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2013年11月

2013年11月28日 (木)

NIHEと長崎大との合同ミーティング

Novotel_hotel NIHEと長崎大との合同ミーティングでハロン湾に来ています。昨年度は、ハノイで行ったのですが、今年はNIHEの所長が来年に退職するため、彼のたっての希望でハロン湾に来たのでした。

 朝8時にハノイを出発してお昼にハロン湾に到着しました。なぜ、こんなに早くに来たのかというと、我々に、ワクチン用の猿がいる島を見せたかったそうです。しかし、生憎の雨で猿島行きは中止。
Photo さらに、なんというタイミングか、ベトナムでワクチンを巡るトラブルがまた起こったため、所長も急遽来れなくなったのでした(なんてこっちゃい)。
 いきのバスの中で明日の発表のスライドを見直すといろいろ直したい箇所があったので、ホテルでゆっくり修正出来ました。

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NIHEとの合同ミーティング

Novotel_hotel_2 昨年度から恒例になったNIHEと長崎の合同ミーティングのために、ハロン湾に来ています。昨年度はNIHE で行ったのでわざわざここまで来なくても発表はハノイで十分だったのですが、来年NIHE の所長さんが退職されるため、彼のたっての希望でハロン湾でミーティングを行うことになりました。

 朝8時に桜の植樹を祝ってNIHE で記念写真を撮り、その後バス2台でハロン湾へ。
 なぜ、こんな朝っぱらから来たのかというと、午後にワクチン用に飼育しているサル島に行く予定だったからです。しかし、生憎の雨でサル島に行くのは中止になりました(よかったー)。
Photo_4 バスの中でスライドを見直すといろいろ直したくなる箇所があったので、午後はホテルの部屋で修正して、発表の練習をしました。本来なら円とのスタッフも4人ほど参加できたらしいのですが、最近デング熱の死者が出たため、その対応に追われて来れなくなったようです。
 あいにくの雨で景色はよくないですが、晴れてたらもっと良い眺めなのでしょうね。
 

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2013年11月26日 (火)

タッチラグビーで膝に怪我

 日曜日のタッチラグビーで3チームに分かれたのですが、他の2チームの試合を見ていた時に、プレー中の選手がたまたま私の方に転倒してきてぶつかりました。私はぼけーっと座って見ていたので、避ける間もありませんでした。彼の歯が私の膝に当たって、幅3cmほど切れました。

 走るのに支障が出るほどではなかったので、私も彼もそのまま続けてプレーをしました。その日の私は割と調子が良かったです。トライを3つ、トライにつながるパスを1つ。
 今週はプレゼンがあるので飲み会には参加せずに帰宅したのですが、9時過ぎ位にうとうとしてしまい、そのまま寝入ってしまいました。かといって、飲んでしまうと翌日の体調にもっと悪い影響が出るので、それはそれでよかったのかも。

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2013年11月21日 (木)

奇形の牛

Photo マダニの採集ができないので、バイクをレンタルして島の散策をしました。まずは、中心部にお寺があるのですが、そこからさらに奥に道が続いていたのでどんどん進んでいくと、ところどころに集落がありました。さらに奥へ進んでいくと、まわりを山に囲まれた池があって、牛が放牧されていました。のんびりした景観でした。

Photo_2 もと来た道を引き返して、今度は海岸沿いの道を走っていくと、水牛やヤギが放し飼いされていました。マダニが付いているか確かめたかったのですが、ヤギは警戒心が強くて、逃げられてしまいました。
Photo_3 元室長のYさんから今から牧場に行くから、来ないか、と電話が入ったので、早速行ってみました。昨日、一昨日とここで犬と牛からマダニを取ったのだそうです。で、この牛なのですが、肩から脚が生えていました。これも枯葉剤の影響なのでしょうか。
 
 この前にも書いた記憶があるのですが、今、実験室で殺虫剤試験をやっています。化学物質に対するYさんをはじめとして女性陣の反応が過敏なのには戸惑っています。妊娠などに関わってくるからなのでしょうが、現実にこういう奇形の動物(たぶん人間も)を目の当たりにすると神経質になるのは当然なのかもしれません。彼女たちに不安を与えないように、慎重に実験とその片づけをしていかなくては。

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2013年11月18日 (月)

空振りのカットバ島

Photo マダニの調査のためカットバ島に来ました。朝7時に家の近くのバスターミナルを出発して、ローカルバスに揺られること3時間でハイフォン港に到着。そこからまたバスに乗り換えて、工業団地を抜けてフェリー乗り場へ行きました。船内は欧米人の旅行客ばかりでした。この時は、これから4日間、山道を登り降りしてマダニを取るぞ、と意気込んでいたのですが。

Photo_5 Photo_2 先月に行ったカッティエンとは違って、カットバ島は地形といい植生といい九州の島のような雰囲気を感じました。当初は自然公園の所長さんに挨拶を済ませてからすぐにマダニ採集をする予定でしたが、彼が不在だったので、すぐにサンプリングを行うことにしました。
Photo_4  公園の入口のところで相方のT君が管理事務所の人に声をかけたまではよかったのですが、そこで所長からの許可書がないから、採集はしてはいけない、ということに。 はあ?
 今回は一日前にNIHE のデング媒介蚊の調査のためYさんたちが島に入っていたのですが、後でホテルに戻ってからYさんから説明を受けたところによると、彼女が前日に2回も電話を入れたのにT君はお気楽に構えていたようです。彼も7月に媒介蚊調査のため自然公園に来ていたので、所長に一声かければ今回もなんとでもなると思っていたようです。
 無駄足かよ、と思いましたが、Yさんが島の犬と牛から吸血したマダニを取っておいてくれました。私はサンプリングはできないので、明日の午前中に島の中をバイクで探索して午後はハノイに戻ることにしました。
 いつも感じることなのですが、公園内には昆虫、特にチョウはたくさんいるのですが、マダニは全くいる気配はありません。ここは頻繁に伐採を行っているらしく、伐採地と林が帯状になっています。さらに伐採地には木が植えられています。日本だとこういう場所にはシカがよくやってきて、すぐに若い木の芽を食べてしまうのですが、ここではそういう心配はいらないようです。

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無理せずにスポーツを楽しむ

 今日は年に一度のソフトボール大会でした。今年もタッチラグビーチームで出場しましたが、初回に8点も取られて、ボロボロでした。結果は24対9でぼろ負けでした。皆で大会前はもう少し練習しないとね。

 ちょっと早めに試合会場を後にして、自宅でお昼にしました。その後真っ先にNIHEに行って、蚊の卵の観察をしました。全部見終わるのに1時間半くらいかかりました。
 再び自宅に戻って、明日からのマダニ調査の荷造りをした後、タッチラグビーに行きました。運動量はちょっと物足りないくらいでしたが、明日から調査なのでちょうどいいのかも。
 実は、昨日の夕方、腰が痛くなって、合気道の稽古に行くのを見合わせました。カラオケに来ないか、というお誘いの電話もぶっちぎり、家でサッカー日本代表とオランダの試合をテレビで見ていました。おかげで深酒せずにソフトボールもラグビーもそこそこやれました。
 もう年なので、自分の体と相談しながらなるべく無茶はせずに、自己管理するようにしています。

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2013年11月16日 (土)

遅々としている実験の準備

 デング熱媒介蚊の殺虫剤抵抗性の試験をエントラボで行う準備をしています。ハノイのデング熱媒介蚊の実態を明らかにするために、ここのところ感染実験と殺虫剤試験の準備をしているのですが、かなり手間取っています。

 まず実験をする場所がかなり手狭です。小さなドラフト内で薬品を扱うようにいわれているのですが、メスピペットを使うのにとても狭いです。
 いまどきなぜ、マイクロピペットを使わないかというと、試薬をアセトンに溶かすので、プラスチックのチップを使うとチップが溶けてしまうのです。アセトンなので吸い込みが悪く、電動型のピペットポンプではまったくだめで、ゴム製のピペッターが意外と役立っています。
 昨日、実験の準備を始めたのですが、部屋を使用するにあたって元室長のYさんからかなりしつこく、うるさく言われたので、殺虫剤研究室でやらせてくれないか、と申し出てみました。彼女の答えは、Noで、なぜかというと、もう、殺虫剤実験室はオフィス1部屋しかなくて、実験は行えないそうです。
 若手が二人もいて、普段何をしているんだろう、と余計な心配をしてしまったのですが、とりあえず今の環境でなんとか実験系を立ち上げて、蚊の準備から感染実験と殺虫剤の実験が回っていくようにしなければなりません。
 実は千葉衛研にいたときに、イエバエで殺虫剤試験をやったことがあります。あの時はある程度環境が整っていたので、それにのっかっていけばよかったのですが、ここでは一から始めなければいけないので、結構大変です。
 一応、エントでは感染実験をオーストラリアと共同で行った経験がありますし、殺虫剤試験は長崎大のKさんが考案した実験系を実施しています。しかし、感染実験については、感染後に集団飼育するよりも個別飼育した方が断然生存率が良いことを確かめていますし、殺虫剤試験についてはKさん本人にいろいろと相談にのってもらった結果、彼の実験系は私の研究目的には合わないことがわかっています。
 私のやり方は遠回りなように見えますが、これまでの経験上乗り越えておかなければならないと感じています。

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2013年11月 9日 (土)

愚直なアシスタント

 エントで蚊の飼育や洗い物などをやってくれるVさんは元室長のYさんの姪です。英語がいまいちなので当初はコミュニケーションに苦労したのですが、今では意思の疎通に関しては他のスタッフと遜色ありません。

 ただ、不器用なのと気の利かないのがたまにきずです。二つのことを一度に伝えると混乱するのか仕事の効率がガクッと落ちますし、忙しい状況に置かれると頼んでおいたことを忘れます。ただし、それは彼女の長所と短所の両面で、きちんと説明すれば愚直にやってくれて、決して手を抜いたりしません。
 ところで、おかげさまでオフィスのプリンターはやっと直りました。最初に修理に来たベトナム人はダメベトナム人の典型のような男性でした。何も考えず、とりあえず半ば力ずくでやってしまう。"Waiting"と表示が出ているにもかかわらずガチャガチャ開けたり閉めたりして、それを注意してもやめないので思わず首を絞めたくなりました。こういうやり方で日本から持ってきた電化製品をいきなりコンセントに接続されて、何度修理に出したことか。結局、彼が機械をおかしくするたびに上司が来て、直していきました。
 それに比べるとVさんは慎重です。たぶん、私から見ても決して要領のいいタイプではないので、今までさんざ失敗してきたのでしょう。余計なことは決してしません。
 えー、それくらいやっておいてよ、と思うこともしばしばありますが、私が気を抜かず説明しておけば、余計なことをやってしまう可能性は相当低いので、このままでいいのだと思うようにしています。

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2013年11月 5日 (火)

壊れかけたプリンター

 先週、カートリッジを入れ換えた際に、オフィスのプリンターが閉まらなくなりました。いろいろやってみたけどだめなので、業者に来てもらったのですが、結局ダメ。私がやっていたことと同じようなことをやっていて、どう見ても素人っぽい感じの人でした。さらに力任せにガシガシやっていたので、他の部分が壊れてきました。どうしたんだ、と、秘書のTさんに聞いてもらうと、問題ない、と。壊した部分は彼の上司が来て直していきました。

 その後、金曜日に業者がプリンターを持ち帰って、夕方、直ったという電話が入りました。
 週明けの今日、プリンターを持ってきたのですが、一枚目をプリントアウトした直後は調子が良かったのですが、お昼休みにいくつかドキュメントをまとめて印刷しようと思ったら、紙が真っ黒になって出てきました。しばらくしたら今度は黒字の部分だけが抜けて、白抜きになっていました。なんかだんだん悪くなっていくような感じですが、夕方、再度引き取りに来てもらうことになりました。

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2013年11月 1日 (金)

ネットとプリンターの故障

 カッティエンからダラット経由でハノイに戻ってきたのですが、調査に行く前日から家のインターネットが接続できなくなってしまいました。ようやく、昨日から直ったので、日本のテレビも見れるようになり、家でもネットを楽しめるようになりました。

 が、今度は職場のプリンターが壊れました。トナーカートリッジを交換した時に変な取り出しをしたのか、ドアが閉まらなくなってしまって、一昨日と昨日は自分でもなんとかしてみたのですがだめでした。
 今日、ベトナムの業者さんを呼んでもらったのですが、私が直していてようなことを繰り返しているばかりで、そのうちにもっと壊れていったので、秘書のTさんに私のいるオフィスに来てもらいました。修理に来たお兄ちゃんはボスのところへカートリッジを持って行って、しばらくしてボスと一緒に戻ってきて、彼のボスが一応部下が壊したものは直しました。しかし、結局、ドアは閉まらず、だめです、と言い残して帰って行きました。
 その後、T さんのところに全部のカートリッジを持って帰って点検したいという電話がきたそうです。カートリッジじゃなくてプリンター自体に問題があるように思うのですが、彼女が言うには、余分なサービスで、もうお金はかからないんだから出すだけ出してもいいんじゃない、という話なので、ダメ元で明日もう一回取りに来てもらいます。

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