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2014年3月14日 (金)

法学部卒のアシスタント

 新しいアシスタントの人は、今日のフレラボとNIHEの定例会議で正式に認められた、と言いたかったのですが、彼女の経歴を見て生物学や昆虫学の素養がないために、かなり面倒なことになったようです。どうにかエントのP部長がNIHEの所長を説得してくれたそうです。私としては、頭の回転が速くて気が利いて、整理整頓がよくできるので、全く申し分ないです。昨日は、実験室の机に座って蚊の観察をしようとしたら、さっとボウフラを取るスポイトが差し出されたので、感動しました。新婚のころに、風呂から出たら嫁さんがビールをコップに注いでくれたのを思い出しました。

 彼女は法学部卒です。それがなんでこんなところで安月給で蚊の世話をしているのかと思ったりもするのですが、若いうちにいろいろな経験をしてみたいというのと、割とこういう仕事が好きなのだそうです。
 ところで、採用する際に契約書を交わしたわけなのですが、彼女の英会話能力は今一つです。けれども、読むほうはそれなりにできるらしく、あとで事務のN君のところにメールが届きました。彼が、もし疑問に思う点があったら遠慮なく申し出て下さいと、契約書を添付したメールに添え書きしたそうなのですが、本当に返事が返ってきてしまったそうです。
 残業の賃金をもっと上げるのが正当だとか、保険料の査定額がベトナムの基準とは違っているとか、ごもっともという指摘だったのですが、我々は営利団体ではないことや、保険料等についても非雇用者側の立場に有利な契約をしているということをP部長に伝えて、あとで彼から伝えてもらいました。
 まあ、彼女としては大げさに事を荒立てるつもりはなかったようなのですが、Y教授とN君は相当あわてたようです。一応、文書にできないところは口頭で伝えたのですが、彼女は英会話はほとんどダメなので、全く理解できなかったようです。
 

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