« インド料理に舌鼓を打つ | トップページ | ベトナム人学生からのインタビュー »

2014年11月16日 (日)

恩師のハノイ訪問

 大学時代の恩師が奥様とベトナム旅行のついでに私を訪ねてくれました。朝9時にメリアホテルで待ち合わせして、まずすぐ近くのホアロー収容所へ。監獄独特の暗さがありました。ここで亡くなった方が隣のハノイタワーに出るんだろうか。

 その後、先生がここだけは行きたいといった、戦争博物館へ。ここは以前いとこの息子が来た時に行った場所なのですが、千年近く前からの戦争の様子や武器が展示されていました。もちろん、ベトナム戦争の遺品も数多く展示されていました。ここから文廟まで歩いて行ったのですが、今日は卒業式だったのか、正装した大学生らしき人たちでいっぱいでした。奥様の写真だけ撮って帰りましょう、の一言で、中には入らず、タクシーを拾ってNIHEの近くのブンチャー屋へ行きました。
 軽くビールを飲みながらお昼をとった後で、NIHEのエントの飼育室や実験室を案内しました。先生もかなり嬉しそうでした。
 NIHEの庁舎を背景に写真を撮ったりした後でまたメリアホテルに戻ってお茶にしました。先生は数日前から風邪をひかれたようで、奥様が心配されて、この後は見物などせず夕方まで休むそうなので、私はホテルを後にしました。先生も70歳ということなのですが、まだお二人であちこち旅行したいと話していました。
 大学4年の卒論の時の1年間(アメリカに出張されていたので、実質的には2/3くらい)と私が農学部に移った後も動物行動学の英語の本を使ってマンツーマンで指導していただいたのでした。非常に厳しいが、愛情深い先生です。
 仕事ができるとか自分独自の哲学を持っているとか、見習う点はたくさんあるのですが、私が学生時代から一番尊敬していた点は先生が家族を大事にすることでした。一番平凡なことで、実は大人になってわかるのですが、仕事と家庭の両立はなかなかできることではないと思います。そう言うときっと先生は奥様を立てられるのでしょうけど。今日も道を渡るときは必ず奥様の手を握っていました。
  自分にとって研究者とは、大学の教官とはどうあるべきか、模範となる道を示してくれたことに感謝しています。
 

|

« インド料理に舌鼓を打つ | トップページ | ベトナム人学生からのインタビュー »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 恩師のハノイ訪問:

« インド料理に舌鼓を打つ | トップページ | ベトナム人学生からのインタビュー »