腰を痛めてマダニ採集と果樹園おじさんの娘の披露宴
今日もまた別の場所でマダニ採集でした。前日とはまた違うダムがあってまずそこへ行ってみたのですが、対岸に渡れないので山の向こう側のバナナ農園から山に入りました。ほんの一山程度なのであまり森は深くなく、マダニは1匹も取れませんでした。
しかたがないので場所を変えて、もう一度サンプリング。今度は森というよりところどころ笹薮のある二次林だったのですが、牛が放し飼いにされていたのでひょっとすると牛によく寄生する種がいると思ったら、案の定たくさん幼虫が取れました。たくさん採れすぎてまた布から管瓶にマダニを移している最中に腰が痛くなったので、営林署のおじさんにもう採らなくていいですと、頼んだほどでした。
お昼は塩味効かせた玉子焼き二切れと豚の脂身一切れのおかずで飯だけ1合弱のお弁当でした。それでも食欲だけはあったので、なんとかなりました。ただ、午前中にマダニを布から取っていた時に頭痛がひどかったので、たぶん軽い熱中症になっていたのかもしれません。
2時半に仕事を切り上げて、ステーションに戻りました。さっさとシャワーを浴びたのですが、結婚式に行くのは5時半からと言われ、ちょっと間延びしました。でも、私がフラッギングしていた間に、警察官のお兄さんはそこら辺の放牧されていた牛から吸血していたマダニを取ってくれて、今日は留守番役だった、非常に濃いキャラクターの警官のおじさんも犬からマダニを取っておいてくれたのでした。どうもありがとうございます。
車で片道45分の予想より遠かった、集落の中の披露宴の会場はすごかったです。特設ステージがありました。そこで(たぶん)カンボジア版ドサまわりの歌手を呼んで大宴会でした。昨日のお父さんの30代の若い奥さんを紹介してもらったのですが、デビー夫人にしか見えなかったです。カンボジアのお姉さん方を今回拝見したのですが、ベトナムの女性よりも化粧が濃く、半分くらいがゲイのようにも見えました。多少肌は黒くても、化粧なしのほうがいいのに。30代くらいの化粧気のないおばさんの方がきれいに見えたのは私の偏見かもしれませんね。
ところで肝心の新郎新婦はどこにいるのかと思っていたら、特設ステージの前に南国の果物が盛りつけてあって、そこで指輪の交換をする代わりに果物をお互いに食べさせることで誓いを立てるようでした。そのまま写真を撮っていると、少し男色のありそうなおじさんと若者にダンスに誘われて、線香花火踊りと鶏踊りくらいしか踊れないっちゅーのに、歌手の歌と生演奏のもとで踊りました。いつの間にか警官のおじさんがマイクを持って歌手の女の子と一緒に歌っていました。そうしてカンボジアの夜は更けていったのでした。
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