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2012年6月

2012年6月30日 (土)

マヒドン大での研究打ち合わせ

Imgp0832_3 木曜に日本から戻って翌日からバンコクでした。いつも泊っているホテルのすぐ近くに安めのホテルがあったので、今回はそこに宿泊しました。ランクは下がりますが、割と雰囲気は良かったです。写真は宿泊したホテルです。

 二日間、マヒドン大学のRさんのオフィスで、フランスから来ているJPさんと三人で日本、ベトナム、タイのコガタアカイエカの翅の解析をしました。わりと予想通りの結果となりました。あとは、私(とYさん)が作成した7500個体のヤブカの翅標本をどう解析するのかについて相談しました。

 残りの時間は一緒に食事をしたりしてすごしました。密度の濃い、あっという間の二日間でした。

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2012年6月27日 (水)

合気道本部での稽古

 今日は仕事を6時45分までやって、合気道本部に行ってきました。感染研のある戸山から合気道本館まで直線距離で500mくらいだったので、間に合うかと思っていたのですが、統計研究所から道に迷ってしまって、結局10分位遅刻しました。

 受付の人から、10分も遅刻している、とか言われたのですが、Mさんの名前を出したらすんなり通してくれました。実はMさんは玄関の前で待っていてくれたそうです(すんません)。

 道場に行ってみると、すでに稽古が始まっていました。準備運動も受け身もやっていませんでした。一般クラスなので、当たり前ですが皆袴姿でした。こ汚いよれよれ道着の私は、説明する間もなく見学者扱いとされ、道場の隅に座らせられました。すると、隣に座っていた方が一緒にやりましょうと声をかけてくれたのですが、すぐにその人も含めてすぐ近くで稽古をしていた女性三人で話し合いが行われ、私は外国人の方と稽古を始めました。

 すると師範の方が見かねたのか、Mさんを探して声をかけてくれたので、どうにかMさんと稽古をすることができました。1時間(実際は45分間)の稽古でしたが、休む間がなくてきつかったです。

 稽古の後はMさんに夕食をおごっていただきました。昨日も感染研の皆さんにおごっていただいたので、二日続けて恐縮でした。

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墓参りとフェルメール展

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 月、火と国立感染症研究所でコガタアカイエカの標本を作り、写真に撮って、画像解析をしました。月曜の午前中は、Sさんが外出するので、午後から来て欲しいとあらかじめ連絡があったので、まず浅草に行ってMさんのお墓参りをしてきました。写真は国際通りから見た東京スカイツリー。

 地下鉄を降りてから、しまったと思いました。時刻は10時くらいだったのですが、来る時間が早かったな、と。おいしそうなお店やカフェ、食堂、レストランが軒を連ねているではないですか。先に美術館へ行ってから、お昼近くにくればよかったと思いました。

 それから、銀座で開催されているフェルメール展へ行ってきました。ANAが協賛していることもあって、前回も今回も帰国した時にANAに乗ると、宣伝していたので、気になっていました。生物学者で大のフェルメールフアン(NHKの番組で本人がそう言っていました)の福岡伸一が、全面的に企画監修をしていたことも自分には気になりました。

Imgp0826de 解説を小林薫と宮沢りえがフェルメールとその娘役をやっていたので、解説のテープなんて滅多に借りないのですが、今回は借りました。なんといっても、小林薫は「美の巨人たち」の解説をやっていますから。

 ふつうは、絵の展示会ではカメラ撮影禁止なのですが、実は、この「真珠の耳飾りの少女」をはじめすべての作品が複製のせいなのか、皆パチパチ撮影していたので私も撮りました。

 これは、一番最後の作品で、娘をモデルにしたそうです。かつてのフェルメールの筆遣いといいますか、ようは全盛期の迫力が無いので、フェルメールのものか最近まで議論があったらしいです。

 仕事の方は、昨日今日とかなり根を詰めてやったのですが、難しかった。もっと技術を上達させたらいいのでしょうが、この年になると時間との勝負の部分もありますので、ハノイに戻ってもう少し練習してから決断します。

 

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2012年6月25日 (月)

土日の展覧会巡り

2 土曜日はブリヂストン美術館と国立新美術館へ、日曜日は国立西洋美術館へ行ってきました。

 ブリヂストン美術館は東京駅前のブリヂストン本社内にあります。なんでもブリヂストンの創業者がニューヨークのMOMAに行った時にオフィス街にあったのに感銘して自分の美術館も都心のど真ん中に作ったそうです。

 モネ、ルノアールなど印象派の傑作もありますが、青木繁の「海の幸」とか、日本人の描いた絵でもいいものがありました。

Photo 国立新美術館ではエルミタージュ美術館展をやっていました。エルミタージュ美術館展は以前都心のどこかで行われたので、前に見たことのある絵もありましたが、いい絵は何度見ても飽きることはありません。

 最後は国立西洋美術館。建物はル・コルビュジェの設計で、国の重要文化財です。右手にロダンの彫刻が写っています。

 ここでは現在、国立ベルリン美術館展が開催されていて、ベルリンのいくつかの美術館から傑作を貸し出してもらって展示しています。この展示会の目玉はなんといっても、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」です。

 土日とあってどこも混雑していると思ったのですが、国立新美術館で絵ハガキを買う時には難儀したほかは、予想よりもスムーズでした。



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2012年6月21日 (木)

講義での時間配分の失敗

Imgp0814 昨日は朝早く起きて、長大医学部のグランドを走りました。今日は朝から夕方まで雨で、走りませんでした。これは医学部生協の脇に咲いていたアジサイです。本当に日本に帰ると四季折々の草花をいとおしく感じます。

 今日は午後から留学生を対象にした英語の授業をしました。例年ですと10人くらいのアフリカ系、アジア系の留学生を前に講義をするのですが、今年は、日本人3人、外国人4人、そのうち2人はベトナム人で一人はNIHEで知り合いのベトナム人でした。

 昨年の授業は時間が足りなくなったので、今年は昨年の内容を削って、一つ一つじっくり話したつもりでしたが、なぜかスムーズに授業が進んで、本来3時間の講義なのですが30分前に終わってしまいました。あーあ、やっちまった。

 で、質問を受け付けたのですが、それでも5分で終わってしまいました。

 昨日は、まいてまいて時間が足りず、今日は昨年の失敗を生かして臨んだのですが、あっさり早く終わってしまって、未熟さを露呈しました。

 授業が終わった後で、長崎の知り合いの人と一年ぶりに飲みました。ベトナムの地酒みたいな酒を日本で初めて飲みました。酒屋で飲んだのですが、おちょこくらいのグラスに入って売られていて、飲みやすかったです。

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一年ぶりの研修コースの講義と野外実習

 今日は午後から三ヶ月研修コースの講義が2コマありました。前半はウイルスと蚊について、後半はダニについてでした。講義のあとに野外実習が入っていて、5時に熱研を出発して蚊の採集に行かなければなりませんでした。そのため、講義を15分ほど早く終わらせなければいけなかったのですが、早口にしようとすればするほど噛んでしまって、言いなおしたりして、結局最後の方の家の中のダニの話は時間が足らなくなりました。

 実習は例年通り、諫早のとある農業高校の豚舎と牛舎で夕方6時から11時近くまで蚊を捕らせてもらいました。といっても、ほとんどの準備は日本の助教の人達が中心になって進めてくれていて、私は実習生と一緒に蚊を捕るだけでした。

 吸虫管で壁にとまっている蚊を一匹ずつ採集するのですが、いいですねえ。ベトナムでは大型の掃除機のようなバキュームで採集するのですが、飛んでいる蚊も片っ端から吸い込んでいくので何というか情緒がありません。それから、スタッフが早く帰りたいので、せかされるのも私は気に入りません。

 疲れましたが、少し気分転換になりました。

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2012年6月19日 (火)

合気道5級の試験

 来週から日本へ出張するため、日曜日は半分の卵の観察を終了して、どれだけ生き残っているかを調べることにしました。観察だけだと午前ですむのですが、食事の後に午後も再びNIHEに行って4時過ぎまで作業をしました。今日はできたらタッチラグビーに行きたかったのですが、あきらめました。結局、月曜にまる一日かかって作業は終わりました。

 サッカーの試合は4時半からだったのですが、今回はやめました。理由は、合気道の昇級試験があったからです。前から何度かあったのですが、サッカーと重なったり、どうせ日本に帰国する時に止めるからいいや、とか考えていたので、受けませんでした。

 今回はHさんという、いつも丁寧に教えてくれる方から、受けた方がいいと示唆されたので、受ける気になりました。受験料3万ドン(130円くらい)。

 いつものように準備運動と受け身のあとで、皆がまわりに正座するところまでは一緒だったのですが、そのあと師範代の人達が両端に座って、プリントのコピーを見ているところからいつもと様子が違ってきました。

 それから私の名前とベトナム人の名前が4人ほど呼ばれて、前に出て、正座。受け身から始まって、二人1組で言われた技をかけ合いました。緊張しました。

 幸い相手の方も好意的に技を受けてくれていたので、うまくまとめることができました。

 私たちの5級から始まって、4級、3級、1・2級とすべて終わったところで時間となりました。結果は2週間後にわかるそうです。

 5級といえども結構きつかったです。人に見られながらするのは普段の稽古とは違います。それはこの道場の最高の7段を持っているMさんでも、演武の時はすごく疲れると言っていたので、上級者でもそうなのでしょう。

 すべて終わった後に皆でビアホイに行きました。他のベトナム人から、「コングラッチュレーショーン!」と言われたので、「まだ早い。」と思ったのですが、師範格の人もよかったよ、と言ってくれていたので、たぶん大丈夫でしょう。Mさんが、「みんなのレベルが高かった。稽古している人はそれなりの結果が出た(悪い意味ではない)。」と言っていたのが印象的でした。

 

 

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2012年6月16日 (土)

ネットとNHKの不具合

 家ではなぜかネットがつながらなくなってしまったので、土曜日の午後もNIHEに来ています。NHKのラジオ英会話も昼休みとか夕方時間のある時にやっています。

 NHKも先週末から映らなかったのですが、秘書さんから大家さんに電話をかけてもらって直った、と思ったら、画面が明るすぎて、トキの雛が8羽全部巣立ちました、と放送されても、画面が真っ白でどこにトキがいるのかわかりません。ベトナム人の仕事はこういうところが適当なんですよね。9割がたできると、もう安心して手を抜いてしまう。また秘書さんに苦情を言ってもらったのですが、直した気配はありません。

 

 

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2012年6月13日 (水)

昔のボスの接待と日豪戦を見て

 今日はまた長崎の昔のボスがハノイに来たので、その接待をしました。

 ボスがホテルに着いたという連絡をフレラボの事務の人がしてくれたので、夕飯でもどうですか、と尋ねたところ、そうやな、ほな、7時にホテルのロビーでどうや、との返事でした。

 ラッキー。実は、今日はベトナム時間の午後5時から日本対オーストラリア戦があったので、7時までには試合は終わります。5時半にオフィスを出てもまあらくらく後半戦を自宅で見て、試合が終わったらホテルに行っても十分間に合います。

 ところが、パソコンを電源オフにする前に、更新しましょうね、の警告が出てので、ま、5分位いいか、と思って、はい、と答えたところ、25分も終了に時間がかかってしまいました。

 おまけに、35度近くある暑さの中家に戻ると、週末から早く直せと言ってあったNHKはいざ知らず、我が家のテレビはベトナム国営テレビの番組も砂嵐状態になっていたので、1階の管理人兼守衛のおじさんのところに降りていって、(おじさんがいなかったのですが)勝手にテレビでオーストラリア戦を探して、見ました。

 後半の途中でおじさんが戻ってきて、まず、NHKが見れないんだ、と文句を言って、その後ローカルテレビも見れないんだと、説明する間も惜しんで、今、日本代表の試合をやっているんだ、と説明しました。このおじさんはスポーツの中継が大好きで、今のユーロ選手権をはじめ、テニスの4大大会とか、この間は日本でやっていたバレーボールの試合も見ていたのを知っているので、まとりあえずOKです。

 このおじさんはここ最近アパートに帰ると、バレーボールの話をしてくるのですが、私が子供の頃に日本のお家芸だったバレーボールがオリンピックに出れるか出れないかの瀬戸際にあるなんて、とても悲しくて見る気も起きません。果たして、男子バレーボールはオリンピックを逃したのでした。

 それとは反対に、私は中学の時にサッカーをしていたのですが、その頃はまだ日本がワールドカップに出るというのは本当に夢物語でした。前にもブログに書いたかもしれませんが、兄貴にワールドカップと言ったら、オリンピックにさえ出れないのに、そんなことできるわけねーだろー、と一蹴されました。

 でも今の日本代表は本当に技術もあるし(相手のゴール前で何であれだけボールを保持できるのか)、世界の最先端のサッカーをフォローしている感じがします。オーストラリアの試合運びは私が中学生の時のイングランドリーグ(プレミアリーグの前の)のロングボールとスピードが勝負の体力だけの試合運びみたいでした。

 そのなかで、選手たちが、結局引き分けたのは自分たちがまだまだ足りないんだ、とコメントしていたのが、印象的でした。こういうコメントは日本人からの支持を得られやすいです(謙虚だという意味で人間ができている)。また違った見方をすれば別の意味で若者たちの向上心が強いのだ(とも受け止められます。

 宮本武蔵は相手が自分にかかってきた時に自分はまだまだ足りないと思ったそうです、本当に強かったら相手は首を垂れるはずだと感じたらしいです。でもお互い名人の域に達したらそうなるのかもしれませんが、とりあえず相手がその域に達していなかったら首は垂れないと思います。

 サッカーも柔道も今のバレーボールのようにならないようにならないように、そして今度はサッカーや野球のような商業スポーツがバレーボールを支えるようになりましょう。岡野俊一郎とか川渕チェアマンがかつて西ドイツのクラブチームの運営の在り方に感銘をしたように、サッカーが母体で地方という地域に根ざしたスポーツ団体を日本も作っていけたらと思います。あと十数年後にはこれからはバレーの時代だ、となるかも。ま、野球はしばらくはこのままかもしれません。

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2012年6月11日 (月)

いつまで続く、合気道

 今日もすごく暑くて、昼間の体感温度は35度くらいでした。

 午前中は10時からサッカーだったのですが、先週、かなり疲れが尾を引いたので、今回は休んで、蚊の卵の観察をしました。午後もうだるような暑さで、タッチラグビーも休み、その代わりに合気道の稽古に行きました。

 今日はMさん、Tさん、日本からも出張者の方がきて、日本人は合計四人でした。やはり日本語で指導してもらえるといいです。かなり暑くてへとへとで、終わった後はTシャツがびしょぬれで200ccくらいの汗が絞れました。

 稽古の後はハノイ貿易大学のそばの湖のほとりのビアホイで飲みました。さ来週、日本に帰国した折に感染研に行くのですが、その時にMさんも東京にいるので、一緒に本部道場で稽古をする約束をしました。道場は新宿なので割と感染研からも近いらしいです。

 Mさんも私もたぶんあと1年以内の契約です。Mさんは私に日本にかえっても合気道を続けて欲しいようです。

 毎晩長い夜をもてあまし、酒を飲んでばかりではしょうがないので、中途半端で終わって元もとの気持ちで始めた合気道ですが、いつまで続くかなあ。

 来週、初めて昇級試験を受けます。

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2012年6月 9日 (土)

朝のジョギングとラジオ英会話

 毎朝6時から「梅ちゃん先生」を見てから朝食を食べて、その後割とごろごろしていることが多かったのですが、一発奮起して先週からNIHE構内を走っています。

 40分近くかけて10周くらい走るようにしていますが、腸も活発になるのかよくトイレに行きたくなるので、その時は早めに切り上げます。

 脚の調子がいいと走っているうちにだんだん気分もよくなってきます。アパートに7時くらいに戻ってからシャワーを浴びて、たっぷり朝食を取ってから30分位読書をして出勤します。前の日に飲んで、朝目が覚めてからもテレビを見ながら二度寝していたころと比べればはるかに健康的です。

 この頃は5時半に目が覚めるので、NHKラジオの英会話もインターネットで聞いています。といってもラジオ番組自体を同時中継で聞いているわけではなくて、ネットの番組HPからネット上で勉強できることをやっているだけです。それでも「ニュースで英会話」などは練習問題など盛りだくさんで、一日分をやるだけでも30分位時間がかかります。

 ジョギングもラジオ英会話もできる範囲で続けていければと考えています。

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2012年6月 5日 (火)

合気道とサッカーでヘロヘロ、バテバテ

 土曜日の夕方は合気道をやったら、へとへとでした。稽古帰りにバイクを運転していたら腹が急に痛くなってきましたが、どうにか家に辿り着けたのでトイレに間に合いました。10時半には気が遠くなってきて、そのまま寝てしまいました。

 日曜日の午前中はベトナム人チームとの試合でしたが、相手のFWがかなり速くて、裏を取られて2対4の惨敗でした。その後、30分×2本で紅白戦があったのですが、後半の残り15分はもう走れませんでした。着替えるのも面倒でした。

 おふくろ亭で昼食を食べたら、もう1時過ぎで、バイクでNIHEに行って蚊の卵の観察をしました。毎日たいてい2時間かかるので、当然、タッチラグビーには間に合わず、欠席しました。もう今日はいいや、という気分になり、合気道もパス。この日も10時過ぎには意識がなくなっていました。

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