失敗したカントー大学での面談
先月ホーチミンに行った際に、ホーチミンパスツールにいる知人が私の事情を知ってカントー医科薬科大学の教職を紹介してくれました。
本当は二週間前のはずだった面接が新型コロナウイルス騒動で延期になり、今日に至りました。
パスツールの知人は元長崎大の院生で、まだ博士論文を提出していない身なので、一緒にカントーまで来るという彼女の誘いをありがたくもお断りして、宿泊先のホテルで自転車を借りて一人で出かけました。
大学に行ってみると会議室に通されて教員5人が私と向かい合って座り、別に一人が通訳として私の隣に座りました。通訳の教員がパワーポイントを使って大学の紹介をした後、私が簡単な自己紹介をして自分のこれまでのベトナムでの仕事をパワポを使って簡単に説明しました。
簡単過ぎたかも。
通訳の人がどうしようかという感じで笑いながら向かい側の5人に話しかけていたので、発表に対する反応はまずかったのでしょう。あまりにも基礎的で、分子生物学的な研究はないのですかとかいう質問を受けました。後でサポート的に、分子生物学のラボで働くことはできますかとの質問が部長からあったのですが、プロトコールに従って実験をすることはできますが、自分でプロトコールを作成するのは無理ですと断りました。
あー、これで最後の砦も失いました。
また、4月から無職です。13年前に逆戻り。
最近のコメント