蚊の飼育アシスタントのTさんが職場復帰しました。彼女は今年は不運続きなので、私から元室長のYさんにお寺にお祓いに行きましょうと先週話を持ちかけました。今日のお昼前に我々三人のほか、Tさんの仕事をいつもフォローしているVさん、Gさんも連れて、フレラボでよく行くお寺に行ってきました。
お寺の境内にはいくつもの仏像があるので、いつもなら各自でそれぞれお賽銭を払うのですが、今回はYさんが取り仕切って厄除けの紙に各人の名前と年を書いてもらって本堂に供え、皆でお祈りした後、しばらく外で待ってからその紙を外に出して燃やしました。
いつもなら500ドンとか1000ドンとかをお賽銭として納めるのですが、今日は最低10万ドンでした。日本で厄除けのお札を収めるのと物価的にはそう変わりはない感じです。
そういえば、先週の金曜日に前のアシスタントだったDさんが、JICAを辞めるので最後の挨拶に来ました。彼女のやりたかった公衆衛生の研究職の仕事につくことになったそうです。本当はうちで蚊の防除によるデング熱の抑圧をやりたかったのにプロジェクトが頓挫して泣く泣く辞めてもらって、ツテを頼ってJICAに入れてもらったわけですが、本人の希望がかなってよかったと祝福してあげたい気持ちになりました。
ところで、午前に報告書やスライドを提出したので、午後は科研費の申請書書きに専念しようと思っていたら、上司からやり直しの指令が入りました。ひっきりなしに入るメールに対応して、最後に入ったスライド修正の司令に沿って直して返送した後、誰に不満をぶつけることもできず、ジムに行って汗を流しました。
昼間、アシスタントのTさんからメールが入っていました。もしかして、また何か問題が起きたのかなと一瞬思いましたが、2年前に自分が本当にお金に困っていた時にアシスタントとして働かせてもらって感謝していること、このまま私がベトナムにいる限り働きたいことなどが綴ってありました。
いいこともあれば悪いこともあります。
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