今日でベトナム人向け研修コースは終了。今年はダニ学の講義もなく、契約書を作成することもなかったのですが、それでも実習場所を確保したり、NIHEと日本側との交渉を手助けしたりと、それなりにやることはあったので、肩の荷が下りた気がしました。
ところで、今週から二人のベトナム人のアシスタントが私の下で働いています。一人は今年の3月まで働いていたHさんで、今回の研修コースがらみで長崎のある企業から研究費が出ることになったので、もうひと押ししたかった研究を継続するために彼女にまた蚊の飼育と管理を頼むことにしました。7月から雇うことができるかもしれない、と言いながらその時はだめだったので、2ヶ月ほど遅れましたが、再び働いてもらえるようになってよかったです。
もう一人の方はDさんという人で、大学院の修士1年で、結婚していて子供が一人いる方なのですが、大学院の単位はもうほぼ取っているので月1回行けばいいし、子供は旦那さんと親が子育てに協力してくれているというので、野外調査の時の段取りと私の通訳をやってもらうことにしました。
私の仕事へのモチベーションは4月以降下がってしまって、マダニの調査をしたり論文書きをすることでなんとか過ごしてきたのですが、自分の下に人が加わったことで気が引き締まった感じがしますし、少し明るくなったような気もします。
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