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2015年10月14日 (水)

Imgp2564 今回のPhu Yen出張は、雨季の現場の下見と蚊の採集を兼ねていました。前回の乾季の時の出張の時に、雨季になるとテトに出荷する桃と金柑に雨水が溜まるぞい、と指摘されていたのですが、鉢植えの土は土というよりもむしろ海から持ってきた砂で、鉢には底に穴が開いていたので、水は溜まらないようでした。

 写真は、念のため、桃と金柑を栽培している畑で、水やり用の貯水タンクにボウフラがいるか確認中のD君。Imgp2546
 今回も2日間蚊の調査をしたわけですが、自分でも8年前にベトナムに来た時よりも落ち着いたかな、と感じます。写真は、訪問した家の主婦から出された水を飲んでいる保健婦。ペットボトルの水が心なしか濁っていたし、どう見ても使い古していたので、最初は自酒かなとも思ったのですが、冷やした水でした。
 公衆衛生上は飲まない方がいいかな、そして、個人的にも下痢しそうかも、と、ちらっと思いましたが、半分くらいの人の感覚かもしれませんが、いきなり蚊の検査をします、と嫌な思いをさせているのに、好意で出していただいた水、しかもこの土地で冷やした水を出すにはかなり費用がかかっているはずですから、それは無下には断れません。飲んだ瞬間に

Imgp2565、あー、と思いましたが、耐性ができたみたい。

 一応、下見が一通り終わった時点で、これからご厄介になるTuy Hoa中央病院の前を通り過ぎて、海に行きました。

Imgp2578 Tuy Hoaの海はとてもきれいで、房総の九十九里浜を思い出しました。本当です。

 ホテルからこんなに近くに海があったんだ、と初めて知りました。

 夕食は、私たちがPhuYen省とTuy Hoa市の保健局の局長さんを招いて夕食になりました。

 ベトナムの田舎のしきたりといえばそれまでですが、アシスタントのDさんも飲まされて、私も一気のオンパレードで、そのうちに、実質的な現地の相手方のKさんが(私の知り合いの)T田さんばりにお店のギターを借りて歌を歌い出し、角田も歌えとなりました。さらには、私の相方のD君は詩を語り、Tuy Hoa市の局長さんも詩で返答していました。彼らはpoemと言っていたので、詩と訳しましたが、むしろ落語に近い感じがしたのは私だけ、ですね。

盛り上がったのはいいのだけど、科研費と支部会の発表はどうしようか。

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