人生の意味
歳をとったせいか考えることなのですが、結局は人生(人間)は自分以外の人をどれだけ幸せにできたかということに、いつ気がつくか(目覚めるか)、ということに収束するのではないかと思います。
若い時は、自分の目指した分野で成功してリッチになってとか、異性にモテてとか、そんなことを考えるのが多分一般的なことなのでしょうが、じゃあ実際にそれを達成してしまったら、何が残るのでしょう。
フィギュアスケートの羽生君が、自分が滑ることで皆さんが、…とテレビでコメントしていたのを見て、あー、目標を見失ってるし、疲れているんだろうなあ、と感じました。実際、10代から20代の時に成功してしまうとそれがその後負担になるのはなんとなくわからないでもないです。
だからと言って、いつまでもそれを先延ばしにするのはもっとよくないです。
自分の得意なことを行動することで自分が食べていけるだけではなくて、なんらかの経緯を得て第三者を幸せにできるなら、それに越したことはないでしょう。そして、それを天命と納得できた時からそれに邁進できるなら、それこそが人生の意味ではないかと思った、今年の正月でした。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 人生の意味(2022.01.08)
- 54歳の誕生日(2017.12.02)
- 役者と研究者の共通点(2015.04.03)
- マイクロインジェクション?マイケルジャクソン!(2012.07.11)
- 初めてのコラム(2012.03.28)
コメント