研究

2020年10月14日 (水)

もう二度と頼みたくない英文校閲業社

 以前、英語の原稿をチェックしてくれる業者はあまりなかったか、ほとんど宣伝がなくて知られていなかったと思います。今は国内に大手2社があって、どちらもHPで大々的に論文の書き方の指導や講座の宣伝をしています。

 私は、千葉衛研の時に隣の研究室の方が紹介してくれた業者をずっと贔屓にしていました。多少値段は高めなのですが、論文の内容を吟味して納得のいくまで手直しをしてくれるし、レビジョンの原稿は割引でみてくれるので,長い目でみるとコスパがよかったです。

 しかし、大手2社はこれまでまったく利用していなかったので、今年になってからここを利用してみることにしました。早く論文になりそうなものから書いていたので、ベトナムで私のアシスタントとひっそりとやったいくつかの実験を2本にまとめました。

 その2本をそれぞれの業者に頼んでみたのですが、一つは思っていたよりも安く、しっかり見てもらえた感じでした。レビジョンの原稿も割と安くすみました。ここは長崎大学と提携していて、定期的に論文の書き方のセミナーを大学でも開いていますし、この頃は無料のウェブセミナーを開いています。

 もう一つの論文は大手の別の業者に頼んだのですが、少々割高だなという印象でした。あまり英文を直されていなかったのは知り合いが内容のチェックをして良くなったせいもあるかと捉えていました。

 昨日、レビジョン原稿を修正して、念のためここの業者に見積もりをしてもらったところ、1回目よりも値段が上がっていました。普通、修正原稿は、直した部分を見るものなのですが、オプションのサービスをつけていなかったから、もう一度最初から見るという返答でした。HPからやり直そうにもできないので、メールで問い合わせてみたのですが、同じ返答でした。

 サービスが通り一辺倒で融通が効かない。もう二度とこんな業者に頼みません。

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2020年7月24日 (金)

リジェクト続き

 2ヶ月ほど前に投稿した論文の返事がようやく来ました。結果はリジェクト。これで2回連続です。前の原稿もまだ修正が終わっていません。論文を書くのが遅いのを早く修正しないと。

 就活も、残念ながら、の繰り返しです。どこかで上潮にのりたい。

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2020年2月17日 (月)

弾かれて弾かれて再投稿

 蚊の吸血行動の論文がJMEからレジェクトではなくて「退却」という形で戻ってきたので、レフリー達のコメントを参考にしながら書き直しました。

 さて、どこに送ろうか考えた末に、Journal of Vector Ecologyという雑誌に投稿しました。ここは長崎大学で最初にやった実験結果を掲載した雑誌です。投稿規定をしっかり読んで、新しい論文を参考に書式を整えて、お昼過ぎに投稿したら、なんとその日の夜に編集長から返事が戻ってきました。

 本論文は内容がうちの雑誌にそぐわないし、共著者の何人かとは連絡が取れないので受け付けません。

 即日リジェクトというのは初めてでした。

 気を取り直してタイのマヒドン大学が発行している熱帯医学の雑誌に投稿しようとしたところ、何度やってもメールが編集部に届きませんでした。これは諦めるしかないな、と思ったのですが、ダメもとでもう一回JMEに出すことにしました。

 昨日の夜、もう一度内容を見直してからJMEに再投稿しました。

 コガタアカイエカの原稿も共著者のところで止まったままだったのですが、先週に当人から返信があり、さらに別の共著者からも「どう考えているのか返事をくれ。」という催促のメールが来たので、二人に考えに同意する、という返事をしました。

 とりあえず出したので、どっちも今は待つ状態です。

 

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2019年8月23日 (金)

またもやリジェクト

 P&Vに投稿した論文はまたもやリジェクトでした。第1レフリーはmajor revisionで、やや難解ですが長文のコメントがついていました。第2レフリーは前回見た人らしいのですが、比較的あっさりと方法と解釈に問題があるといコメントされていました。ただ、具体的に不備と指摘された方法はそっちが間違いではないか、と言う内容で、結局それを重視した編集者の判定はrejectでした。

 負け惜しみで言うわけではないけど、こんな判定を受けるならもうここには投稿しないぜ。掲載料はやたら高いし、こっちから御免こうむりたいわい。

 もう一つの論文は結果と考察をはじめとして共同研究者がかなり書いてくれて、ほとんど仕上がってしまいました。データ解析も彼がほとんどやってくれたので、筆頭著者は彼に譲ると、さっきメールしました。

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2019年5月16日 (木)

新しい実験助手が決まる

 2月からフレラボに加わった方はNIHEの他の研究室から来た人なのですが、ほとんど英語が話せません。リストラ候補者をまわされたとか言われたりもしたのですが、2月いっぱいでフレラボを辞めたCさんがウイルスの培養法、定量法を教えていってくれたので、デングウイルスの感染実験ではこの新しい方に準備をしてもらっています。

 連休明けにエントの分子生物の主任のような立場にいるH君と今後の実験について話をしたところ、感染後の蚊の体内にあるウイルスも定量することになりました。彼は5年ほど前に実験系を作っているので、当初は彼に指導してもらって私が実際に手を動かす予定でしたが、彼から長崎大のベトナム人スタッフの誰かに教える方にしたいという申し出がありました。私と実験の現場で英語でコミュニケーションを取るのが大変だからでしょう。

 恐る恐るフララボの拠点長に新しい人を今後私の実験助手として使わせてくれないかと申し出たところ、6月から働いてもらうことでどうにか了解を得ました。2月の時点で他のグループが必要としないのであれば私のところで是非にと思っていたので、良かったです。

 このところセミナーの発表直前にトイレでトラブルになって遅れたり、何かに追い立てられる夢を見ていたので、寝るのも嫌な夜が多かったのですが、これで少し気持ちが楽になりました。

 

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2019年3月 1日 (金)

Cさんの送別会と蚊の感染実験

 ケニアから熱研に持ってきたネッタイシマカをNIHEに持ってきて増殖させています。ようやく実験に使える程度まで増えたので、今日、感染実験に使いました。

 いろいろ用事は重なるもので、今日はフレラボアシスタントのCさんの送別昼食会でした。彼女は今月半ばから韓国に留学します。昨年の6月に私のアシスタントだったHさんがいなくなった後は感染実験をやる際には彼女にウイルスの用意をしてもらっていました。そのため私としては痛いのですが、旧正月明けにフレラボに加わったHさんに細胞の培養法やウイルスの定量などをしっかり教えてくれたので、ありがたいです。
 昼食会の後にカフェに行くのを断って急いでNIHEに戻り、吸血した蚊とそうでないのの選別を始めました。私のアシスタントのTさんも昼食会に参加予定でしたが、風邪をこじらせたので取りやめて、NIHEでじっと私の帰りを待っていてくれたので、早く作業を終わらせて家に帰ってもらう必要があったためです。
 まあ、そこそこ蚊は吸血したのですが、急いで後片付けをしていたらガラス容器を1個割ってしまいました。
 4月中旬に一時帰国する前に3回感染実験を行う予定なのですが、大丈夫かな。

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2019年2月25日 (月)

便利な投稿システムと不便になってきたハノイのタクシー

 10日ほど前に投稿した論文がどうなったか、ネットで確認してみました。

 90年代だったら、国際郵便で3部くらい印刷した原稿を編集部に送って、国内誌だったら受け取ったよの通知が来るのですが、本当に届いたのかもあやふやなまま2、3ヶ月が過ぎた後で、英文校閲をしたにも関わらず英語がひどいのでやり直しとかの通知が郵便で送られてきたものです。
 それが今はネット上で、編集部の玄関のようなシステムがあり、そこから内に入って、自分用の郵便ポストに、今査読しているとか、申請書に不備があるから書き直してくださいとかの通知が入っています。便利なものです。
 今日、そろそろ査読が終わるかなと思って確認してみたら、ネットで入力した著者全員のメールアドレスを表紙に書いてくれとか、倫理規定、グラント等を原稿の中だけでなく、新ためて章を設けて記載してくれという編集部からの要望がありました。
 今日は、日本からの教授方が日米医学会に参加するためハノイに来たので、交流飲み会がありました。事務処理は早く済ませるのが私のやり方なので、飲み会開始の時間ギリギリでしたが送っておきました。実験室の電源を確認してトイレに寄ってからNIHEの門に行ったら、あー、いつものバイタクのおじさんはお客さんを乗せて去っていくところでした。
 飲み会のレストランは歩いて15分程度の中途半端な距離です。最近は、グラブという便利な白タクが増えたのですが、その分タクシーが世知辛くなりました。結局、歩いて行ったので20分ほど遅れました。

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2018年12月18日 (火)

論文を書くのを早くせよ

 ベトナム拠点とNIHEとの合同ミーティングが長崎であり、日曜日から一時帰国していました。昨日、他の人の成果も含めた発表を取りまとめてやったわけですが、今日、ボスを中心にメンバーで今後の活動について話し合いをしました。とりあえず来年度行うことについてボスから指示があり、その後、さ来年度から始まる予定の第4フェーズの内容について意見を出し合いました。

 ところで、昨日の発表の内容はボスから見たらまずまずだったようですが、個人的にはもっと早く成果を出して論文にまとめるように言われました。
 これからは論文を書くのを早くしないと生き残れないです。

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2018年12月13日 (木)

ヒーターの恣意的操作

 デングウイルスに感染させた蚊を凍結させておいたのを、最近冷凍庫から取り出してRNAを抽出しています。抽出過程でサンプルの入ったチューブを3分間、70度に置くのですが、最近、なんか温度が低いような気がしていました。一応ダイヤルは70度をさしていたので大丈夫だろうと思っていたのですが、念のため温度を測ったら45度くらいしかありません。ダイヤルをよく見たら、ポッチに見えたのは別の部分でした。ちなみにものすごいアナログな機械なので、温度がデジタル数値として表示されることなどありません。

 あー。
 11月から500サンプル近く処理してきたのにパアです。
 今回最初に実験を始める前に温度が70度なのをレーザー型の温度計で確認したので、誰かがダイヤルをいじったとしか考えられません。数日前に、焦げる匂いがするとか、臭いとか、実験室で作業しているエントのスタッフに言われたのですが、彼らに確認してみたところいじっていないと言われました(ま、そりゃそうだろ)。
 腹が立ってしょうがなかったのですが、その都度しっかり確認をしなかった自分も悪いと怒りをなだめています。

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2018年10月16日 (火)

アシスタントのTさんの厄除け

 蚊の飼育アシスタントのTさんが職場復帰しました。彼女は今年は不運続きなので、私から元室長のYさんにお寺にお祓いに行きましょうと先週話を持ちかけました。今日のお昼前に我々三人のほか、Tさんの仕事をいつもフォローしているVさん、Gさんも連れて、フレラボでよく行くお寺に行ってきました。

 お寺の境内にはいくつもの仏像があるので、いつもなら各自でそれぞれお賽銭を払うのですが、今回はYさんが取り仕切って厄除けの紙に各人の名前と年を書いてもらって本堂に供え、皆でお祈りした後、しばらく外で待ってからその紙を外に出して燃やしました。
 いつもなら500ドンとか1000ドンとかをお賽銭として納めるのですが、今日は最低10万ドンでした。日本で厄除けのお札を収めるのと物価的にはそう変わりはない感じです。
 そういえば、先週の金曜日に前のアシスタントだったDさんが、JICAを辞めるので最後の挨拶に来ました。彼女のやりたかった公衆衛生の研究職の仕事につくことになったそうです。本当はうちで蚊の防除によるデング熱の抑圧をやりたかったのにプロジェクトが頓挫して泣く泣く辞めてもらって、ツテを頼ってJICAに入れてもらったわけですが、本人の希望がかなってよかったと祝福してあげたい気持ちになりました。
 ところで、午前に報告書やスライドを提出したので、午後は科研費の申請書書きに専念しようと思っていたら、上司からやり直しの指令が入りました。ひっきりなしに入るメールに対応して、最後に入ったスライド修正の司令に沿って直して返送した後、誰に不満をぶつけることもできず、ジムに行って汗を流しました。
 昼間、アシスタントのTさんからメールが入っていました。もしかして、また何か問題が起きたのかなと一瞬思いましたが、2年前に自分が本当にお金に困っていた時にアシスタントとして働かせてもらって感謝していること、このまま私がベトナムにいる限り働きたいことなどが綴ってありました。
 いいこともあれば悪いこともあります。
 

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