朝ドラを見た後の切なさ
朝ドラの「あんぱん」は漫画家のやなせたかしと彼の奥さんをモデルにした、これぞ、朝ドラという感じの、夫婦が手を取り合って成長し、年老いていく物語です。毎朝楽しみに見ていますが、主人公が、奥さんの暢ちゃんから「たかし」と呼ばれるの見ていると、時折、切なくなります。
少し前の朝ドラの「らんまん」も植物学者の牧野富太郎と彼の奥さんをモデルにした物語で、不遇な主人公をしっかり者の奥さんがいつも励まし、共に笑い、涙するのは今回と同じです。主人公夫婦の共通の仲間たちとの友情も作品の根底にあって、そういえば5年前に放送された、音楽家をモデルにした「エール」もそうでした。
自分は若い頃、美人でしっかり者の奥さんに励まされて仕事を成し遂げることを思い描いていて、30歳の時に理想に近い女性と結婚したわけですが、甲斐性なしだったために、奥さんに逃げられて今に至ってます。
あまり結婚と離婚に関して後悔してなかったのですが、この頃、自分の描いていた夫婦像に近いドラマを見ると、見入ってしまった後に深いため息が出てきます。あーあ。


















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