研究

2024年3月26日 (火)

新年度の研究計画

任期付き研究員の期間もあと残すところ1年となりました。

来年度の研究計画を主任と話し合って、今日の設計検討会で室内の人たちに発表したのですが、結果から言うと、全然ダメでした。最終年度の落とし所が一番最初の計画書に沿っていないという指摘が一番きつかったですね。

俺が策定したわけじゃねえんだ、と正直言って、開き直りたかったわけですが、それを言ったらおしめーよ、なので、思いつく限りの言い訳をしたわけです。とどのつまり、手を抜いて、この程度でいいんじゃねえか、という雰囲気が主任と私との間でありました。

4月からの主任は別の人になるので、その人と話し合った方がいいと思い、夕方、早速その方にメールでコンタクトを取りました。相手方からも、できるだけ今年度内に打ち合わせをしておきたいという返信があり、今日発表した計画書を送りました。

やっておくべきことは端折らない方がいいですね。

| | コメント (1)

2022年6月29日 (水)

ハノイの蚊の吸血論文がアクセプトされた

 懸案だった論文がやっとアクセプトされました。というか、自分もその雑誌の編集委員だったので、査読中の論文の進捗状況を知らせるメッセージが来たので、クラウドを覗いてみたら通っていました。

 最初の投稿は2019年でした。疫学的な要素も取り入れた方がいいという示唆を取り入れて書き直したら、リジェクト。次の国際誌では編集長がいろいろコメントをしてくれて、とりあえず保留にするからじっくり練り直して再投稿してみてくれ、というので1年くらいかけて書き直して再投稿したらその間に編集長が変わってリジェクト。三番目の国内誌は返答がくるまで三ヶ月近くかかったけれども、リジェクト。もうここがダメだったらボツだな、と思って知り合いが編集長をやっている国内誌に投稿してやっと通してもらいました。
 共著者の一人がバイク事故で植物人間になってしまったので、なんとか論文として残したかったので、とにかくよかった。

| | コメント (0)

2022年3月 3日 (木)

今年度の室内成果発表会

 年度末になって、これまでの成果をまとめる作業が多くなりました。

 今日は、研究室での1年間の研究活動のまとめを各自が発表しました。テーマはどちらかというと上から託されたものであり、最初の年だったこともあって、まず新しい研究対象に慣れることに時間をかけました。後半はこの研究からもっと掘り下げられるテーマを探した1年間でした。

 植物病理も一緒の研究室なので、話についていけない、わからないテーマも多いなか、人を押しのけておいて、こんな程度か、と腹のたつ内容もあって、ストレスの溜まる発表会でした。正直言って、昨日の晩に報告書を見た時から、あれだけ、研究をやっているんだといいながら、中途半端な結果を見せつけられて腹が立っていました。ただ数が多けりゃいいってもんじゃないだろー、と言ってやりたくもなります。

 悶々とした気持ちのまま、明日は、任期付研究員の発表会に向けて発表練習があります。

 

| | コメント (0)

2022年1月27日 (木)

年明け早々どん詰まり

第三者にカードを不正利用されたことがわかったため、昨年末にカードを作り直しました。

今年最初のカードの請求書が届いたのですが、よく見ると使った覚えのない中国の団体から請求が来ていました。同じ日に3件で合計3万円くらいでした。気づいたのが週末でカード会社は休みだったので、ネットで予約だけ入れておきました。

もしやと思って、さらに過去に遡ってみると11月上旬に日本のUSJとチケット会社から合計8万円くらいの請求がありました。

月曜日に電話で事情を説明したところ、今月の不正請求は取り下げられて、カードもまた新しいのを作り直すことになりました。また、11月の分については国内の担当者に引き継がれましたが、調査に時間がかかるのでしばらく待って欲しいということでした。

なんなんだろう。とりあえず、今度はパスワードからなにからやり直そうと思います。

仕事ではカイガラムシの雄の同定に手を焼いています。どうにか入手した文献に鍵となる形質が記載されていたのですが、今日実物を調べてみましたが確認できませんで技術情報を目指します、とか、まだ普及のレベルまで達していない、というようなコメントが聞かれます。要するに研究が一番低いわけですが、新しいものが何もないのに、既に他の人が発表した内容を県で確認しただけでどうして研究なんだよ、と言いたくなるような仕事もみられました。

今年度はまだ成果が出なかったので、私は発表はありません。それよりもカイガラムシの雄の同定に手を焼いています。どうにか入手した文献に鍵となる形質が記載されていたのですが、今日実物を調べてみましたが確認できませんでした。八方塞がりの状態です。

| | コメント (0)

2021年8月16日 (月)

8回の論文修正

 やっと懸案だった論文が通りました。8回の修正でした。初回の修正で統計処理について査読者からの指摘とは違う統計について思いついたので修正したら、そこから泥沼になりました。2回目に査読者と統計処理について議論をしたのですが、4回目くらいからはもういいやという状態になりました。日本の学会誌に投稿した論文で英文でしたが、3回目からは日本語でいう「てにをは」の指摘になり、本質的な議論は無くなりました。

 とりあえず、祝杯を一人であげました。

| | コメント (0)

2021年4月27日 (火)

オンライン会議でトラブル

 今年度の調査計画を隣の研究所と合同で発表する日でした。

 オンライン会議。

 しかも、職場のパソコンに一から設定する。

 どうにか、設定が終わり、音声のチェックも終えました。

 主催者が示すはずの資料がフリーズするので、それぞれ自分で資料を立ち上げて会議をすることになったので、アクロバットでpdfを立ち上げると、何やら不安定になりました。

 一旦会議から退席してから接続し直してみたものの、かなり不安定。嫌な予感がしましたが、自分の発表の番になったら、ミュートの解除ができなくなりました。

 えっ?

 急いで隣の方のパソコンを借りて発表を終えましたが、いやーなオンライン会議でした。

| | コメント (0)

2020年12月24日 (木)

ある意味、いいクリスマス

Tempimagetkydeq

 先週は12月としては珍しく雪が積もりました。クリスマスだし、雪だるまの写真でもベトナムの友達に送っておこうと思って、庭の日陰に残っていた雪で急きょ作った雪だるま。雪がだいぶ融けて凍っているのでかなり小さくまとまりました。雪だるまを作るのは、たぶん、従兄弟の子供が遊びにきた時に作ってあげた時以来だから、30年ぶりかも。

 先ほど、この前通った論文の校正が終わり、明日は先日戻ってきた論文のコメントに対応します。日本で家族(老母)と過ごし、研究は少しだけど前進。ある意味では、今年はいいクリスマスです。 

| | コメント (0)

2020年12月 2日 (水)

3年ぶりの論文

 8月に内容を修正して投稿した論文の返事がなかなか戻ってこないので、また伺いのメールを出そうかと思っていたら、ついさっきアクセプトされましたという連絡が届きました。よかった。

 年間4号発行する雑誌なのですが、9月に出るはずの第3号がなかなか出ないので、アメリカの雑誌だけに、もしかしたら編集長がコロナで倒れたのかも、と心配してました。昨日は私の誕生日だったのですが、何よりの誕生日プレゼントになりました。自分の書いた論文としては3年ぶりで、英語の論文としては5年ぶりです。

 昨日はベトナムの知人をはじめお祝いのメッセージをもらったのですが、アクセプトされた論文の共著者にもなっている元アシスタントのTさんから夫のS君と先月別れたという連絡もありました。夫のS君がネットのビジネスで借金をこしらえてしまい、ヤクザから取り立てに追われて、逃げるように地元に戻ったTさん一家ですが、あれから1年もたなかったようです。S君はハノイの有名な病院を辞めたそうで、これからどうするのでしょう。

| | コメント (0)

2020年11月13日 (金)

手間取っているベトナム時代の論文

 ベトナムの最後の方に予備的にやっていた実験を2本の論文にまとめて国際誌に投稿したのですが、そのうちの1本は修正して投稿し直したら、すぐに却下されてしまいました。これは書き直して国内誌に投稿したのですが、大幅に修正するように指示が出されたので、今はそれを修正することに力を注いでいます。

 もう一つの論文は2ヶ月以上待たされたのですが、1週間以内に大幅に修正して返送せよという編集者からの指示が戻ってきました。英文校閲をやり直したので1週間で終わらず、2週間後に投稿したのですが、その後3ヶ月以上経っても戻ってきません。この前、投稿したHPを見てみたら、修正論文の返送が遅れる時に出すメールのフォーマットがありました。私は前回、それには気づかずにいて、自分でカバーメールの内容を考えて送っていました。一応、このメールの様式を使って、そろそろどうでしょうかと伺いのメールを出してみたのですが、もう2週間も経つのに返答がありません。

 今朝、千葉大の時の恩師が家に来る夢を朝方に見ました。母親に紹介しようとするのですが、なぜかうまく伝わらずもどかしい思いをして目が覚めました。早く千葉大の時の論文を書けよ、という焦りなのかな。最近、現実っぽい夢を見ます。

 先日、義弟の父親が亡くなったので、午前中は告別式に行ってきました。コロナ禍の状況でのお葬式だったので、受付をして香典を渡して、お焼香をしたら終わりでした。珍しく兄が来るのが遅れたので、少し妹夫婦と話をしましたが、10分程度で葬儀場を後にしました。

| | コメント (0)

2020年10月14日 (水)

もう二度と頼みたくない英文校閲業社

 以前、英語の原稿をチェックしてくれる業者はあまりなかったか、ほとんど宣伝がなくて知られていなかったと思います。今は国内に大手2社があって、どちらもHPで大々的に論文の書き方の指導や講座の宣伝をしています。

 私は、千葉衛研の時に隣の研究室の方が紹介してくれた業者をずっと贔屓にしていました。多少値段は高めなのですが、論文の内容を吟味して納得のいくまで手直しをしてくれるし、レビジョンの原稿は割引でみてくれるので,長い目でみるとコスパがよかったです。

 しかし、大手2社はこれまでまったく利用していなかったので、今年になってからここを利用してみることにしました。早く論文になりそうなものから書いていたので、ベトナムで私のアシスタントとひっそりとやったいくつかの実験を2本にまとめました。

 その2本をそれぞれの業者に頼んでみたのですが、一つは思っていたよりも安く、しっかり見てもらえた感じでした。レビジョンの原稿も割と安くすみました。ここは長崎大学と提携していて、定期的に論文の書き方のセミナーを大学でも開いていますし、この頃は無料のウェブセミナーを開いています。

 もう一つの論文は大手の別の業者に頼んだのですが、少々割高だなという印象でした。あまり英文を直されていなかったのは知り合いが内容のチェックをして良くなったせいもあるかと捉えていました。

 昨日、レビジョン原稿を修正して、念のためここの業者に見積もりをしてもらったところ、1回目よりも値段が上がっていました。普通、修正原稿は、直した部分を見るものなのですが、オプションのサービスをつけていなかったから、もう一度最初から見るという返答でした。HPからやり直そうにもできないので、メールで問い合わせてみたのですが、同じ返答でした。

 サービスが通り一辺倒で融通が効かない。もう二度とこんな業者に頼みません。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧