昨日、今日と仕事でNIMPE(国立マラリア、寄生虫、昆虫学研究所) に行ってきました。日本から知り合いの先生がサシガメを採集するためのアレンジをして、ついでに私はNIMPEにあるマダニの標本を見たかったので、彼のNIMPE訪問に同調したのでした。
5年ほど前に長崎大のポスドクの人がベトナムに来た際に同行して依頼でしたが、写真のようにすっかり立派なビルが立てられていました。新しいビルから昔の庁舎を見下ろすとこんな感じです。
マダニの標本はベトナム全土のマダニ種が揃っているわけではなかったのですが、日本にいない種をいくつか見ることができました。サシガメ採集の方もすんなり終わったようで、昨日の午後で私も彼も用件が済んでしまったのですが、NIMPE側からなんでもいいからプレゼンをして欲しいと頼まれて、今日の午前中は私がマダニの生理的齢について、彼がリーシュマニア症について発表をしました。スライド1枚ごとにベトナム語に翻訳してもらったので時間はかかりましたが、理解してもらえてよかったかもしれません。
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