口永良部島其の二
二日目は初めに番屋ヶ峰という場所へ行きました。まず目撃したのが白いシカ、と思ったらノヤギでした。林の中を逃げ回っています。あとで、牧場内で放し飼いにされているヤギや紐でつながれているヤギも見かけました。
シカも牧場内を我が物顔で走り回っています。房総のときに実感したことですが、鹿柵をしても無理やりどこかから入ってくるんですよね。シカ、ヤギ、牛。来月あたりどれもマダニがうようよな気がします。
午前中は新岳に登りました。ここは有毒な火山ガスが出て、確か登山中に死者が出たところでしたが、火口の手前で写真を撮って降りました。久々の山登りで膝はガクガクで、帰りの途中で転んで手の皮をすりむき、ズボンにも穴をあけました。
やっとのことで新岳を降りて車を運転していると、畠という場所で古岳登山口という看板が目につきました。今朝、民宿の奥さんが、息子が3歳になる孫と登山道整備のために登ったと聞いていたので、たぶん道も整備されていて、短いだろうと予想できたので、また山に登ってみました。
新岳登山道は目印もよくわからなくて、おまけに遠かったのですが、古岳の方は整備されているし、近かったので、1時間ほどで火口まで行って戻ってくることができました。シカは新岳の方が多かった気がしました。
今日はもう疲れ切ったので、温泉をはしごしました。まず、湯向温泉へ。ここは湯の花が古くなった牛乳のようにゲル化していましたが、温泉自体はよかったです。おまけに一人で独占でした。
二か所目は寝待温泉。混浴でした。女性が入っています、という看板が出ていたので、出てくるまで待っていたのですが、昨日漁船で見かけた老夫婦でした。旦那さんの方は、ここでは気にせず入れ、とか言っていたのですが、奥さんが服を着るのが確認できるまでは入りづらかったです。この旦那さんはここの風呂は日本一だ、と言っていました。ここでも傷口を温泉に浸しながら疲れを癒しました。
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