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2011年11月

2011年11月27日 (日)

ラグビーチームでソフトボール大会出場

 今日はハノイ在留邦人のソフトボール大会でした。昨年はVタワーチームで出場したのですが、今回は声がかからなかったのでタッチラグビーのチームで参加しました。エラーをしたら交代という厳しい制約の中、幸か不幸か私はキャッチャーだったので途中交代もなく、二試合通して参加しました。

 一試合目は割あい余裕の勝利でしたが、二試合目のJICAチームでは山なりボールを皆全く打てず、13対1でボロ負けしました。

 途中空いた時間でスクラムとラインアウトの練習をしました。さ来週の本番は10人制ラグビーなので私の本来のポジションであるフランカーがなく、何と一番プロップをやることになりました。トホホ。相手チームはスクラムで押さないでほしいです。

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2011年11月26日 (土)

バイクのパンク修理

 先週の日曜日にバイクを運転しているときにのタイヤがパンクしていたのに気がついたので、近くの修理店をとりあえず探したのですが、見つかりませんでした。交差点の隅でバイクタクシーのおっさんが若者のバイクを修理していたので、私もその近くにバイクを止めて修理してくれるのを待ちました。

 修理している若者から、ベトナム語で道を尋ねられましたが、わかるはずもなく、その連れの女性からも今度は英語で話しかけられましたが、聞いたことのない通りの名前だったのでわかりませんでした。逆に、こちらから彼女に、パンク修理代について尋ねると、2万ドンでした。

 しかし、バイタクのおっちゃんからは3万ドンを請求され、その前にもう一人のおっちゃんが直したと見せかけて1万ドン支払わわれていたので、合計4万ドン支払いました。

 普段なら怒る自分なのですが、先週は、日本のボスから、アフリカでいろいろと苦労されている話を聞かされていたので、50円、100円位でけちけちするのはやめようと思って、怒りを鎮めました。

 でも、結局、翌朝パンクしていて、家の近くの、以前バッテリーを交換した修理屋で1万ドンで直してもらいました。

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2011年11月23日 (水)

Imgp053150_2 日本のボスが昨日ハノイに来ました。ベトナムのサシガメの研究者に会いたいというので、ハノイ市郊外の国立マラリア・寄生虫研究所(NIMPE)のホアさんという方を訪ねました。

 一昨年ベトナムで、サシガメによる人への吸血が問題になったのですが、結局私のいるNIHEは引き受けず、NIMPEが関わるようになりました。

 もともとは中南米にいる虫なのですが、船で世界中に分布を広げたそうです。南米原産の仲間はシャーガス病という病気を媒介するのですが、今のところベトナムにいる種が病気を媒介することは知られていません。

Imgp054350 現場にも連れて行ってもらったのですが、私がフィールドにしているTu Liem区にありました。ごく普通の昔の平屋建ての家で、庭があって、鶏を飼っていました。保健所の職員が庭の隅の廃材をどかしていくと、材木の裏とか隙間にいました、いました。夜の間に近くの鶏小屋で血を吸ったサシガメがたくさんいました。動きはマダニと違って素早かったです。さらに翅があるので、いざとなれば飛んで移動します。

 実はこの虫、ハノイ市の至る所に分布していて、ハイバーチュン区にもいるそうです。船で密入国してきてベトナムに定着したこと、結構自分達の住んでいる場所の身近にいることを知って、正直驚きました。

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2011年11月21日 (月)

調査中に飲んだ赤ジュースとCちゃんの披露宴

Photo 先週、案内のおばさんの都合で延期になった調査場所へ朝から行きました。現地に着いて調査を始めた早々、おばさんが、留守の家ばかり選んできて、どうするんだと、怒りだしました。

 そんなことを言われても、こちらはハノイ市当局を通じて入手した住民台帳から、すでに調査した家を除いてランダム抽出しているので、どうしようもありません。NIHEのT君はかなりいらいらしていて、保健所の女性陣がそれぞれおばさんとT君をなだめていました。

 写真は、訪問した家で出してもらった飲み物です。かき氷にのっている赤いシロップみたいな味でした。名前はわからないのですが、下に映っている果物を水につけて砂糖を足してあるそうです。この家の奥さんが青い袋から果物を取りだして赤い皮の部分剥いて、皮だけざるに移していました。

 今日は昔フレラボでアシスタントをしていたCちゃんの披露宴でした。朝現場に行くときにスーツを持って行って、保健所に置いておいてもらいました。

 式は11時半開始でしたが、仕事が終わったのが11時35分。急いで保健所で着替えてタクシーに乗り込みました。45分ほど遅れて到着したのですが、すでにセレモニーは終わり、帰り始める人もいました。それでも、出席できてよかったです。もしスーツを持っていかなかったら、披露宴は終わっていたかもしれません。

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2011年11月20日 (日)

ラグビー新歓コンパ

 ハノイタッチラグビーの新歓コンパがキャプテン宅でとり行われました。

 たこ焼き、よせ鍋、味噌鍋、カルボナーラと炭水化物のオンパレードでした。でも、うまかった。

 もう一カ月をきったのですが、試合に向けてがんばりましょう。

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2011年11月17日 (木)

予想通りの結末の媒介蚊調査

 今朝、フイールドに行ったわけですが、いつもの案内のおばさんではなくて、知らないおじさんがいました。アシスタントのT君に、彼で大丈夫か、と尋ねると、あまり家を知らないみたいだけど、家々で聞きながら探し当てるみたいだから大丈夫、といかにもベトナムチックな(昨日に引き続きですが)、回答でした。

 でも、当たり前の話ですが、家のまわり方の効率がなり悪く、30分ほど回って2軒終了した時点で、T君から、これは今日はもう打ち切って、出直した方がいいと思うのだけど、どう思う?という、問いかけがきたので、そりゃそうだ、と同意しました。

 で、昨日の最初の予定通り、来週の月曜日に調査を行う、とすんなり話が決まると思ったのですが、そうもいきませんでした。個人的には、案内のおじさんがやっぱりあまり台帳の住所を理解していなくて無理でした、という報告で済むと思うのですが、T君をはじめ、保健所のスタッフ2名が順繰りに、なぜ、調査を中断したのか、をハノイ市保健局の担当者に説明していました。私は、保健所の人に咎があったような印象を受けてかえって彼女たちに申し訳なく思ったくらいでした。

 個人的には、月曜日になった方がスムーズにいくとこれまでの経験からわかっていたので、ああ予想通り、と思いました。結局、自分がフィールドに行く予定だったのが、昨日の時点で中止であったから、別の調査場所に行きたいと言ったのが発端で、こんな結末になりました。お役所第一の国です。でも、これでは一生懸命仕事をしようという意欲を削ぎます。

 中国に習った中途半端な経済開放ですが、所詮人権は後回しです。

 早く民主主義にならねえかなあ。

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2011年11月16日 (水)

久々にテレビで見たNさんとお役所仕事のベトナム社会

 昨晩、NHKの生命ドラマチックという劇団ひとりが出ている教養番組を見ていたら、コオロギは周りに雌がいる場合と雄がいる場合で鳴き声を変えるとか、中国で闘犬や闘鶏のようにコオロギ同士を戦わせる遊びがあるというのが紹介されていました。雌と交尾をさせると雄が強くなるとかという話もあって、あれー、これって学生時代にお世話になったNさんの研究にかぶっているなあ、と思いながら番組を見ていました。すると、このようなコオロギの行動は脳から分泌されるホルモンが影響しますという展開になって、Nさんがコオロギの実験をしているところが紹介されていました。

 私が大学の4年生と修士の時に、当時理学部の隣にあった実験生物センターにいたNさんのところによくおじゃましていろんな話を聞かせてもらいました。彼は当時30代後半でコオロギの研究が軌道にのってきた時で、まだ私たちと遊びに行く体力もあって、いろいろ付き合っていただきました。本当に、北大の後半の3年間はNさんには公私にわたってお世話になりましたし、当時の私は彼からかなり影響を受けていたと思います。

 けれどもいかんせん、歳月の経つのは早く、今年で60歳になったNさんはもともと痩せていましたが、さらに痩せたように見えました。私も道端のベトナム人の子供から「オング」(じいちゃん)と呼ばれる今日この頃なので、人のことは言えませんが、子供がまだ小さいのに大丈夫か、と心配してしまいました。

 Nさんも相変わらず自分でコオロギの飼育をして、実験を行っていると思うと自分も頑張らなくては、と気持ちを引き締めて、今日は蚊の調査に出かけました。

 ところが、世の中自分の思うようにはいきません。保健所に着くと、案内をする人がみな忙しくて来ないという通告を受けました。一応、昨日C君たちが仕事でここの保健所に立ち寄った時は大丈夫という話だったらしいのですが、当日のドタキャンはいかにもベトナムチックで、怒る気力ももはやありませんでした。

 午後、念のため、C君たちが明日出かける予定の保健所に電話をすると、両方とも予定が入っていたり、案内の人が来れないという返答でした。片方は別の保健所と日にちを入れ替えてもらって、もう一つは来週に延期しました。そして、私はいつも行けない保健所に行けるいいチャンスだと思って、入れ替えした保健所に行けるかどうかC君からハノイ市当局に聞いてもらいました。

 すると、ハノイ市保健局の返答は、来週に延ばすはずの保健所に明日行くようにとの返答がありました。えっ、だって案内のおばちゃんがいないじゃないかと、聞き返してもらうと、保健所の女性が案内するという返答でした。私と相方のT君の意見は、保健所の人では案内は無理だ、ということで一致しているのですが、これって何なんでしょうか。

 蚊の調査をする時には必ず我々と保健所の間にハノイ市や省の保険局が入ります。要は、外国人である私はいちいち今日はここ、あすはそこと届け出をしなければなりません。

 私は他の国で仕事をした経験がないのでわからないのですが、これはベトナムだけですかね?日本で留学生や外国人研究者が調査をする時には、国立公園は別として、いちいち届け出をしなければいけないなんて聞いたことがありません。

 いちいちお役所の手続きをしなければならないので、試薬を手に入れるにしても本当に時間がかかりますし、疲れます。たぶん、今更他の保健所に行く許可は出したくない、けれども自分たちの手際が悪くて行くなとは言いづらいのでしょうか。

 いずれにしても、調査がうまくいかなければ来週また行かなければなりません。

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2011年11月14日 (月)

体の疲れとマッサージ

 先週の日曜はサッカー、タッチラグビー、合気道の三本立てだったため、さすがに疲れがとれず、週半ばでは腰が痛くなりました。結構、だるさがあとを引いて、朝起きるのが億劫な一週間でした。

 今週はサッカーとラグビーだけにして、あとでマッサージをしてもらって月曜日も前回のようなだるさはありませんでした。マッサージなんて贅沢なと、日本にいる人は思うかもしれませんが、疲れがとれて、気分的にもすっきりするなら安いものです。

 

 

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2011年11月 3日 (木)

最近の昼食と恒例のおでん(でなくなった)パーティー

Imgp0488 最近、エントのスタッフもNIHE飯に飽きてきたのか、週に一回くらい外で材料を買ってきて、自分たちでトッピングをしてお昼を食べる機会が増えました。前は、誰かの誕生日とか(たいがいは外食ですけど)、特別のイベントの時だけだったのですが。今日は、バインミー(フランスパン)に野菜と肉を挟んで食べる昼食会となりました。写真のように、キュウリ、トマト、豚肉、ベトナム版ソーセージなどパンにはさんで食べます。外で食べるとパン一枚で8000ドン(30円)です。

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 で、ぱくつくとこんな感じです。いつもは会議をする机で時折こうやって皆で昼食を取るのも悪くはありません。幸い、いつもみんなが声をかけてくれますが、さすがに犬肉を食べたときは声をかけられませんでした。

Imgp0497 例年この時期になるとおでんパーティーを家で行います。でも、ベトナム人スタッフに聞いたところ、おでんは彼女たちの口に合わないそうで、今回はビーフシチューをメインに、あとは例年通りギョーザとお好み焼きにしました。

 幸い、ビーフシチューは彼女らの口にも合い、ほぼ完食になりました。よかった。

 それでも結局おでんの時と同じで、ベトナム人よりも日本人の方の評価が高かったです。まっ正直で、おでんはスタッフの誰も好きではありませんと言い放った、あるベトナム人スタッフに言わせると、優良可の判定をあえて下すとこのビーフシチューは良らしいです。

 今度はエントのスタッフを家に呼んで宴会をやろうと思っているのですが、おでんも(たいがいのベトナム人は辛さに弱いので)チゲ鍋も駄目だとすると、やっぱりビーフシチューをメインにしようと思います。

 ベトナム人スタッフが9時に帰った後も日本人だけで普段しない話をいろいろして、楽しいひと時でした。

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