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2015年3月 6日 (金)

Kravanh stationにて回想した馬毛島

Photo  初日の朝、プノンペンのホテルにカウンターパートの人が迎えに来てくれるはずでしたがなかなか来ず、10時くらいになってようやく来てくれました。朝、ミーティングだったとか。午後もミーティングだったそうで、明日自分も行くから、今日は運転手の人に全て任せておく、ということでした。

 プノンペンから北西に向かうこと4時間、直線ばかりの道路から逸れて山に向かっていく道をひたすら進むと森林局のステーションに着きました。

Kravanh_station  ステーション。懐かしい響きです。かつて房総のシカ調査会が活動していた場所が長所ステーションという名称でした。

 そんな私のノスタルジックな感傷を吹き飛ばすようなここはカンボジアの人里離れたステーション。

 写真の左手の家がゲストハウスで手前に三個並んでいる青いのは雨水汲み置き用巨大ポリタンクです。水はすべてゲストハウスの屋根に降った雨水の汲み置きを使い、トイレに当然紙はなく、不浄の手でふいて汲み置き水で流すのみと判断しました。シャワーも巨大ポリタンクからドラム缶に貯めた、日中30度の気温で少しぬるくなった水をかけるだけです。

 比較的野外調査に慣れている私でもここに4日間泊まるのか、と思うと、ついベトナムが恋しくなりました。当然インターネットなど繋がらず、携帯は持ってきていないので、緊急の場合はどうなるんだろうと、ここに来てから考えてしまいました。カウンターパートの人が来ないわけだ。自分も昨日贅沢をしておいてよかったー。

 そういえば、衛硏をやめる1年前に種子島の隣の馬毛島へマダニの調査に同じくらいの期間行ったことがありました。携帯もつながらず、廃校を京大のTさんが改良して、電気もここと同じく自家発電で、夜は寝袋にくるまって寝ましたが、酒も料理もTさんを中心にそれなりに準備して楽しんだ記憶があります。学生中心の集まりでしたが、みなデータの収集に集中して、夜は学生や助手の人と研究などについてああでもない、こうでもないと酒を飲みながら話をした記憶があります。そのせいか、馬毛ボケとかいって、馬毛島から戻ってくると脱力感を感じたものでした。

 今日の夕方少しだけステーションの周りでマダニの採集を試みましたが、日当たりの良すぎる林と草原のため、全く取れませんでした。明日はもっと深い森に行かないと。

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