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2012年8月11日 (土)

包装から見た芸術

 在ベトナム邦人向けの雑誌に、日本からお土産を買ってくるとお土産のお菓子よりもパッケージの箱とかを喜んでほしがる、という漫画が載っていました。そう言われてみると、フレラボの女の子たちも捨てずによくお持ち帰りしています。この前は抹茶のバームクーヘンの入った円柱形の箱を、お茶かコーヒーを入れておくと言って持ち帰っていました。

 お土産に限らず日本の商品はパッケージまで行きとどいているのかもしれません。ベトナムで買い物をすると、小さい品物だと赤いスケスケのビニル袋、大きい品物だとゴミ袋みたいな真っ黒のビニル袋に入れて、はい、どうぞ、で終わりですからね。

 でも、ベトナムの小物雑貨は日本の女性にすごく受けがいいわけですから、安くてセンスの良い布とかで品物を包んだら、買った側はかなり気分がいいのではないでしょうか。昔、日本の陶器がヨーロッパに持ち込まれた時に陶器をくるんでいた浮世絵にゴッホもゴーギャンも、なんじゃこりゃー、というほどの衝撃を受けました。ベトナムの小物でもありですよね。

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