焦りは禁物

　RT-PCRの実験はだんだんうまくいくようになっています。月曜日の最初の実験がうまくいって、パソコンの画面上で解析結果を見た時には思わず、やったー。

　しかし、その後機械のトラブルが続いて、思うように仕事が進みませんでした。

　頑張れば一日3回RT-PCRの実験ができると踏んでやってみたのですが、かえって機械のトラブルを招いてしまったような気がしたので、今は午前と午後の一日2回実験を行って、夜に家でデータの解析について吟味しています。焦りは禁物です。

結婚式の後でタッチラグビー

　土曜日に合気道の稽古に行ってみたら、休みでした。帰る途中でユニマートに寄って、食料の買い出しをした後、いったんアパートに戻って買ったものを冷蔵庫などに入れてから風呂へ行きました。少し疲れがとれたかも。

　日曜日は午前中に蚊の卵のチェックと吸血させた雌蚊の餌やりをした後、アパートに戻ってスーツに着替えてからエントに関連のあるVさんという方の娘さんの結婚式に出席してきました。全部で800人位招待されていたのではないでしょうか。なにせ私のように元ボスが来た時くらいしかほとんどお付き合いのない人でも呼んでしまうくらいですから。

　前日から下痢気味でまだ体調は本調子でなく、酒は控えめにしました。それよりも元エントの知人数人に会えたのがよかったです。

　昼にはお開きになったので、アパートに戻って前日買った卵を茹でたり、大根を煮たりしておでんの下準備をしました。それから、知人の知り合いの息子さんという方が英国でラグビーをやっている人らしいのですが、その人がこちらでタッチラグビーをやりたいというので、バイクに彼を乗っけてタッチラグビーへ。

　いやー、彼のステップは早いし、パスはうまいし、キレキレでした。いつものようにビールを飲んで、皆で中華を食べて、だいぶ体調は元に戻ったようでした。

NIHEの守衛室で潰される

　RT-PCRの方はまだまだなのですが、Hさんの助言もあってとりあえず目処はたちました。来週からどんどんやらないと。

　夕方新聞がフレラボに届いていなかったので、いつものように守衛さん達の事務所に寄って取って帰ろうとすると、ご覧のように宴会の真っ最中でした。私も誘われて、飲んだのですが、お酒が紅茶色した地酒でした。あそこにいいぞ、と勧められたのですが、というかそれしか飲み物がないので、飲んだら、２杯めにいきなりむせました。

　一人ずつイッキをさせられ、気がついたら２階で寝かされていました。その後、一番若いにいちゃんにバイクで送ってもらったのでした。

　翌日、ようやく午後に起きてNIHEに行った時に、昨日は悪かった、と謝ると、問題ないよ、と言ってもらったのまではよかったのですが、その後、英語の少し喋れる奴が、「ドリンク　トゥーマッチ　ワイン　イズノット　グット。」と言われました。

オメーらが飲ませたんじゃねーか。

八方塞がりな状況

　最近ネットの接続が悪いのは、太平洋の海底ケーブルが切断されたからで、復旧は今週末になるそうです。そんな事情でブログもあまり更新していません。

　ここのところ、新しいプロジェクトをどうするのかで、NIHE側から資料をもらったり、ボスにそれを連絡したりしていました。昨日はあまりきちきちに計画を立てないで、もう少し自由度のあるようにしてくださいとボスに提言したところ、上からの私の評価が相当低くて、首を切れ、とまで言われたのに、そんなことを言ってていいのか、と返答されました。1年前の面談の時の発表と印象がかなり悪かったようです。結局新プロジェクトの計画案はボスが作る事になりました。

　 その合間に感染実験の後のRT-PCRをやっていたのですが、こちらも思うようにならず、たまたまRT-PCRに詳しい元同僚の人がハノイに来ているため、彼女にいろいろと相談にのってもらっています。もう一歩の段階まで来ていると思うので、なんとか乗り越えたいです。

来年度からのプロジェクトの計画

　家のインターネットの調子が悪くて、とにかく遅いです。これではとてもラジオを聴けません。

　月曜日にこれまでの5年間のプロジェクトを総括する発表会がインターコンチネンタルホテルでありました。私は昆虫の3人の内容を取りまとめたのですが、事務手続き以外に全く関わっていないので、発表はしんどかったです。それに英語はやっぱり苦手です。

　日本からボスが来たので、月、火と対応しました。主に来年度からのプロジェクトをどうするのかというのが話の中心でした。火曜日の夜にNIHEのエントから夕食を招待された時にその話題になり、今年から幼虫対象の殺虫剤の使用許可が下りたのでその昆虫学と疫学の面での効果判定に話が及んだのですが、非常にデング感染率の高い地域でないと学術的なレベルに達するのに難しいようです。

　研究の方は12月に行った感染実験の蚊からデングウイルスの抽出を毎日48サンプル行っていて、今のペースだと明後日に終わります。来週からRT-PCRを行う予定です。ただし、3月の学会の抄録には間に合いそうもありません。

初めての杖の稽古

　家も職場もネットの接続がすごく悪いです。昨日大家さんに家賃を払った時に、紙を渡されました。ベトナム語で書かれていたので、インタネットの工事か何か知りませんが、昨日の晩から今日の夕方までネットの接続が悪くなるようでした。大家さんの、ハッカー、という片言の英語だけは聞き取れました。

　今日は朝から雨。ここのところ寒いのですが、所詮ベトナムなので毛布一枚で寝ていましたが、昨日の夜は寒くて、支給されていた夏掛けを毛布の上にかけて寝ました。鼻水がよく出ます。

　そんな寒い中、雨にも負けず合気道に行ってきました。いつも土曜日の第二部の練習で木刀の稽古をしているのを見ていたので、自分もやってみたくて、日本で木刀と杖を買って持ってきたから早くやってみたかったからです。もう一つの理由は、今週、仕事関係でいろいろとがっかりさせられることがあったので、体を動かしてみたくなったのでした。実際やってみて、邦画やカンフー映画を見よう見まねで真似していたかいがあったとか最初は思っていたのですが、本当のところは奥が深かったです。

初稽古

　昨日から大鳥居に泊まって、今朝6時に起きて羽田発ANA便でハノイに戻りました。午後1時に空港に着いたので、3時から日産あ、安部礼司、を聞いて、タッチラグビーには行かず、合気道に行ってきました。なぜかというと、道着と木刀、棒、短刀を日本で買ってきたので、合気道の方のモチベーションが高かったのでした。

　今日は稽古の後、鏡開きと思って期待していたのですが、ナ、なんと、来週に延期されてしまっただとさ。今宵はひとり飲み会。

　 なんでやねん。

父親の介護に追われた正月

　大晦日から実家に帰省していました。しっかり紅白を最後まで見てから、近所の八幡様へ初詣に行ってきました。翌朝は母親が佐野の厄除け大師に行きたいというので、5時に起きて、正露丸を飲んで下痢を抑えて出かけてきました。写真は桐生市まで行ったところで上がった初日の出です。

　元日、2日は晴れたのですが、今朝は雪が降っていました。写真は実家の窓から眺めた外の景色です。ちょうど東の山から日が出るところでした。左端の街灯にかかっている小松屋というのは実家の屋号です。

　今年の正月は父親の足の具合が急に悪くなって、一人でベットから立ち上がることができませんでした。前日までは母親の補助でなんとか生活できていたようですが、足に力が全く入らないのか立ち上がることもできず、当然下のことも一人でできなくなりました。朝と夜の父親の着替えと寝かせることはかなり大変でした。

　それでも私が帰るときには介添えなしでまた立てるようになったのですが、もしまた一人で立てないようだと母親の介助だけではとても無理です。母親が根性出して厄除けに行きたかった理由もなんとなくわかります。

　 後ろ髪を引かれるような気持ちで実家を後にしました。