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2020年1月

2020年1月30日 (木)

仕事は良し、ホテルは悪し

 テトの休暇を利用して、タイのマヒドン大学に来ています。一箱100枚のスライド標本が入っている標本箱の二箱分のデータを相方が紛失してしまったので、まだデータ化していなかった4箱分と合わせて6箱分の標本のデジタル写真を撮影しました。1枚のスライド標本に8枚の蚊の翅が入っているので、4800枚の写真撮影を土日返上で5日間で終わらせました。

 さすがに疲れました。

 土曜日の夜は大学時代の同期が今月からタイの工場に赴任してきたので一緒に飲んだのですが、それ以外は毎日9時から7時までずっと顕微鏡を見ていました。目が悪くならないといいけど。

 同期の奴は、自分はなんでこの歳になってタイに飛ばされたんだ、と愚痴りたかったようでしたが、私のベトナム赴任は3月まででその後は未定、という状況を知ってから、なんというか驚いてしまって愚痴も萎んでしまったようでした。

 ところで、長崎の秘書さんがなんとか頑張って出張扱いにしてくれようとしていたのですが、今回の仕事はプロジェクトの範囲外のこととして認められなかったようです。

 最後の夜なので相方夫妻が夕食に招待してくれて楽しくビールを飲みながら食事をしたのですが、ホテルに戻ったら、今夜の予約はされていなかったので、割ったコップの分と一緒に金を払え、と言われました。

 えっ、と戸惑いながら、部屋に戻ってプリントしておいた予約の内容を確認したら、今日のチェックアウトになっていました。でもさ、言いようがあるよね。お互い英語が母国語でないにしても。

 ガラスのコップは、3日前にいつもより1つ多かったペットボトルを小さなお盆から取ろうとしたら、お盆の置いてあった机にコップが当たって割れたのでした。えっ、こんなので割れるのか、と思いつつも、ガラスをまとめてお盆に置いておきました。ずっと今日もそのままです。

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2020年1月22日 (水)

日本の大学を辞めるにあたって考える経済的なこと

 先日、ホーチミンに行った折にパスツール研究所の職員のTさんと会ってきました。彼女は長崎大学のうちの研究室に留学していたのですが、まだ学位を取れていないため、折を見てケアをするようにしています。私がメンターだったわけもありますが、特に何か彼女に有益なアドバイスをしたのかと言われると、うーん。

 契約が切れるため3月末で帰国する予定だと話すと、ベトナムの大学に就職する気はないのかと、尋ねられました。あっ、それもありか、と気づいたので、彼女に話を進めてもらいました。

 すると、帰りの飛行機の搭乗を待っている間にカントー市にある大学に話をつけたのでCVを送ってくれ、という電話が入りました。

 早い。

 家に帰って、すぐにCVを送りました。

 ただ、3日ほど経ってから考えたのですが、給与がどうなのか。ハノイ 国家大学で日本語を教えている知り合いの方は月5万円だそうですが、彼は日本の一流企業を退職して、悠々自適の生活を送っているので、参考にはなりません。遠慮して月10万円でもいいと答えていたのですが、社会保険だとか医療保険だとか年金だとかのことを考えると、10万円ではやっていけません。同僚で給料が安いからあげてほしいという人もいますが、それでも日本の大学に就職している方が待遇の面で恵まれていると言えます。

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2020年1月 4日 (土)

喪中の年越し

 帰省してから一週間経ちましたが、大掃除と明日の四十九日の準備をしていたらあっという間でした。

 毎日だいたい7時半に起きて、朝食を食べて、新聞を読んだら9時近く。母親の手伝いをしながらメールのチェックと文書を少し書いたら12時でお昼。三箇日は昼過ぎにテレビを見ながら寝てしまったのですが、他の日は片付けをしていることが多かったです。健康のために、夕方1時間ほど家の周りを散歩して、車で敷島温泉へ行って戻るともう6時過ぎ。夕食を食べてなんだかんだと9時くらいまで母親とテレビを見たり、話をして、それから一人でパソコンに向かって12時前に寝るという日常でした。

 その間に10月に投稿した論文の結果がメールで送られてきました。

 Withdraw。退却。

 ん?Rejectじゃないのか。

 よく読んでみると、もう一回投稿し直してみてくれ、という内容でした。レビューに2ヶ月もかかっています。

 前回のParasite & Vectorsの時はレビューに時間がかかってrejectされたと勘違いして、再投稿して結局rejectされたわけですが、もう一回同じ雑誌に挑戦してみようか考えています。

 明日は四十九日の法要です。これで一区切りです。

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