2024年の十大ニュース

今年の自分の十大ニュース。

1．カイガラムシの研究の仕切り直し。4月に防除試験を中心に研究計画を仕切り直しました。また、7月に上司二人に呼び出され、投稿した論文の内容ではなく、他県の成果の検証をやるように、パワハラになるので命令されるのではなく、私が自分でやると言うように仕向けられました。できても論文になる可能性は低いのでこちらのモチベーションも低く、今もできてないので、さらにやる気が削がれ、時間だけくって他の仕事が圧迫される、自分からしたら何一ついいことない業務です。

2．悪質詐欺に遭いそうになる。お盆の帰省の運転中に国税局の課長を名乗る女性から、アメリカで私のカードが不正使用されたために停止するが、一時的に代理口座を開設するか検討せよ、という電話が来たのだが、ネットで調べると詐欺だとわかった。他にも、Amazonの不正使用のようだから詳細を見ておけ、と言いながら口座情報を聞き出そうとするメールや、電話が使えなくなるという連絡など、悪質な詐欺が目立つ一年だった。

3. Tちゃんの逝去。小学生の時まで同居していた従兄弟から、正月早々、あと３ヶ月の命だから会いに来い、と言う連絡を受けて、妹と会いに行きました。なんとか9月まで延びたのですが、その後、彼の子供達とお墓のことで揉めました。

4. 委託試験の失敗。今年度は委託試験を5つ引き受けたのですが、春先のカイガラムシは失敗、未了となり、ナシのアザミウマの試験は2つが終了、2つが対照区のサンプル数が足りず、判定不能となりました。未了となった試験は年明け早々準備を始めなければなりません。

5. 留学生向けのダニ学講義での失敗。学生からの質問に対して嘘を答えてしまいました。後で、事務の方へ詫びと正答をメールで連絡したのですが、返事はありませんでした。

6. 久々の札幌訪問。大学のラグビーのOB会に参加してきました。かつて理学部の校舎だった北大博物館とモレエ沼公園を見学してきました。Iと五色温泉にも行ってきましたが、事故渋滞にあい、OB会に間に合うかヒヤヒヤでした。

7. 落合簗の鮎と尻焼温泉。ラグビー同期のAが会社の群馬支社長として前橋勤務になったので、帰省がてら二人で簗で鮎を食べ、私の車で尻焼温泉へ行ってきました。

8. 国立競技場での襷リレー。ハノイのタッチラグビー仲間から誘われて参加しました。

9. 3日間の断食。ロンブーの淳がテレビで断食は体にいい、と言っていたので、ネットで調べてみたら本当にいいようだったので、試してみたら、体重が減るし、オナラは出なくなるしで、確かによかった。定期的にやりたい。

10. 公募落選。来年4月に今の契約が切れるので、大学関連の公募に二つ出したのですが、どちらもダメでした。当初は、週4日で勤務している流動研究員と交代すればいいや、と考えていたのですが、事務手続き上それは無理だと早い段階でわかりました。引越しをはじめとして、もう退職後の準備を始めておかないと。

今年の自分の字は、落。初日の出を見に行った時に革手袋を片方無くしてから、落とす、落ちる、ことが続いた気がします。よかったのは、昔の友達と再会できたことですね。12月に北大理学部時代と7月にラグビー関係、ハノイのタッチ関係は7月と12月の2回会えました。

来年はいい年にしたいです。

最後だと思ってできる我慢

　全くの中途半端で迎えた先週の主要成果の室内検討会は悲惨な結果でした。まあ、それに付き合わせられる人たちもたまったものではないでしょうが、結構腹に据えかねる言われかたをされて、机をひっくり返したくなりました。先月末と今月初めにナシの枝を現地圃場で剪定して、ゴミ袋16個に詰めて持ち帰った時から、今月中にデータをまとめるのは無理だとわかってました。

　カイガラムシの発育の観察を毎日しなければならないので、年末年始も毎日職場に行かなければなりません。維持しているカイガラムシ系統の世話やナシ枝のカイガラムシの同定がまだ1/4ほど残っているので、それもやり終えないといけません。実家の大掃除はもちろん、自宅の大掃除も今年は無理でしょう。

　自分の任期も残すところあと３ヶ月で、パワハラに近い条件で仕事をする傍らで、私のあずかり知らぬところで退職の手続きが進んでいます。もうこれで研究をするのも最後かもしれないと思うからこそ我慢できるのであって、そうでなかったらこんなところクソ食らえだ、と思っているのが本音ですかね。