日本は大雪のようです。来週からラオスなのですが、大雪のせいで日本から来るはずの人が来れないかもしれないので、今日必要な書類がメールで送られてきました。現地の人に支払う謝金は私が全部立替えしなければなりません。
今やっている蚊の実験のやり直しが続いている上に新しい実験もしなくてはいけないので、行きたくないのは山々なのですが、新種のウイルスが取れたのでラオス側と契約書を交わさなければならないのと、前回の謝金の際の領収書に不備があるというので再度サインを書いてもらうために行かなければなりません。
しかし、ラオス側のカウンターパートはこの週でいいと言いながらバンコクに出張に行ってしまって、代わりにビエンチャン在住の人を通訳にしてくれと言ってきたのですが、その人のサワナケート往復の旅費を一切日本側で持つことになりました。
長崎からのメールでは謝金の相手からフルネームと住所を書いてもらってくれ、とありました。ラオス語しか書けない人にどうやって頼むんでしょうね。
外国人研究者が日本の猟師さんに謝金を払うとして英語かフランス語で住所とフルネームを書いて下さいと言ってきたら、どういう反応するでしょうか。私の知っている人たちなら、金ならいらねえから、もう二度と頼みに来るなよ、と言うでしょうか。
国際研究の謝金のはずなのに日本人相手の発想しかありません。科研費をはじめとして研究費の取り扱いは年毎に厳しくなってきました。もともとは幾人かの先生たちが不正を教訓に事務方が手続きを改正(悪)し、我々がその尻拭いをさせられている気分になります。
コメント
いつの時代も事務方に都合のいいルールで規制されるね。
投稿: フラテ 同期のキャプテン | 2016年1月24日 (日) 02時04分
同感。結局、あまり詳しくは書けないけど、こんなので相手がサインしてくれるのかという受領書が日本から送られてきました。
投稿: 管理人 | 2016年1月25日 (月) 23時52分