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2014年6月28日 (土)

実家がお店を続けている意味

 今日は午前中に家の掃除をしました。最近、父も母もあまり掃除をしていなかったのか結構汚れていて、掃除機のゴミを5回位捨てました。家が広いのと使わないものが多すぎて掃除が行き届かないことが原因です。

 午後はお墓の掃除に行ってきたのですが、ひと通り掃除が済んだところで雨が降ってきたのでお線香もあげずに戻りました。
 掃除の合間にはお客さんが来ました。と言っても4人です。
 昔は実家のある地区にはお店が何軒かあったのですが、どこも跡継ぎが出て行って、残された人たちは高齢になって結局お店をたたんでしまいました。残っているのは私より1つ年上の人が跡を継いだ店くらいで、そこも燃料専門になりました。
 夕方、歩いて30分位の地域のお客さんから、お店が開いているなら今から行きますと、電話がかかってきました。両親の体の具合が悪くて、最近、お店を閉めて病院へ出かける事が多いので、せっかく買い物に来ても空振りになるのが嫌だったのでしょう。
 若い人たちは車を持っていて、街のスーパーでいろんな品物を安く買うことができます。うちの両親はそういう店と競争するつもりなんてさらさらありません。ボケ防止のためと子どもたちの世話にならないように自分たちが年金と合わせて食べられる程度でいいと考えています。それと、数は少なくてもうちの店を当てにしている人たちが何人かいます。30分ほどたってから腰の曲がったお婆さんが買い物に来た時に、うちの店がなくなったら、この人達はどうするんだろう、と考えてしまいました。
 

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