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2013年4月

2013年4月30日 (火)

ダイエットとして脱エレベーター

 日本は連休の前半が終わり、今日から3日間は出勤日ですが、ベトナムは明日まで休みです。私は毎日午前中は蚊の観察のためにNIHEに行っています。午後は比較的時間があるので、日曜日にタッチラグビーへ行って、今日は合気道の稽古に行きました。しかし、それでも運動不足気味で、体重が2キロくらい増えました。減量のための一環としてアパートのエレベーターを使わず、階段を使って6階の部屋まで上り下りをするようにしています。

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2013年4月26日 (金)

チャルメラおじさん

 先週は、金、土、日と三連休でしたが、月曜日の飲み会がひどかったため、この一週間は長かったです。今週は明日から来週の水曜日まで休みです。木曜日からいつも通りですが、休暇中も午前中に蚊の観察と世話があるため、連休中は毎日午後だけフリーです。

 サンドウィッチマンの富澤とこなき爺に似ているといわれてきましたが、最近言われるのが、チャルメラおじさんです。ま、おじさんだもんね。

 

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2013年4月24日 (水)

女子学生パワー

 月曜日から東京女子医大の学生三人がベトナム拠点の下痢症研究班に研修に来ています。ということで私の担当ではないのですが、お昼や夕食は皆で食べています。その方が教員の経済的な負担も減りますし、一人で食事をしてもつまらないですし。

 が、一昨日の「紀伊」での飲み会は、7人で日本酒の一升瓶を2本弱開けて、翌日は大変でした。私は朝飯を食べる気になれず、バナナと味噌汁をとってまた寝ていたら、急に胸に込み上げてくるものがあり、トイレに駆け込む間もなく出してしまいました。

 やってしまったー。

 汚物は自分で片付けたのですが、シーツを掃除のおばさんに頼んで洗ってもらい、さらに掃除もお願いしました。

 学生たちの面倒をみているTさんの話だと、彼女たちは翌朝もハイテンションでナムディンに行く途中で朝飯もしっかり食べたとか。

 すごい。

 今の若い子は女の子のほうが元気で、なんでも積極的ですよね。負けるな、草食系男子。

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2013年4月18日 (木)

エントスタッフにウイルスの研修

 エントでも蚊からのウイルス抽出ができるようになるために、Hさんのアシスタントの女の子たちが講師となってエントの人たちに教えています。きっかけは、Hさんのアシスタントの人たちが忙しくなってきたために私がウイルスの分離をお願いしづらくなったためですが、将来的にはエントのためにもなるので、4,5月に研修してもらうことでそのあとはエントだけでなんとかやっていこうという予定です。

 Hさんから彼女たちになんかうまいものでも食わせてやれ、という指示もあったので、昨日のお昼は彼女たちの好きなベト飯屋に行って来ました。研修とはかかわりのないアシスタントの子も交じっていたのはご愛嬌だったとしても、なぜか、日本人スタッフと日本から来たお客さんも加わっていて、私が奢りました。

 肝心の研修ですが、部長のP君が政治的な意味もあるのかよくわかりませんが、NIMPEのスタッフも研修に加えてほしいと突然、依頼されました。あまり人数が多いと実習のスペースと時間がなくなることもあって、NIHEとNIMPEそれぞれ二人までならいいということでこちらも了解しました。

 二日目の昨日はNIHEから一人(もう一人は遅れてきて、そのあと電話を受けて帰ってしまった)、NIMPEから三人でした。NIHEの低いモチベーションにがっかりさせられ、NIMPEの図々しさに腹も立ちましたが、実習の様子を動画に録画したりしているNIMPEスタッフの熱心さには感心させられました。

 NIHEにはS君という分子生物担当のスタッフがいて、彼以外の人にもウイルスの取り扱いをマスターしてもらうのが究極の目的なのですが、先行きに多少の不安を感じました。

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2013年4月12日 (金)

いつもより長かった長崎滞在

Imgp0738

 熱研の病害動物の部屋はかなり人が増えました。いつもは私の机などないのですが、院生の人が秘書の方々の部屋の端っこに私の机を用意してくれました。Hちゃん、ありがとね。

 長崎滞在中は蚊からの吸血源を特定する実験の練習をして、前回失敗したコガタアカイエカの標本を作り直し、ヒトスジシマカの孵化曲線の解析を新しい助教のLさんに教わり、ベトナム南部でのオビトラップでの蚊のサンプリング結果を新しく院生として入学したTさんと解析しました。その間にマダニの調査について数人の人と相談したり、電話で尋ねられたことに答えたりしました。週の半分は飲み会になりました。充実していたのかなあ。

 そうそう、前のパソコン用のカバンがダメになったので新しいのを買いました。ついでにC君から頼まれていたパソコンも持って帰ってやることにしました。これを持ってきたのだからちゃんとデータの解析を全うしろよ、と言って渡すつもりです。

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2013年4月10日 (水)

マダニ騒ぎに対する自分の立場

 日本では新たなマダニ媒介性ウイルスが問題になっています。SFTSって、最初、少女時代(SNSD)の事務所の後輩かと思いました。それはともかく先日の衛生動物学会でも緊急のシンポジウムが開かれるほど、学会でも巷でも関心のある問題です。

 先月ハノイで、フレラボの何人かと飲んだときに、今、お前はチャンスだ、とか言われたのですが、正直言って実感がありませんでした。適当にかわしていたら、ここまで言ってやっているのにその態度は何だとか言われて、さすがに私も腹が立ちましたが、紀伊のKさんが間に入って事なきを得ました。

 たまたま共同研究者として名前を貸した人が科研に当たって、今年度からベトナムなどでマダニの調査もしなければならなくなりました。長崎でも患者が二人出ていたことがわかり、熱研も長崎県、感染研と一緒に長崎でマダニの調査をすることになりました。私も長崎県の調査で採集したマダニの同定をしなければならなくなりました。どちらも私はお手伝いの立場です。

 私の今の立場はベトナムでのデング熱媒介化のプロジェクトですし、今年は今のボスと約束した研究テーマをやり遂げなければなりません。それと今までの蚊の仕事の論文書きです。マダニが巷で話題になっていても、ベトナムにいる以上、一歩離れた立ち位置にあります。

 正直言って、マダニを材料にした新しいテーマというのはまだ頭の中にありません。他の人がマダニを取ってそこからウイルスを取りだすのをお手伝いすることはしますが、あくまでお手伝いで、私のオリジナリティーはありません。

 時代に乗り遅れたのか、それとも今はまだ待て、という神様のお達しなのかは十年くらいたたないとわからないかもしれません。

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2013年4月 8日 (月)

26年ぶりの卒論

 衛動大会の発表は懇親会翌日の朝一番でした。それなりに早起きして間に合ったのですが、お客さんは身内ばっかりでした。おまけに、練習では8分以内におさまっていないかったのですが、なぜか本番は6ちょっとで終わってしまって、質問時間がやたら長くて我ながら失敗しました。

 午後の獣医関係の質疑応答も終わり、先週から予定を入れていた下澤先生とOさんと長崎大学の助教グループで飲みに聞きました。

26 今、先生は昆虫の微小形態を電顕でいろいろ調べ直して余暇兼研究として楽しんでいられています。写真に写っているのは下澤先生、卒業論文を戻された私、今回の橋渡しをしていただいたOさんです。

 まさか、お前に渡しておきたいものがあるといって、卒論を渡されるとは思ってもいませんでした。自分が死んだあとに奥さんと子供が処置に困るだろうと言って渡されました。

 今回渡されたのは、卒論の最終稿でした。そのあとで、私は九州ヒッチハイクに出かけました。なぜか旅に出たかったので。なんで九州かといわれると、北海道は寒すぎるし、本州は広すぎるし、海外に行くには金がないしで、九州を貧乏旅行しました。

 最終稿の前に手書きの原稿を3回提出しました。初校には、一番最後に先生の手書きの文章があって、そこには、

「昨年中に初校を渡すと約束した。1月たってもまだ出ずに、2月にたってもこの程度。自分の能力は人の半分以下なのだから、他人の2倍努力しなければならないということ。農学部に行ってものほほんとするな。」

 今日も角田はバカで、と言われっぱなしでしたが、親が馬鹿な息子ほど可愛いと思うのと同じで、馬鹿な弟子ほど気にかかると思っておきます。

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2013年4月 5日 (金)

朝早くの成田から久々札幌

 ハノイから成田に朝の7時につきました。ベトナムエアラインでは、いつになっても映画が始らず、始まったと思っても、ヘッドホンの接続が悪くて、ずっと右手で接続部を抑えているのにも疲れ果てて、いつしか眠りこんでしまい、映画もギブアップしました。そのうちうとうとしていたら、着陸30分前にヘッドホンの回収が行われてしまいました。どうなったのだろう、スターローンとウィリアムスとシュワちゃんが揃い踏みのアクション映画の結末は。

 新札幌の駅から乗ったタクシーのおじさんの話では、最近は北海道の雪も傘をさすようになったそうです。温暖化のせいなのか、べた雪になっているようです。

 どうにか、江別市の酪農学園大学にたどりつき、生理昆虫談話会に出席しました。昆虫の生体防御の話だったのですが、デング媒介蚊でも感染成立には何らかの影響があるとは思いますけれども、かなり難しかったです。

 懇親会までまだ時間があったので金田荘へ行ってみましたが、6年前の面影は今はなく、おばさんの面影もなくなったような気がしました。

 夜は久々20年ぶりに狸小路6条目のろっくで飲みました。金田荘は変わっても、ろっくは変わらず。よーし。

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2013年4月 4日 (木)

運び屋を断る

 今朝、エントのC君が私のもとに来て、いつ日本に戻るのか聞きに来ました。今夜だよ、と答えると、かなりびっくりした様子でした。ああ、そうか、この間の研修の時のやり残しを仕上げると言っていたけど、結局間に合わなかったのか、と思って尋ねてみると、案の定、そうでした(それだけではなかったのですが)。

 ある方からのメールでわかったのですが、私にお金を預けてその方にパソコンを買って貰い、私に持ち帰ってもらうつもりだったらしい。その方から今朝メールが届いて初めて知りました。
 あのね。試薬だの本だの、こっちは持ち帰るものがいっぱいあるのだよ。お好み焼きを作るのにこちらにはオタフクソースがないから、それも日本で買って持ち帰りたいんだよ。それなのになんで君のパソコンを持ってかえらなければならないの。しかもこの間日本に来た時にたくさん電化製品を買って帰ったのだから、どうせ親戚やら友だちに頼まれたやつでしょ。
 即決で断りました。

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2013年4月 2日 (火)

4月馬鹿に科研費落ちる

 昨日はエープリルフールでした。科研費、またダメでした。

事務の担当者の人から、あとで、つのちゃん、嘘ぴょーん、とかって、来るわけ無いか。

 前ほど落ち込まなかったのは、先週、NHKのプロフェショナルで、本田圭佑の特集を見たせいからかもしれません。彼が、神様は自分に試練を与えてくれている、とポジティブに考えるように、自分もまだまだ自分の至らない部分を鍛えておく期間なのだと、捉えるようにしました。
 メークドラマも角田劇場も、まだこれからです。

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