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2014年2月27日 (木)

ピペット洗浄器

Imgp1192_2 殺虫剤の試験をするのに困ったことがありました。国際標準になっているWHOのテストキットでは蚊が死にません。殺虫剤に対する抵抗性がとても高いのです。

 それもあって、薬剤の濃度がどの程度あったら死ぬのかというのを確かめる必要がありました。殺虫試験に詳しい、長崎大のKさんにも話を聞いてもらったのですが、結局、最も古典的な局所施用法でLD50(50%致死濃度)を求めるしかないと思うようになりました。
 ところが実際に実験を始めたら、ピペットマンが使えません。殺虫剤はアセトンで希釈するのですが、使い捨てのチップはプラスチックでできているのでアセトンに溶けてしまうのです。しょうがないのでガラス製のピペットを使うことにしました。
 しかし、また問題が生じました。日本では使い終わったピペットは洗浄器に入れて洗うのですが、ベトナムにはないのです。梅澤忠夫の本に、ベトナム人はありあわせの材料で車のパンクの修理とかなんでもやってしまう、本当に器用だ、と書いてあったのを思い出して、エントのスタッフの中でも器用なC君に洗浄器の写真を見せてこれと同じものを作ってくれないかと、聞いてみたら、時間はかかりましたが、実際に作ってくれました。
 すごいよね。

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コメント

すごーい

投稿: | 2014年3月 1日 (土) 23時02分

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