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2020年2月

2020年2月21日 (金)

失敗したカントー大学での面談

 先月ホーチミンに行った際に、ホーチミンパスツールにいる知人が私の事情を知ってカントー医科薬科大学の教職を紹介してくれました。

 本当は二週間前のはずだった面接が新型コロナウイルス騒動で延期になり、今日に至りました。

 パスツールの知人は元長崎大の院生で、まだ博士論文を提出していない身なので、一緒にカントーまで来るという彼女の誘いをありがたくもお断りして、宿泊先のホテルで自転車を借りて一人で出かけました。

 大学に行ってみると会議室に通されて教員5人が私と向かい合って座り、別に一人が通訳として私の隣に座りました。通訳の教員がパワーポイントを使って大学の紹介をした後、私が簡単な自己紹介をして自分のこれまでのベトナムでの仕事をパワポを使って簡単に説明しました。

 簡単過ぎたかも。

 通訳の人がどうしようかという感じで笑いながら向かい側の5人に話しかけていたので、発表に対する反応はまずかったのでしょう。あまりにも基礎的で、分子生物学的な研究はないのですかとかいう質問を受けました。後でサポート的に、分子生物学のラボで働くことはできますかとの質問が部長からあったのですが、プロトコールに従って実験をすることはできますが、自分でプロトコールを作成するのは無理ですと断りました。

 あー、これで最後の砦も失いました。

 また、4月から無職です。13年前に逆戻り。

 

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2020年2月17日 (月)

弾かれて弾かれて再投稿

 蚊の吸血行動の論文がJMEからレジェクトではなくて「退却」という形で戻ってきたので、レフリー達のコメントを参考にしながら書き直しました。

 さて、どこに送ろうか考えた末に、Journal of Vector Ecologyという雑誌に投稿しました。ここは長崎大学で最初にやった実験結果を掲載した雑誌です。投稿規定をしっかり読んで、新しい論文を参考に書式を整えて、お昼過ぎに投稿したら、なんとその日の夜に編集長から返事が戻ってきました。

 本論文は内容がうちの雑誌にそぐわないし、共著者の何人かとは連絡が取れないので受け付けません。

 即日リジェクトというのは初めてでした。

 気を取り直してタイのマヒドン大学が発行している熱帯医学の雑誌に投稿しようとしたところ、何度やってもメールが編集部に届きませんでした。これは諦めるしかないな、と思ったのですが、ダメもとでもう一回JMEに出すことにしました。

 昨日の夜、もう一度内容を見直してからJMEに再投稿しました。

 コガタアカイエカの原稿も共著者のところで止まったままだったのですが、先週に当人から返信があり、さらに別の共著者からも「どう考えているのか返事をくれ。」という催促のメールが来たので、二人に考えに同意する、という返事をしました。

 とりあえず出したので、どっちも今は待つ状態です。

 

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2020年2月 2日 (日)

コロナウイルス騒動

 中国武漢で流行している新型ウイルスがベトナムにも広がっています。患者数は日本の方が多いのですが、人々の反応は日本よりも極端です。

 まず、みな室内でもマスクするようになりました。外でバイクに乗っている時は当たり前でしたが、ジムのスタッフがマスクをしながら掃除をしているのを見たのは初めてです。

 それから、合気道の稽古は今日から一週間ほど中止になりました。また、来週の月曜、火曜にカントーで予定が入っていたのですが、それが急遽取りやめになりました。先週の木曜日のテト明け直後に飛行機とホテルの予約を入れたばかりでした。

 用心に越したことはないですが、極端だな、と思ってしまいます。

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