合気道再開
今の職場は合気道の創始者に縁のある岩間地区の近くにあります。ここには正統派の道場と岩間流という別の流派の道場があります。
岩間流については私も多分ベトナムに行かなかったら知らなかったかもしれませんが、たまたまベトナムの勇気修道館道場で一緒に稽古をした人が岩間流の方だったのが興味を持つきっかけになりました。
日本に帰ってからネットでいろいろ調べてみると、木剣や杖を用いた稽古も割と多いことやなんとなく古武道に近い印象を受けたので9月から岩間流に入門しました。
実際に入ってみて驚いたのは、まず門人が少ないことでした。多い日で7、8人で、若先生と先代の奥様と私の3人だけという日もありますが、通常は身内の人たちを除いて3、4人でしょうか。ベトナム人達にも岩間スタイルは以前から有名だったので、えっ、これしかいないのか、という印象でした。
人数が少ない分懇切丁寧に指導してもらえます。しかもちゃんと理論も説明してくれて、つべこべ言わずに言われた通りにやれ、と言われるようなことはありません。頭に体がついていかないのにイラっとしますが、よくわからずに時間をかけて体で覚えていったベトナムの時よりも効率的に稽古はできるように思います。
とにかく、流派が違うだけでこれまでのやり方と全く違う部分があり、また、受けもしっかり相手の腕を握ったりしないと怒られるので、1時間で頭も体も疲れます。うまく受け身を取れないような投げもあるので、毎朝起きる時体のあちこちが痛みますが、習うより慣れろ。今の職場にいる間はできるだけ休まず稽古に出るつもりです。
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