研究

2026年8月 8日 (土)

嘘つかれたサンプル

 新しい論文の取り掛かるにあたって今の調査地のサンプルの情報が必要になり、先週、逆ハラスメントの疑いを持たれた、車中でのサンプルについて、当人に問い合わせしました。数ヶ月前に、私に言われた際には、絶対サンプルを渡していません、ときっぱり言い切られたので、ひょっとして自分の勘違いかとも当時は思いましたが、今日、渡したサンプルの番号と種名、個体数が書かれたメールが返ってきました。

 必然的に、上司から二次ハラスメントのような対応があったと文面で触れたのですが、自分は存ぜぬし、それよりも、自分は行政の立場として今後も譲るつもりは一切ないという感じの答が返ってきました。

 はあー、何なんだ、この人は。これからは当たり障りのない対応で、仕事だけの付き合いでどちらかが異動になるまでいたいです。

 先週、間に入ってもらった中間管理職の人にもメールで実情を伝えたのですが、お互い信じてやっていきましょう、と公務員らしく当たり障りのない返答メールが戻ってきました。

 最後にこんな最低のチームで仕事をすることになるとは思いもよりませんでした。人生、長生きするものです。そして、次の新しい環境での出会いは今回の分を取り戻すくらいのを期待してしまいます。

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2026年7月15日 (水)

5回目の査読で理不尽な要求

 ナシマルカイガラムシの原稿が戻ってきました。追加調査をするか、我々の意見を支持するような文献を引用するようにというコメントがありました。5回目の査読になって出された要求です。どちらも無理なので、このまま戻して下さいと、共著者に返事をしました。

 別のローカル雑誌に投稿するか、お蔵入りするか、共著者の意見を聞いてから決めようと思います。勉強にもなりましたが、査読者が悪かった。もう二度と茨城県農業総合センターの研究報告に論文を出すことはないでしょう。

 房総半島のシカとマダニの論文は最初の査読結果を待っている状態です。こちらの雑誌は受付から受理まで平均45日です。

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2025年9月15日 (月)

外来種対策が今の仕事

 6月から今の職場に勤め出して、最初の1ヶ月間はクビアカツヤカミキリ、7月にアルゼンチンアリが名古屋港で見つかってからはずっとアリ調査に追われています。標本整理が本来の仕事だったのですが、あまりそちらはやれていません。

 センターとなっていますが、今の職場は試験場・研究所ではなく行政所なので、全ての権限は行政職である事務方に握られています。外来種対策といっても、現場での指導を行うのが主で、その先の新たな防除法の開発や調査までは踏み込みません。クビアカツヤカミキリの対策にしても住民や事業所から依頼を受けたら現場へ行ってこうした方がよいと指導し、あまり被害がひどくなければ駆除をする程度です。苦情があったら、すでに確立された対応を指導する。お役所の対応です。

 アルゼンチンアリに関しては、とりあえず、名古屋市で初の事例であれば、センターの報告書あたりに書くことを念頭に調査を進めて欲しかったのですが、当初はリーダーに全くその考えがない感じでした。標本を保存するという考えも念頭になかったようでした。リーダーが事務職の割には野外調査が好きで、よく下調べをして調査をやってくれていたのですが、報告書にまとめるという考えが全くないとわかった時、これではダメだと、私の中で開き直りができました。本人は行政職なので、駆除してそれで終わりなら職務を全うしてそれで良しなのですが、なんの報告書も世に出さなければ次に繋がりません。私としてはもう新しい調査には深く関わらないつもりでしたが、結局、これではダメだと悶々とする状況が嫌になったので、とりあえず、私の研究計画案を叩き台にして調査を行う人達での話し合いの場を設け、今後の計画と分担を決めました。たぶん、アルゼンチンありについては私がまとめることになりそうです。 

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2025年7月 2日 (水)

八部目で収める

 名古屋に引っ越して一ヶ月が経ちました。名古屋の夏は暑いでしょ、と、職場の人をはじめ、合気道、タッチの仲間に言われますが、本当にそうです。とても蒸し暑い。毎日、通勤で汗だくになるので、職場に到着すると予備のシャツに着替えて、びしょ濡れになったシャツは午後まで陰干しします。

 名古屋は大都会である割には自然も残っているので、住みやすいです。この暑ささえなければ、と思うのですが、冬は冬で寒いそうです。

 ところで、前の職場の上司と拗れた件ですが、先週、web会議で直接話をして、ひとまず収まりました。メールだけだと相手の伝えたいことがイマイチわからなかったのですが、なんとなく、あー、そういうことなのね、と理解できました。

 あまりにも相手の意見が勝手な気がしたので、途中で声を荒げてしまいましたが、言いたいことを八部目くらいに留めておいたので、それで良かったのかもしれません。

 

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2025年6月20日 (金)

前の上司からのモチベーションを下げる依頼

名古屋に引っ越してきて、3週間目。生活にはだいぶ慣れてきました。職場の人間関係と各人の性格も徐々にわかってきました。今のところ、不可はなくですが、もう少し静観します。

ところで、今になってどうにもならないのが、前の上司です。調査地の防除歴を入手するのを引き継いだはずですが、さっぱり連絡がなく、先日催促したら、今、別の人に依頼していますという回答でした。が、その後に私の”任期の間の調査野帳の原本(もしくはコピー)”がない、ので、教えてほしい、という文がついていました。今になって何を言ってんだろう。

実験ノートなどを雇用側が保持するのは当然ですが、あくまで特許をはじめとした利権が絡むのが前提です。カイガラムシの発生消長や孵化後の幼虫の行動などは、論文にする以外にどうやって世の中に還元できるのでしょうか。書き手の筆頭著者を中心に共著者がサポートして出版まで漕ぎつけるのが目標だと思うのですが、この上司の場合、何よりも自分の保身が第一で、そのせいで書き手のモチベーションが下がることがわからないようです。そもそも、私を信頼していないから、原本を送れ、と言える。

いずれにせよ、なぜ、3月中に言わなかったのか。個人的には、すでに上司でもない人のために時間とお金を使って、どう考えても無意味な仕事をしなければならないのか。納得がいかず、ここ数日悶々としています。

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2024年3月26日 (火)

新年度の研究計画

任期付き研究員の期間もあと残すところ1年となりました。

来年度の研究計画を主任と話し合って、今日の設計検討会で室内の人たちに発表したのですが、結果から言うと、全然ダメでした。最終年度の落とし所が一番最初の計画書に沿っていないという指摘が一番きつかったですね。

俺が策定したわけじゃねえんだ、と正直言って、開き直りたかったわけですが、それを言ったらおしめーよ、なので、思いつく限りの言い訳をしたわけです。とどのつまり、手を抜いて、この程度でいいんじゃねえか、という雰囲気が主任と私との間でありました。

4月からの主任は別の人になるので、その人と話し合った方がいいと思い、夕方、早速その方にメールでコンタクトを取りました。相手方からも、できるだけ今年度内に打ち合わせをしておきたいという返信があり、今日発表した計画書を送りました。

やっておくべきことは端折らない方がいいですね。

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2022年6月29日 (水)

ハノイの蚊の吸血論文がアクセプトされた

 懸案だった論文がやっとアクセプトされました。というか、自分もその雑誌の編集委員だったので、査読中の論文の進捗状況を知らせるメッセージが来たので、クラウドを覗いてみたら通っていました。

 最初の投稿は2019年でした。疫学的な要素も取り入れた方がいいという示唆を取り入れて書き直したら、リジェクト。次の国際誌では編集長がいろいろコメントをしてくれて、とりあえず保留にするからじっくり練り直して再投稿してみてくれ、というので1年くらいかけて書き直して再投稿したらその間に編集長が変わってリジェクト。三番目の国内誌は返答がくるまで三ヶ月近くかかったけれども、リジェクト。もうここがダメだったらボツだな、と思って知り合いが編集長をやっている国内誌に投稿してやっと通してもらいました。
 共著者の一人がバイク事故で植物人間になってしまったので、なんとか論文として残したかったので、とにかくよかった。

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2022年3月 3日 (木)

今年度の室内成果発表会

 年度末になって、これまでの成果をまとめる作業が多くなりました。

 今日は、研究室での1年間の研究活動のまとめを各自が発表しました。テーマはどちらかというと上から託されたものであり、最初の年だったこともあって、まず新しい研究対象に慣れることに時間をかけました。後半はこの研究からもっと掘り下げられるテーマを探した1年間でした。

 植物病理も一緒の研究室なので、話についていけない、わからないテーマも多いなか、人を押しのけておいて、こんな程度か、と腹のたつ内容もあって、ストレスの溜まる発表会でした。正直言って、昨日の晩に報告書を見た時から、あれだけ、研究をやっているんだといいながら、中途半端な結果を見せつけられて腹が立っていました。ただ数が多けりゃいいってもんじゃないだろー、と言ってやりたくもなります。

 悶々とした気持ちのまま、明日は、任期付研究員の発表会に向けて発表練習があります。

 

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2022年1月27日 (木)

年明け早々どん詰まり

第三者にカードを不正利用されたことがわかったため、昨年末にカードを作り直しました。

今年最初のカードの請求書が届いたのですが、よく見ると使った覚えのない中国の団体から請求が来ていました。同じ日に3件で合計3万円くらいでした。気づいたのが週末でカード会社は休みだったので、ネットで予約だけ入れておきました。

もしやと思って、さらに過去に遡ってみると11月上旬に日本のUSJとチケット会社から合計8万円くらいの請求がありました。

月曜日に電話で事情を説明したところ、今月の不正請求は取り下げられて、カードもまた新しいのを作り直すことになりました。また、11月の分については国内の担当者に引き継がれましたが、調査に時間がかかるのでしばらく待って欲しいということでした。

なんなんだろう。とりあえず、今度はパスワードからなにからやり直そうと思います。

仕事ではカイガラムシの雄の同定に手を焼いています。どうにか入手した文献に鍵となる形質が記載されていたのですが、今日実物を調べてみましたが確認できませんで技術情報を目指します、とか、まだ普及のレベルまで達していない、というようなコメントが聞かれます。要するに研究が一番低いわけですが、新しいものが何もないのに、既に他の人が発表した内容を県で確認しただけでどうして研究なんだよ、と言いたくなるような仕事もみられました。

今年度はまだ成果が出なかったので、私は発表はありません。それよりもカイガラムシの雄の同定に手を焼いています。どうにか入手した文献に鍵となる形質が記載されていたのですが、今日実物を調べてみましたが確認できませんでした。八方塞がりの状態です。

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2021年8月16日 (月)

8回の論文修正

 やっと懸案だった論文が通りました。8回の修正でした。初回の修正で統計処理について査読者からの指摘とは違う統計について思いついたので修正したら、そこから泥沼になりました。2回目に査読者と統計処理について議論をしたのですが、4回目くらいからはもういいやという状態になりました。日本の学会誌に投稿した論文で英文でしたが、3回目からは日本語でいう「てにをは」の指摘になり、本質的な議論は無くなりました。

 とりあえず、祝杯を一人であげました。

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