六本木ヒルズでラファエル前派展
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在ベトナム邦人向けの雑誌に、日本からお土産を買ってくるとお土産のお菓子よりもパッケージの箱とかを喜んでほしがる、という漫画が載っていました。そう言われてみると、フレラボの女の子たちも捨てずによくお持ち帰りしています。この前は抹茶のバームクーヘンの入った円柱形の箱を、お茶かコーヒーを入れておくと言って持ち帰っていました。
お土産に限らず日本の商品はパッケージまで行きとどいているのかもしれません。ベトナムで買い物をすると、小さい品物だと赤いスケスケのビニル袋、大きい品物だとゴミ袋みたいな真っ黒のビニル袋に入れて、はい、どうぞ、で終わりですからね。
でも、ベトナムの小物雑貨は日本の女性にすごく受けがいいわけですから、安くてセンスの良い布とかで品物を包んだら、買った側はかなり気分がいいのではないでしょうか。昔、日本の陶器がヨーロッパに持ち込まれた時に陶器をくるんでいた浮世絵にゴッホもゴーギャンも、なんじゃこりゃー、というほどの衝撃を受けました。ベトナムの小物でもありですよね。
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月、火と国立感染症研究所でコガタアカイエカの標本を作り、写真に撮って、画像解析をしました。月曜の午前中は、Sさんが外出するので、午後から来て欲しいとあらかじめ連絡があったので、まず浅草に行ってMさんのお墓参りをしてきました。写真は国際通りから見た東京スカイツリー。
地下鉄を降りてから、しまったと思いました。時刻は10時くらいだったのですが、来る時間が早かったな、と。おいしそうなお店やカフェ、食堂、レストランが軒を連ねているではないですか。先に美術館へ行ってから、お昼近くにくればよかったと思いました。
それから、銀座で開催されているフェルメール展へ行ってきました。ANAが協賛していることもあって、前回も今回も帰国した時にANAに乗ると、宣伝していたので、気になっていました。生物学者で大のフェルメールフアン(NHKの番組で本人がそう言っていました)の福岡伸一が、全面的に企画監修をしていたことも自分には気になりました。
解説を小林薫と宮沢りえがフェルメールとその娘役をやっていたので、解説のテープなんて滅多に借りないのですが、今回は借りました。なんといっても、小林薫は「美の巨人たち」の解説をやっていますから。
ふつうは、絵の展示会ではカメラ撮影禁止なのですが、実は、この「真珠の耳飾りの少女」をはじめすべての作品が複製のせいなのか、皆パチパチ撮影していたので私も撮りました。
これは、一番最後の作品で、娘をモデルにしたそうです。かつてのフェルメールの筆遣いといいますか、ようは全盛期の迫力が無いので、フェルメールのものか最近まで議論があったらしいです。
仕事の方は、昨日今日とかなり根を詰めてやったのですが、難しかった。もっと技術を上達させたらいいのでしょうが、この年になると時間との勝負の部分もありますので、ハノイに戻ってもう少し練習してから決断します。
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土曜日はブリヂストン美術館と国立新美術館へ、日曜日は国立西洋美術館へ行ってきました。
ブリヂストン美術館は東京駅前のブリヂストン本社内にあります。なんでもブリヂストンの創業者がニューヨークのMOMAに行った時にオフィス街にあったのに感銘して自分の美術館も都心のど真ん中に作ったそうです。
モネ、ルノアールなど印象派の傑作もありますが、青木繁の「海の幸」とか、日本人の描いた絵でもいいものがありました。
国立新美術館ではエルミタージュ美術館展をやっていました。エルミタージュ美術館展は以前都心のどこかで行われたので、前に見たことのある絵もありましたが、いい絵は何度見ても飽きることはありません。
最後は国立西洋美術館。建物はル・コルビュジェの設計で、国の重要文化財です。右手にロダンの彫刻が写っています。
ここでは現在、国立ベルリン美術館展が開催されていて、ベルリンのいくつかの美術館から傑作を貸し出してもらって展示しています。この展示会の目玉はなんといっても、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」です。
土日とあってどこも混雑していると思ったのですが、国立新美術館で絵ハガキを買う時には難儀したほかは、予想よりもスムーズでした。
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今年、千葉県中央博物館で「シカとカモシカ」展があります。
以下は千葉中央博のWebサイトです。
http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
展示の準備に関してのブログも公開されています。かなり大変そうですが、くじけず頑張ってほしいものです。
http://shikamoshika10.posterous.com/
と、人ごとのようですが、私もシカとカモシカに寄生するマダニについて協力しています。マダニの写真を送ったくらいですが。
あ、あとマダニの標本を寄贈しました。展示されるのかな。ヤマビルに触れてみよう、なんてコーナーがあるようですが、一旦吸いついたら離すのがめんどいかも。
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週に一二回、仕事が終わった後、家に帰ってから着替えてNIHEの構内を走っています。昨日も10周走り終わった後で家に戻ろうとすると、守衛のお兄ちゃん達に呼び止められました。部屋に入ると、鶏の蒸し焼きと空芯菜、それにウォッカがテーブルの上にありました。
彼らに勧められるまま、鶏肉を食い、ウォッカを飲みました。ウォッカは3リットルくらいのペットボトルに入っていたのですが、ブリキでできた四角い容器に中身をまけて、グラスですくって飲みました。その容器がどこかの家の庭の隅に置かれた犬の餌台のようで、ボウフラがわいているのを想像させました。結局、それを7人で空けてしまいました。
アパートに戻って、7時のNHKのニュース(日本だと9時のニュース)を見ていたのですが、途中で意識を失ってしまって、気がついたら番組が「トップランナー」に代わっていました。臓器の出た女性とか幽霊とかの日本画で有名な、松井冬子さんがゲストでした。数日前の日経に彼女の記事が載っていて、いい女だなあ、と、変わった絵を描いているなあ、というのがその記事を見たときの印象でした。テレビで拝見すると、(とても失礼ですが)薄倖の女性の魂を背負っているかのようなオーラといい、芸大に五浪して入学した芯の強さといい、うつぶせになって絵を描く様子といい、なにか魅力的な人に見えました。
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金曜日の夜にアパートを出て、福岡行きの飛行機で一時帰国しました。Tさんにちゃんとノイバイ空港までのタクシーの予約を入れておいて貰ったはずが、ドタキャンとなり、あわてて自分でタクシーを呼ぶはめになりました。Uさんと同じ便だったのでUさんのアパートを経由して帰ったのですが、本来なら二人で20万ドンであった料金がメーターどおりに支払ったため40万ドンになりました。これだからベトナムのサービス業は困ります。
三連休なのでそのまま福岡から羽田に飛びました。まず、乃木坂の新国立美術館へ直行し、オルセー美術館展を見ました。会場はすごい人出でした。私が帰るときはもっとすごい人数でした。いい絵が展示されていたのですが、ゆっくり絵を堪能する感じではなかったです。
次に東京駅前に最近できた、三菱美術館一号館に行きました。こちらは入場者制限をやっていて、入るまでに15分ほど待たされました。添乗員のサービスも丁寧で、写真のようにこじゃれた中庭もあって雰囲気はいいのですが、昔のオフィス用の建物をそのまま美術館に転用した感じなので、部屋が狭く、確かに入場者を制限しなければやっていけない感じでした。部屋にはやたら昔の暖炉がありました。
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仕事の後、フレラボの同僚の人に誘われてパントマイムを見に行ってきました。日本人の人がやっていたのですが、芸達者で、オチも面白かったです。最後は結局死んでしまうところとか、吉田戦車の「広辞苑」を思い出しました。
ヒュー。30代後半からの人しか知らないかも。
毎朝5時45分頃に起きて朝食を作って、6時から「ゲゲゲの女房」を見ながら朝食を食べています。舞台は昭和30年代の日本。水木茂は戦争に行った青年期から40代にかけて本当にお金に苦労したんですね。家のテレビがまだ白黒だったので、昭和40年代の前半だと思うのですが、河童の三平を怖いもの見たさで見ていた思い出があります。
それから、子供の頃に彼の漫画を見ましたけど、絵がぐろくて、妖怪や幽霊よりも人間の絵の方がかえって怖かった記憶もあります。彼の描いていた中で一番醜くて、怖かったのは、欲に目のくらんだ人間だったような。
ゆーらり、ゆーらり、ゆーらららー。ゆーらり、ゆーらり、ゆーらららー。ここはどーこの細道じゃー。
(途中省略)
行ーきはよーいよーい、帰りーは怖ーい。河童の三平、どーこへゆーくー。
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土曜日には午後に美術館に行ってきました。美術館といっても日本と違って、博物館も兼ねています。上野の国立博物館を大幅にしょぼくして、県の美術館を足し合わせた感じでした。かなり酷な言い方ですが、美術館、博物館好きの私としては、辛い点をつけざるを得ない内容です。戦争を描いた絵ばかりでたいした展示がないなあ、と思って閲覧していましたが、夫と離れ離れになって涙にくれた女性の彫刻と、中国近くの農村の風景を描いた油絵だけは割とよかったです。
あー、フェルメール展、見に行きたい。
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朝一番の飛行機で羽田に飛んで、まずは乃木坂に行きました。新国立美術館の「フェルメール展」を見てきました。予想通りの混雑でした。けれど、やっぱ、「牛乳を注ぐ女」はいい!気持ちが安らぎます。オランダの風俗画はおもしろい。酔っぱらいばっかしです。
フェルメール展を見終わって、クリアファイルとポストカードを買って出ようとすると、今後の展覧会やら他の美術館のチラシがありました。なになに、今度はモディリアーニが来るのか。惹かれる....
ふと、ムンク展のチラシを見ると、今、西美でやっているではないですか。当初はサントリー美術館に行くつもりでしたが、チラシに載っていた数枚のムンクの絵が気になって、急遽予定を変更しました。表参道から銀座線で上野に向かっていたのですが、上野の二駅先の田原町に森さん(北大の森先生ではありません)のお墓があるのを思い出して、まず、お墓参りに行きました。長崎に行く前に墓前に報告しようと思っていたのですが、ばたばたしていてできなかったので、今日ようやく報告できました。
浅草で軽くお昼を食べてから、上野のムンク展に行きました。これまで「叫び」くらいしか彼の絵を知らなかったのですが、他の絵を実物で見ているうちにだんだん好きになってきました。特に色彩がとても好きになりました。構図も(当然ですが)巧みで、自分のプレゼンでも一度使ってみたいと思いました。私は普段図録を買わないのですが、今回は買ってしまいました。
それから両国の大江戸東京博物館の北斎展へ。かなりの作品がありました。時間帯のせいもあるのか、ここは今日見た中でもっともすいていました。それで人の流れに沿ってじっくり見ていったため、全部見終わるまで2時間近くかかりました。
羽田に向かう途中で、銀座の鳩居堂に寄って和紙を少し買いました。今年の6月にベトナムからTさんが日本に来たときになにやら和紙を買おうとしたのですが、長崎には彼女の望むのがなくて買えずに帰りました。具体的にどんな和紙かわからなかったのですが、私の独断でいかにも日本的な紙細工と折り紙を買いました。この前のホーチミンの調査でも彼女には本当にいろいろと世話になりました。フェルメール展ではホーチミンのLさんにクリアファイルを買ったので、一緒にベトナムに送るつもりです。
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