昨日、アフリカの僻地で働いている知人が長距離の移動で3日間体調を崩したのに、これからレポートをまとめなければならないと、フェイスブックで弱音を吐いていたので、大丈夫、なるようになります、と自分なりの励ましのメッセージを送りました。
今日、いよいよ今年度から始めたプロジェクトで4月からとってきたサンプルの最後の段階の実験をやったら、ネガティブな結果でした。実験を教えてくれたエントのH君が言うには、ポジコンが出ているから抽出はうまくいったけど(実は彼の言った意味は本日の実験という意味で私のこれまでやってきたRNA抽出という意味ではないとすぐにわかったわけですが)、RNA抽出の試薬の点検とウイルスが存在していたのかを検査するために提供されたウイルス培養液の点検を明日行おうということでした。
RNA抽出キットがダメという結果だったら多分1年前から先々週くらいまで行なってきたRNAの試薬が全部使い物にならなくなっていたということであり、培養液からウイルスが検出されなければ感染実験そのものが成り立っていなかったという、どちらに転んでも今までの実験にかかったお金と労力が水泡と帰すことになります。
あー。
助成金の報告書、どうしよう。
人のことを励ましている場合じゃないよな。
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