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2013年12月 7日 (土)

公募の面接

 今、大阪にいます。今朝関西空港に着いて、昼間はある場所まで往復してきました。一年ごとの契約の身分なので、他大学に面接に行ったのですが、散々でした。質問がきつかったです。ある教官からの言論は貶めるとしか、考えられませんでした。

 これからどんな研究をしたいか、ということを自分なりに考えて、マダニで行こうと決めて、これまでの研究についてもマダニの話をしたのですが、これが私に最も近い専門の先生には期待はずれだったようです。フォローもしていただいたのですが、蚊の話を期待したとあとで言われました。今思うと、戦略的にもっと上手にやるべきだったのかもしれません。また、学際的な教育研究機関なのでもっと人間に関わるような話をすべきだったのかもしれません。が、研究をするなら自分の面白いと思うテーマをやるのが私の生き方なので、マダニと野生化した家畜の研究をやりたいという結論に至りました。それが、自分の研究のことしか考えていない、他の教官との協調性が感じられない、と受け取られたかもしれません。今考えると本命がいて、私はとりあえず形式的に最終選考に入れただけだったようです。
 正直言ってこれでよかった気もします。年齢とともに体力と気力が下がってきたのを感じていた今日このごろだったのですが、今日のことがあってまだまだ自分を信じて頑張れる気がしてきました。

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