当の理事が長崎からハノイへ視察に来られました。一人ずつ研究内容の発表をした後で、食事会となりました。新所長の第一印象はどちらかと親分肌的な方でした。
「タイに行きたい。」(そりゃタイの方がいいです。)
「飲んで歌いたい。」(2軒目はカラオケですな。)
Y教授とはどうも肌が合わないらしく、Y教授に終始悲壮感が漂っていたのは拠点の他のメンバーには明らかでした。
拠点の一人一人と面談の時間も設けられましたが、結局、今回私はあまり話さず終わりました。
千葉衛研にいた時、所長、次長が何人も入れ替わりました。私の上司も職員組合の代表者も、そのたびにいろんなつてを使って新しい上役の情報を入手していました。そして、○○さんは××という人だ、と私ら下の者に語ったものです。
私がそれを聞いて、自分の身の振り方を修正したのかというと、とてもそんな真似はできませんでした。そこまで世渡り上手だったら、今とは別の人生を送っているでしょう。
すぐに役立つ研究はすぐに使えなくなる研究、と伊藤嘉昭や桐谷圭治の本に書かれていたことを盾にして、自分の思う研究をやっていました。今思うと、そのおかげでほとんどぶれませんでした。
もともと他人の評価とか当てにならないと思っていましたが、衛研を辞めた時の次長さん達の印象が最初と最後で全く違ったので、一、二年付き合わないと人間の中身なんてわからないと考えています。
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