前の上司からのモチベーションを下げる依頼

名古屋に引っ越してきて、3週間目。生活にはだいぶ慣れてきました。職場の人間関係と各人の性格も徐々にわかってきました。今のところ、不可はなくですが、もう少し静観します。

ところで、今になってどうにもならないのが、前の上司です。調査地の防除歴を入手するのを引き継いだはずですが、さっぱり連絡がなく、先日催促したら、今、別の人に依頼していますという回答でした。が、その後に私の”任期の間の調査野帳の原本（もしくはコピー）”がない、ので、教えてほしい、という文がついていました。今になって何を言ってんだろう。

実験ノートなどを雇用側が保持するのは当然ですが、あくまで特許をはじめとした利権が絡むのが前提です。カイガラムシの発生消長や孵化後の幼虫の行動などは、論文にする以外にどうやって世の中に還元できるのでしょうか。書き手の筆頭著者を中心に共著者がサポートして出版まで漕ぎつけるのが目標だと思うのですが、この上司の場合、何よりも自分の保身が第一で、そのせいで書き手のモチベーションが下がることがわからないようです。そもそも、私を信頼していないから、原本を送れ、と言える。

いずれにせよ、なぜ、3月中に言わなかったのか。個人的には、すでに上司でもない人のために時間とお金を使って、どう考えても無意味な仕事をしなければならないのか。納得がいかず、ここ数日悶々としています。

名古屋に越して1週間

名古屋に引っ越してきて1週間が経ちました。

当初は食品が高いなあとぼやいたりしていましたが、笠間にもあった店を探し当てたので少し気が楽になりました。

名古屋は都会ですが、自分の住んでいる場所は緑が多いので、適度に田舎でいい場所です。

どうしても気になるのは給料です。昨年の半分になので貯金は無理ですが、生活していけるか心配です。

カイガラムシのデータがやっと届きました。4月に送ってもらうはずが、5月に再び頼んでも来ず、先々週に電話をしてやっと送ってもらえました。

が、封筒を開けて、がっかり。4月から20日くらいはやってもらうはずが、2日しかやっていませんでした。最初の電話は20日後くらいでしたが、他の人が人工気象器を使うので実験を中断したい、という内容でした。

嘘じゃん。

なんか論文を書くモチベーションが下がるなあ。

安い給料

新しい職場の1日目でした。電車通勤は千葉県職以来なので25年ぶりです。地下鉄を二回乗り換えて、思ったより早く職場に着きました。一番歩くのは自宅から駅までで、今日も汗をかいていたので、これから暑くなると気が重いです。

もっとブルーな気分になったのは給料を知った時。えっ、最低やん、と一瞬思いましたが、公募ではボーナス分が均等になっていたから実際よりも多くなっていたという説明でした。それにしても、茨城の時の半額です。やっていけるのかな、と思います。

仕事自体は昆虫の他、哺乳類や爬虫類の調査もありそうなので、楽しそうではあります。が、繰り返しになりますが、この給与でやっていけるのかな、という不安が拭えません。